転がるおもちゃは赤ちゃんの知育玩具!メリットや選び方を紹介
数あるおもちゃの中で、どのおもちゃを赤ちゃんに買ってあげようか迷いますよね。そんなママにおすすめなのが、転がるおもちゃです。ころころ転がるおもちゃは楽しいだけでなく、なんと知育玩具でもあるのです。ここでは転がるおもちゃで遊ぶメリットや選び方を紹介します。
目次
転がるおもちゃのメリットはなに?
つかんで離す動作は指先の器用さにつながる
ぱっと手を開くとおもちゃは落ちて転がります。手で握る、手を開く、単純な動作ですが、それだけでおもちゃが動くので、赤ちゃんはおもしろくなります。夢中になって遊んでいるうちに、握る、離すの動作が何度も繰り返されています。
赤ちゃんのころはそれほど指先は器用ではありません。ものをつかんだり離したりして遊んでいるうちに、自然に手や指の力がつき、動きもなめらかになってきます。手を動かすことは脳の発達にもつながりますから、手を使うおもちゃは赤ちゃんの知育玩具ともいえるのです。
「追視する」機能を遊びで発達させてくれる
大好きなおもちゃを見失わないように見続けることで、自然にものを追視する力が育ちます。この追視する力は、様々な能力を発達させます。
その一つに本を読む力があります。文章を読むには上から下に、左から右にと文字を目で追いますね。文字を追う力がある子は、本を読むのが得意になるでしょう。
サッカー遊びで、ボールをしっかり見続けている子と、見ずに好きに走っている子がいますよね。ボールを見ている子はゲームの流れを予測し、自分がどう動けばよいのかわかるようになります。遊びを楽しむことができ、集中力もついていくのです。
赤ちゃんの好きな「繰り返し動作」ができる
例えば、玉が下に転がっていくようすを楽しむ「スロープトイ」は、毎回同じように玉がスロープを転がっていくだけなのですが、赤ちゃんにとってはおもしろくて、何度も玉を転がそうとします。
大人にとっては当然な玉が転がるという現象ですが、赤ちゃんにとっては新鮮で、観察したくなるのでしょう。これは実験や研究と似ていますよね。同じような作業を繰り返して観察することで、新しい発見ができます。赤ちゃんはおもちゃで繰り返し遊ぶことで、観察する力を養っているのです。
転がるおもちゃの選び方を知ろう
安全基準の「STマーク」があるかどうか
これは日本で販売されるおもちゃの安全性を高めるために、1971年に定められた制度により表示するようになったマークです。機械的安全性、可燃安全性、化学的安全性をチェックし、深く安全について考えられていると認められたおもちゃにだけ表示されます。
検査内容の一つに、玉の大きさチェックもあります。3歳未満の子どもが飲み込んでしまう可能性のあるサイズの玉は危険だとみなされ、直径44.5mm以下の玉があるおもちゃにはSTマークはつけられません。
STマークのついているおもちゃを選ぶことで、赤ちゃんを危険から遠ざけることができるのですね。
口に入らないサイズのおもちゃを選ぶ
上にも書いたように、赤ちゃんが間違って飲み込んでしまう大きさのおもちゃは、安全だと認められません。ママも自分の目で判断して、危険だと思うおもちゃは渡さないようにしましょう。車のおもちゃでも、小さな部品が外れるようなおもちゃは、赤ちゃんが飲み込んでしまう危険があります。渡す前に必ずチェックしましょう。
大きさだけでなく、素材や色にも気をつけます。紙は口に入れたら溶けて食べてしまう可能性が高いですし、色が剥げて口に入ってしまうような積み木もよくないですね。赤ちゃんは何でも口に入れるということを前提にして、おもちゃを選びましょう。
長く使えるシンプルなデザインを選ぶ
赤ちゃんだから可愛らしい絵がついたおもちゃもよいですが、シンプルで飽きのこないデザインのおもちゃを選ぶことも、長く使うためのコツです。木製のおもちゃは、シンプルなデザインのものが多く、木のぬくもりが感じられるので、遊ばなくなってもインテリアとして思い出と一緒に部屋に飾れますよ。
適度な重みのある木製おもちゃは、赤ちゃんの手の力をつけるにもよいですし、プラスチックのように冷たくなく、自然の温かみを知ることができます。手からの知育におすすめですよ。
赤ちゃんにぴったりな転がるおもちゃ3選
「くもんのくるくるチャイム」は見飽きない
くもんは「乳幼児から楽しく遊びながら学べる知育玩具」を作っていて、日本全国に公文式教室も開いていますね。子どものころに公文式教室に通っていたり、くもんのジグソーパズルをしたりしたママもいるでしょう。
知育を考えているくもんだけあって、作るおもちゃもよく考えられています。ボールを握って穴に入れて、手を離して、くるくる回るのを観察して、音が出る。赤ちゃんが楽しみながら手を使って、観察しながら遊べるようになっています。ボールをしまう収納場所があるのも、ママにとって嬉しいですね。