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幼児が過ごすのに快適な冬の室温は?室温の調整方法と注意点

幼児が過ごすのに快適な冬の室温は?室温の調整方法と注意点

冬になると体温の低下や乾燥により、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。特に幼児は免疫機能が低く感染症にかかりやすい季節といえます。なるべく元気に冬を乗り切りたいですよね。そこで、幼児が過ごすのに快適な室温や、室温の調整方法、注意点をご紹介します。

幼児の体温調節の特徴と快適な冬の室温とは

幼児の体温は周りの温度に左右されやすい

幼児はもともと免疫機能が低く、体温調節の機能もまだまだ未熟です。室温が上がれば体温も上昇し、室温が低ければ、直接体温の低下につながってしまいます。

そして、体温が低下するとさらに免疫機能が低下し、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなってしまいます。冬に感染症にかかりやすいのは、体温低下による免疫機能の低下と乾燥によるウイルスの活性化が主な要因なのです。

特に 幼児の体温は周りの温度に左右されやすいので、適切な室温を維持して体温低下を予防したいところです。そのためには、幼児の様子をよく観察し、体に直接触れることが大切です。寒そうに体を震わせていたり、手足の先が冷たくなったりしていないかをよく確認するようにしましょう。

体温調節機能が発達するまで室温管理が必要

体温調節機能が発達するまでは適切な室温管理が必要になります。ママがちょうどよい室温と感じていても、子どもも同じとは限りません。

まずは、現在の室温が何℃か確認できるように、室温計を設置しましょう。こまめに確認することが、室温調整で大事なポイントになります。

室温計を置く位置にも配慮が必要です。一般的に暖かい空気は上に、冷たい空気は下に向かいます。これは暖かい空気は膨張して体積が大きくなり、軽くなるためです。

そのため室温計を設置する際は、なるべく幼児のいる低い位置に室温計を設置するとよいでしょう。背の低い幼児の高さの室温は、ママが感じている室温よりも低い可能性がありますので、幼児の高さに合わせた室温の把握が大切なのです。

幼児に適した冬の室温は20~23℃

幼児にとって、快適に過ごせる冬の室温が何℃くらいかご存知でしょうか?幼児に適した冬の室温は20〜23℃といわれています。

ママはついつい子どもが寒いだろうと思い、室温を上げすぎてしまうことがあるものです。室温が高すぎると子どもが汗をかき、逆に体温を奪われて体を冷やす結果となることがあります。

子どもはよく体を動かしますし、新陳代謝がよいので汗をかきやすいのです。外が寒いからといって、室温を上げすぎるのには注意しましょう。

また、冬の朝や夜は急激に冷え込み、室温が下がる可能性もあります。急激な室温の変化になかなか子どもの体はついてこられません。まずは実際の室温を定期的に確認し、暖房器具などで調整するようにしてくださいね。

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幼児が快適に過ごすための冬の室温の調整法

冬の室温は暖房器具を活用して快適に保とう

ママ一人であれば布団や厚着などの寒さ対策をすれば耐えられる室温であっても、子どもの体温調節機能はまだまだ未熟です。冬の室温は暖房器具を活用して快適に保つよう調整しましょう。

暖房器具はエアコンの暖房機能、ファンヒーター、オイルヒーター、床暖房など色々な器具があります。家の構造や築年数などにより適した暖房器具は異なります。それぞれの家庭にあった暖房器具を選ぶことが大切です。

暖房器具で室温調整するときに注意したいのが、子どもに直接暖房器具の温風が当たらないようにすることです。乾燥やほこりの吸い込みだけでなく、器具によっては火傷をする可能性もあります。

暖房器具は安全で安心な場所で使用するように注意してくださいね。

日中は室温20℃以下にならないように注意

日中は太陽熱もあり冬であっても暖房器具を使わずに快適に過ごせる日もあるでしょう。朝に一度暖房器具などで室温を暖めると、外気温も上がってきますので暖房器具を使わなくても室温を維持できる時間帯がたくさんあるはずです。

また、日中ママは掃除をしたり、家事をしたりして体を動かすことで寒さを感じずに過ごしているかもしれません。

しかし、夕方になるにつれ外気温も下がってきて、暖房器具を使わずにいると気が付いたときには室温が20℃を下回っていることがあるものです。

室温が下がっていることに気が付かず、子どもの体温が下がっていることもありえます。こまめに室温計を確認することで、室温低下していないかを確認しましょう。

夜間は暖房使用が必須!服装と布団で調整を

冬の夜は室温が急激に低下します。暖房器具を使用しなければ外気温と同じくらいまで室温低下し、体温調節機能の未熟な幼児には危険です。無理せず暖房器具を使用しましょう。

外気温と室温の差が激し過ぎると結露などの原因にもなりますので、暖房器具と合わせて服装と布団で調整するとさらに効果的です。

冬の夜はお風呂上りに体温が上がっても、時間が経つと寒くなってしまうことがあります。パジャマ姿で快適な室温になるよう暖房で調整したいところです。

また、室内であっても部屋によって寒暖差が激しいことも考えられます。いざ寝ようと寝室にいったところ寝室が寒すぎるということもあります。部屋ごとの室温調整や、カーディガンなどの着脱で調整すると効果的ですよ。
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