新生児を迎えるために準備すること。必要なものや準備の注意点
退院時用の肌着と衣服
退院するときの肌着とベビー服は必ず準備しましょう。夏場であれば、肌着は短肌着1枚と、薄めのコットンなどの優しい肌触りのカバーオールがおすすめです。冬場は、赤ちゃんが外の寒さで風邪をひかないように、肌着は短肌着の上に長肌着を着せてから、厚めの生地のカバーオールを着せてあげましょう。
退院するときにセレモニードレスを着せてあげるのも、赤ちゃんの記念になってよいですよね。セレモニードレスも季節によって生地が違うので、季節に合ったドレスを着せてあげましょう。
赤ちゃんに必要なものリスト【退院後】
赤ちゃん用の安全な爪切り
赤ちゃんは眠たくなると自分の顔をこすったりするので、爪が伸びているとすぐに顔が傷ついてしまいます。爪の引っかき傷は痛いですし、なかなか治らないのでかわいそうですよね。赤ちゃんが自分で引っかいてしまって、顔を傷つけてしまわないように、こまめに爪が伸びていないかチェックしましょう。
足の爪も「気づいたら割れてしまっていた」ということもあるので、赤ちゃんが寝ている間に手と足の爪を見てみるとよいですね。
ベビーバスや沐浴グッズ
ベビーバスは、空気を入れるビニールタイプや、プラスチックタイプの物など種類が様々です。「ベビーバスの収納に困る」という方は、ビニールタイプの物を選ぶとコンパクトに収納できます。
沐浴グッズは、ベビーシャンプーか石鹸、ガーゼ、大判バスタオル、ベビー保湿ミルク又はベビーオイル、綿棒を用意する必要があります。その他にも、お風呂の中で遊べるおもちゃや、ママが1人でお風呂に入れる方は、ベビーバスチェアやマットがあると便利ですよ。
最近では、赤ちゃん用のバスローブなどの便利グッズも数多く売られていますよね。
ベビーベッドやおもちゃ
ベビーベッドの中には、収納が付いているタイプの物や、赤ちゃんが大きくなり使わなくなったときに、簡単に折りたためる物なども売られています。また、「家にベビーベッドを置く場所が無い」という方におすすめの、簡易的な箱タイプのベビーベッドもありますよ。箱タイプのベビーベッドは、コンパクトなので持ち運びが簡単です。旅行のときに持って行ったり、寝室からリビングに移動するときに持ち運んだりと、様々な場面で使えそうですね。
生後間もない赤ちゃんはまだ視力が弱いため、音楽が流れたり、振ると音が鳴ったりするような物がおすすめですよ。
ママに必要なものリスト【入院時】
産褥期用の悪露用生理用品
出産してからは子宮に残っている胎盤が少しずつ出てくる可能性があったり、出血が収まっていない状態だったりするので、生理用品を付けておいた方がよいでしょう。出血の量は人それぞれ違うため、夜用や多い日用の生理用ナプキンだと安心です。
友人Cさんに聞いてみると、出血以外にも産後は骨盤が開いている状態で力が入らず、トイレを我慢するのが大変で少し間に合わないときもあったそうです。そのときに生理用品をつけていることで、ナプキンでカバーできてよかったと話してくれました。
前開きボタンのパジャマ
前開きではないパジャマだと、ママが服をめくって授乳しなければいけません。入院中はおっぱいの状態も不安定ですし、まだママも赤ちゃんに授乳し慣れていないので、助産師さんに教えてもらうことも多いと思います。そのときに、前開きのパジャマだと助産師さんが、おっぱいの状態を見やすく、ママに授乳の仕方を教えやすいです。
また、ママも赤ちゃんを両手でしっかり抱っこできるので、赤ちゃんの体制も安定しますよね。
産褥ショーツか通常のサニタリーショーツ
産褥ショーツは、ナプキンを付ける部分にマジックが付いています。産後のママの体は、腰やお腹が痛かったり、疲れていたりと、普段の様に動きづらいことがあります。そのときに、産褥ショーツだと、トイレでナプキンを交換するときも簡単で、やりやすいですよ。
サニタリーショーツの場合は、出産に関係無く使い続けられるの所が、よいですよね。