妊娠中の赤ちゃん返りが大変!産前産後に試したい方法を知ろう
2人目の妊娠を喜んだのもつかの間、上の子の赤ちゃん返りに困っているママはいませんか?突然赤ちゃん返りをした上の子の行動や態度に、イライラするママも多いでしょう。ここでは、妊娠中や出産後に赤ちゃん返りをした上の子への対応のしかたや、ママのストレス発散方法などをご紹介します。
赤ちゃん返りの特徴と妊娠中の対応方法
赤ちゃん返りで出てくる行動とは
・ママにべったりで離れようとしない
・「ママじゃないと嫌」と、パパや祖父母にお世話されるのを嫌がる
・夜泣きや寝ぐずりが再開した
・おっぱいを欲しがるようになった
・ささいなことで癇癪を起こす
・抱っこを何度もせがむ
・ちょっとしたことで泣いたり、怒ったりする
・自分でできていたもの(着替えや食事など)を、やろうとしなくなる
上記のように、子どもによって様々な行動がみられるようです。
抱っこができなくてもほかの愛情表現をする
上の子がまだ小さいと、赤ちゃん返りの影響もあり「ママ抱っこ」と言って甘えてくることも多いでしょう。しかし「抱っこはできない」と断ってしまうと、上の子の赤ちゃん返りがかえってひどくなる可能性があるので注意が必要です。
抱っこはできなくても、ハグや一緒にお風呂に入る、隣で寝る、手をつなぐなど、愛情表現の仕方はたくさんありますよね。子どもに愛情が伝わるように「大好きだよ」とたくさん伝えましょう。
下の子が産まれることを説明する
今まで抱いていた不安を解消し赤ちゃんに会える日を楽しみにできるように、上の子に赤ちゃんが生まれてくることを分かりやすく説明しましょう。「ママは今お腹の中に赤ちゃんがいるの。でもあなたのことが大好きだからね」「赤ちゃんが産まれたら、ママと一緒にお世話をしてみようね」など、分かりやすく説明すると少しずつ理解してくれるはずです。
絵本などを活用して分かりやすく説明するのもおすすめですよ。
産後も続く赤ちゃん返りへの対応は様々
上の子を優先で生活をする
産後は赤ちゃんのお世話で忙しいとは思いますが、上の子を優先して生活をしてみませんか?上の子がまだ小さな場合はおむつ交換や着替えなど、なんでも上の子から先にお世話をしましょう。上の子を優先することで「自分が一番なんだ」「赤ちゃんが産まれてもママを取られなかった」と安心し、赤ちゃん返りが自然と治まってきますよ。
ママの愛情を感じることができた上の子は心に余裕が生まれ、赤ちゃんに対しても優しく対応してくれるようになるでしょう。
赤ちゃんのお世話を手伝ってもらう
しかし「赤ちゃんにママを取られた」と感じている上の子は、どんどん寂しさが募って泣いたり怒ったりを繰り返してしまいます。赤ちゃんのお世話もしながら上の子に寂しい思いをさせないようにするには、赤ちゃんのお世話を手伝ってもらうのがよいですよ。
例えば、おしり拭きシートを袋から出してもらったり、丸めたおむつをゴミ箱に捨ててもらったりなど、簡単にできることをお願いしてみましょう。上の子はママのお手伝いができたことで満足して、寂しい気持が和らぎますよ。
お兄ちゃんお姉ちゃん扱いはしないこと
しかし、下の子が産まれたからといって急に「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」に成長できるわけではありませんよね。上の子もまだママに甘えたい、構ってもらいたい小さな子どもです。そういった言葉をかけられて我慢ばかりさせていると、下の子のことを嫌いになってしまうかもしれません。
また、本音を言いづらくなる可能性もあります。下の子に比べて自分でできることや理解できることが多くはありますが、同じように気にかけて向き合うことが大切です。「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」という呼び方をしないようにするというのも一つの手ですよ。