育児で悩んだら電話相談!相談窓口のメリットや注意点を知ろう
育児中の悩みをだれかに相談して、少しでも解決したいと思うことはありませんか。でも、相談する相手がいない、だれにどうやって相談すればよいのか分からないというママも多いでしょう。そんな悩みを解決できるのが電話相談窓口です。相談内容や知りたい情報などに合わせて利用してみましょう。
目次
- ママたちが電話相談したいのはこんなとき
- 周りに相談できる相手がいないとき
- 離乳食のことなど専門的な相談がしたいとき
- 夜でも時間を気にせずすぐに相談したいとき
- 電話で育児の相談をするメリットと注意点
- 匿名で相談できるなどメリットがたくさん
- 相談する前後に内容を書きとめておくと便利
- 相談員と合わないこともあると知っておこう
- 無料で利用できる育児の電話相談窓口3カ所
- 相談相手は保育のプロ「ママさん110番」
- 森永乳業が運営する「エンゼル110番」
- それぞれの自治体の相談窓口も利用できる
- 育児に限らずなんでも相談できる窓口もある
- 24時間相談OK「よりそいホットライン」
- ノイローゼ気味のときは「いのちの電話」
- 日本助産師会でも週に1回電話相談ができる
- 知っていると便利!専門的なことの相談窓口
- 食に関することは「明治赤ちゃん相談室」へ
- 子どもの病気やケガは「小児救急相談」
- 虐待かもと思ったら児童相談所に電話しよう
- まとめ
ママたちが電話相談したいのはこんなとき
周りに相談できる相手がいないとき
結婚後も地元に住んでいて、近くにいる家族や友達などの相談相手がいるママもいるかもしれませんが、地元を離れていたり、近所にママ友がいなかったりして、相談できる相手がいないママもたくさんいますよね。相談相手がいないと思うだけで、今はなにか悩みがなかったとしても不安になることでしょう。
ほかにも、親とはあまり仲よくなくて相談しづらいときや、友達はいるけど育児の経験のない友達ばかりで相談できないときなどにも、電話相談が役立ちますよ。周りに相談できる相手がいないからといって不安にならないでくださいね。
離乳食のことなど専門的な相談がしたいとき
たとえば「だいたい、いつごろから離乳食をはじめればよいの?」「10倍粥って聞くけどどのぐらいの固さなんだろう」「離乳食に取り入れるとよい食材はなに?」など、はじめてみると知らないことがたくさんありますよね。
赤ちゃんの健康のためにも、離乳食の正しい知識があると、スムーズにはじめて進めていくことができます。離乳食についての詳しい情報を教えてもらったり、不安な気持ちを相談したりしたいときの電話相談もありますよ。
夜でも時間を気にせずすぐに相談したいとき
たとえば、夜遅くに子どもが急に体調不良になりどうすればよいのか分からないとき、だれかに相談したいけど「かかりつけの病院はもう閉まっているな」「救急車を呼ぶほどのことでもないだろうし」というときもあるでしょう。そんな、夜困ったときにも電話相談で解決できますよ。
ほかにも、相談したいことはあるけど、仕事や家事が終わってからでないと、電話する時間を確保できなくて、夜遅くなってしまうというママも多いですよね。
24時間受け付けしている電話相談もありますので、夜でも安心して電話相談で、悩みや不安を解消してください。
電話で育児の相談をするメリットと注意点
匿名で相談できるなどメリットがたくさん
家族や友達などは、自分や子どものことを知っているからこそ相談できることもありますが、悩みを知られることで、心配をかけてしまうのではないかと、相談できないママもいるかもしれませんね。
電話相談の相談員は、多くの知識がありますし、さまざまな相談を受けた経験のある専門家です。一人ひとりの相談をしっかりと聞いてくれて、安心できる意見をくれたり、役立つ助言をしてくれたりします。
相談する前後に内容を書きとめておくと便利
「子どもの夜泣き」「授乳」「子どもへのイライラ」など、おおまかにメモするだけでもよいので、自分が分かるようにしておいてください。頭のなかで考えていることを人に伝えるのは案外むずかしいですし、メモを見ながら電話しているほうが落ち着きますよ。
相談で得られた意見や情報も、相談が終わったあとにメモしておくとよいでしょう。メモをしておくことで、今後また同じようなことで悩んだり不安に感じたりしたときに、読み返すことができます。
相談員と合わないこともあると知っておこう
相談員は助産師や保育士、栄養士、社会福祉士などの専門家が多く、相談の経験も豊富なのですが、相談員と合わないこともあると知っておいてください。
たとえば、深刻に悩んでいることを相談しているのに、あまり親身になって聞いてくれなかったり、相談して参考になるアドバイスをもらいたかったのに、見当はずれのことをいわれたりすることもあります。
相談員にもいろいろな考え方や話し方の人がいますし、話の受け止め方は人それぞれ違いますので、あまり期待しすぎず、相性が悪ければ、また別の窓口で相談してみるとよいですよ。
無料で利用できる育児の電話相談窓口3カ所
相談相手は保育のプロ「ママさん110番」
日本保育協会は、保育に関するさまざまな問題についての調査研究、質の高い保育士の育成、保育園に対する情報提供活動、保育実践書の出版など、民間保育園と協力して、保育の発展や充実に関わる活動を行っている保育のプロです。
相談には、保健師や小児科医などの専門家が相談に応じてくれますので安心してください。「子どもの体重が最近あまり増えないので心配」「赤ちゃんの目によく目やにが溜まる」など、専門的な知識が必要な相談でも正しい意見を聞くことができます。
相談時間 月・火・水・木・金 10:00~16:00
電話番号 03-3222-2120