子どもにも安心のルイボスティー!飲むときの注意点や楽しむ方法
ルイボスティーはスーパーやコンビニなど多くのお店で見かけるようになりましたよね。ルイボスティーを飲んでいるママも多いでしょう。「健康にもよさそうだし子どもにもどうかな?」と思いませんか。ただ、子どもが飲んでよいものなのかが気になりますよね。ここでは、子どもとルイボスティーを楽しむ方法をご紹介します。
ルイボスティーとはどんな飲み物?
ミネラルが豊富な「奇跡のお茶」
ルイボスティーに含まれているミネラルはマグネシウムやカルシウム、カリウム、亜鉛、鉄などです。骨や歯の形成を促進する、血管や神経の機能を正常に保つ、新陳代謝を促進して体を温めるなどが期待できる栄養素が含まれています。なかなか摂取しにくい鉄分が含まれているので、貧血ぎみの方や妊娠中、授乳中のママにもおすすめです。
お茶を飲むだけでこんなに様々な栄養素が得られるなんて、確かに奇跡と呼ばれるだけのことはありますよね。
小さな子にも安心なノンカフェイン飲料
カフェインがコーヒーや紅茶に含まれているのはよく知られていますが、どこの家庭にもあるような緑茶やほうじ茶にも、コーヒーの半分ぐらいの量のカフェインが含まれています。ルイボスティーは麦茶と同じノンカフェイン飲料です。安心して子どもと一緒に飲むことができますよ。
妊娠中や授乳中でカフェインを気にしているママも安心して飲めるのが嬉しいですね。
苦み成分のタンニンが少なくて飲みやすい
大人は程よい苦みのある飲み物がおいしいと感じることもありますよね。しかし、子どもは苦みのある飲み物を嫌がることが多いでしょう。
ルイボスティーに含まれるタンニンの量は100mlあたり0~10mgと、麦茶とほとんど同じ量です。紅茶やウーロン茶には100mlあたり30mg以上含まれていますので、比べてみるとタンニンが少ないということが分かりますね。
ルイボスティーを飲める年齢や注意点
生後1カ月を過ぎれば飲んでも問題はない
ただ、生まれたばかりの赤ちゃんは消化器官が発達していませんので、ベビー用品売場で販売されているベビー用のお茶のように生後1カ月を過ぎてからがよいでしょう。
ルイボスティーに多く含まれるフラボノイドは身体を温めるといわれますので、産後の冷え性に悩まされているママにもおすすめです。お風呂上がりや寝起きなど、赤ちゃんに母乳やミルク以外でちょっとした水分補給をさせたいときに、ママも一緒にルイボスティーを楽しみましょう。
子どもが下痢になったら飲むのを中止して
子どもも安心して飲める、健康によい飲み物とはいっても飲み過ぎはよくありませんね。子どもが下痢になったら飲むのを中止しましょう。消化器官が発達してくる離乳食を始めた時期を目安にルイボスティーを与えているママもいるようです。
下痢とは反対に、子どもの便秘に悩まされている場合は、ルイボスティーに含まれるミネラルや食物繊維の力がうまく働けばお腹の調子がよくなる可能性もあります。子どもの体調を見て飲む分量を考えるとよいですね。
はじめのうちは水で薄めて少量ずつあげよう
ルイボスティーをどのぐらい薄めるかについてですが、はじめはルイボスティーと水の割合を1:2ぐらいにしてみてくださいね。それでも心配な場合はもっと薄くなるように1:3や1:4などの割合でも大丈夫です。
水は冷た過ぎるとお腹を冷やしてしまうので、水道水を一度沸騰させたものを冷ましてから作るとよいでしょう。作り置きは菌が繁殖する可能性があります。作った日のうちに飲むようにしてくださいね。