B型ベビーカーは何歳から使える？対象年齢や使用上の注意点を知ろう

2019,6,11 更新

お下がりや下の子に使う場合は寿命に注意

実はベビーカーには「寿命」があります。次の子にお下がりを使ったり、知り合いが使わなくなったベビーカーを譲ってもらったりするときはチェックしてみましょう。ベビーカー安全協議会によると、ベビーカーの寿命は「新規購入時から使用対象月齢期間まで」とされています。

たとえば、
・生後1カ月～36カ月まで使用できるA型ベビーカーなら「寿命3年」
・生後7カ月～36カ月まで使用できるB型ベビーカーなら「寿命2.4年」
長期ユースのベビーカーも含めると平均寿命は3～4年程度となります。

ベビーカーの長期使用は部品の劣化やがたつき、破損が起こる可能性もあるものです。そのため寿命に注意するとともに、日頃から本体のメンテナンスをすることが大切ですよ。

SGマークがあるものは安全性も保証

ベビーカーを選ぶときには、日本独自の安全基準に基づいた「SGマーク」があるかどうか確認することもポイントです。これがあるベビーカーは、（一財）製品安全協会の「ベビーカーのSG基準」を満たしており安全性が高いことを表しています。

また厳しい安全基準を満たしているだけでなく、万が一製品に欠陥がありそれによって人身事故が起きた場合、最高1億円の賠償措置を実施してくれる保証も設けられているのです。そのため、SGマークがあるものを選ぶと安心ですよ。

このほかにも、安全に使用するために「ベルトの着用」「荷物のかけ過ぎなどによるベビーカーの転倒」「開閉時の指挟み」などにも注意して、焦らず時間にゆとりをもってお出かけができるとよいですね。

まとめ

B型ベビーカーは軽くてコンパクトに折りたたむことができ、小さな子どもとのお出かけに便利なアイテムです。種類も豊富でメーカーによってそれぞれ違いがありますが、よく交通機関を利用するなど折りたたむ機会が多い場合は、片手でたためる物や本体の重さが3kg前後の物を選ぶと便利ですよ。

ベビーカーは子どもを乗せる物なので、デザインだけでなく安全面にも十分配慮して選んでくださいね。子どもの乗り心地がよくママにとっても使い勝手がよいベビーカーなら、親子のお出かけがより一層楽しいものになるでしょう。