聞き上手が長所のママになりたい!子どもへの効果や心がけたいこと
「子どもの話をしっかり聞けるようになりたい」「聞き上手になりたい」など、どうしたら聞き上手になれるのか知りたいママもいますよね。ママが聞き上手だと、子どもにも様々なメリットがあるといわれていますよ。ここでは、聞き上手なママになるにはどうすればよいのかを見ていきましょう。
ママが聞き上手だと子どもにもメリットが
自分を認めてもらえたと感じる
子どもはママに自分の話をちゃんと聞いてもらえるだけで自分を認めてもらえたと実感でき、自己肯定感や安心感を持てるようになります。パパやママとたくさん話をしている子どもは自然とコミュニケーション能力が育まれるため、思いやりを持って色々な人と交流していけるでしょう。
子どもの話を聞くことは、心の成長に欠かせないものなのですね。
問題を整理して自分で考える力がつく
子どもが自分の力で問題を整理できるように「うんうん、ゆっくり話そうね」「どうしたのかな?ママに話してみて」と子どもが考えて話せるように言葉を待ちましょう。ママがゆったりとした気持ちで話を聞くと、子どもは焦らずに言いたいことを整理できます。
自分で考えて会話をすることは、自立心の成長にもつながりますよ。
ママやパパとの信頼関係ができる
最近は共働き家庭が増えた影響で、家族間のコミュニケーションが不足しがちであるといわれています。少しの時間でも子どもの話をじっくり聞き親子で会話をしたり、スキンシップを取ったりする時間を作りましょう。子どもが小さなころから親子の信頼関係を築けていると、成長してからも心の悩みを素直に打ち明けてくれるかもしれませんよ。
親子のふれあいで社会性やコミュニケーション能力が身につくため、集団生活に入ったときも色々な人と交流を持って楽しんでいけるでしょう。
聞き上手を長所にするために心がけたいこと
子どもの気持ちを受け止めるオウム返し
オウム返しとは「◯◯が面白かったんだよ」と言う子どもの話に「そうなんだ。面白かったんだ」と言葉の一部分をオウムのように返すことです。同じように返されると「ママは私の気持ちを分かってくれている」と共感してくれたように思えるため、相手は話すのが心地よくなりますよ。
聞き上手なママに話を聞いてもらっている子どもは、親子での会話が増えて自分の気持ちを言葉にする力をどんどん身につけていきます。オウム返しは子どもだけでなく、パパや友だちにも活用できますね。
うなずきと適度な相づち
あまりにも仕草や相づちが大げさだと「バカにしているの?」「ふざけてるでしょう」などと、相手を怒らせる原因になる可能性があります。うなずきや相づちは相手の話の腰を折らないように、適度な間隔でするように心がけたいですね。
「適度に相づちを打つのが難しい」と悩むママもいますが、意識して練習を重ねると上手になっていきますよ。
落ち着いて聞けないときはきちんと断る
子どもの話を落ち着いて聞けない場合は、きちんと話を聞けないと断ることが大切です。適当に「何?」と中途半端に聞くと、集中して聞いてくれないママに子どもが不満を感じる可能性がありますよ。
きちんと断る場合は「あとにして」と言うだけでなく「料理を作ったら話を聞くから待っててね」「洗濯物を干してからゆっくり話そう」など、後で話を聞く時間を作ると伝えるようにしましょう。今は無理でも後で話を聞いてくれると伝えることで、子どもは安心して待てるでしょう。
聞き上手なママがやらないNG行動
ほかのことをしながら話を聞く
悩みごとなど、何か大事な話をするときはお互いに向かい合って真剣に話を聞いてもらいたいですよね。目を見て話すことで言葉だけでなく表情でも相手の気持ちを理解しやすいため、より相手の気持ちに寄り添って話を聞けるでしょう。
自分が話すときにどう聞いてもらいたいかを相手の立場になって常に考えていると、ほかのことをしながら話を聞くのはマナーが悪いと気づけますよね。