幼児が過ごすのに快適な冬の室温は?室温の調整方法と注意点
冬に幼児と過ごす室内環境の整え方と注意点
幼児が過ごす部屋には温・湿度計を設置する
ここで、温度と同時に湿度も確認できる温・湿度計であるとさらに効果的です。温度が快適な室温を示していても、快適な湿度でなければ幼児にはよくありあせん。
湿度が低ければ乾燥してウイルスや細菌が活発になりますし、敏感な幼児の肌は乾燥でカサカサになることがあります。湿度が高すぎれば、ジメジメして結露やカビの原因となったり、あせもなどの肌あれの原因となったりします。
特に冬場は温度だけでなく湿度が低くなりやすいので、温・湿度計を設置して定期的に確認するようにしましょう。
暖房を使用するときは部屋の乾燥に注意
乾燥することでウイルスや細菌の繁殖が活発になりますので、湿度管理をするようにしましょう。湿度は50%以上になるように湿度計をみながら調整すると、快適な室内を維持することができます。
湿度を上げる方法としては加湿器を使用したり、濡れた洗濯物を室内に干したりすることがおすすめです。特に幼児の長くいる部屋で幼児の近くが乾燥しないように、加湿器を置く場所にも気を配ることも大切です。
また、オイルヒーターなど室内が乾燥しにくい暖房器具もありますので、家の環境に合った暖房器具を選択するようにしましょう。
寒い日でも部屋の換気は必ず行う
湿度が上がると外気との差で結露しやすくなります。結露はカビの発生の原因となるだけでなく、クロスを傷める原因にもなりますので注意が必要です。
また、室内の空気の中には見えないほこりやダニの死がいなども浮遊しています。人の呼吸でも室内の空気は汚れていくのです。
汚れた空気は換気をすることで改善できます。寒い日でもなるべく二つ以上の窓を5~10分程度開けて換気するようにしましょう。一時的には室温を下げてしまいますが、寒い日でも部屋の換気は必ず行うようにしてくださいね。
まとめ
まずは温・湿度計を設置して、室温と湿度が適正かをこまめに確認することから始めましょう。次に快適な室温となる20~23℃くらいになるよう暖房器具を使って調整してくださいね。
また、冬場の乾燥も幼児には大敵です。室温だけでなく湿度にも気を配ると快適な室内を維持することができます。風邪などの感染症になるべくかからないよう、快適な室内環境となるよう工夫しましょう。