泣く子どもを無視してしまったら?フォローの方法や上手な接し方
ママは心にゆとりを持つようにしよう
子どもへの愛おしい気持ちを思い出してみる
たとえば、子どもが生まれてからの写真を見直してみると「もうこんなに大きくなったのね」と微笑ましい気持ちになり、子どもへの愛おしい気持ちが沸きあがってくるかもしれません。
子どもが過去に作った工作やお絵かきを眺めて気持ちを和ませるのもよいでしょう。知人は育児に疲れると、子どもが書いた「ママ、だいすき」の文字を見て元気をチャージしているようですよ。
このように、育児の疲れは子どもに癒してもらうのも一つの案です。
ときにはひとり時間で気分転換をしよう
これではママの心が疲れて気持ちにゆとりがなくなるのも当然です。ときにはひとり時間を作って、気分転換をするのも大切ですよ。パパや実家に子どもを預けるのもよいですし、一時保育を利用するのも一案です。
ひとり時間を過ごす間は、家事や子どもの用事をするのではなくママ自身のために時間を使うことも重要です。ママのための時間を作って、定期的に気分転換をしてくださいね。
自分で自分を上手に甘やかす術を身につけるのも、ママには必要です。
子どもに対し大らかな気持ちで接する
真面目に一生懸命頑張っているママほど、自分を追い詰めてしまいがちです。最近心身ともに疲れてるなと感じたら、少し手を抜いてみましょう。
子どもが部屋を散らかしているのを見るとため息をついて叱りたくなりますが、「片づけてもまた散らかるし、このままにしておこう」と、ときには片目をつぶって大らかな気持ちになるのも大切です。
子どもは親とは違う人格を持った人間なので、必ずしもママの思いどおりになるとは限りません。あまり目くじらを立てずに大らかな気持ちを保つようにしてみましょう。
泣く子どもへの上手な接し方を知ろう
抱きしめながら子どもの気持ちを代弁しよう
すると、子どもはもっと泣きわめいて気持ちをわかってもらおうとするのです。ですからママは気持ちを受け止めるために、「もっと遊びたかったんだよね」などと、子どもを抱きしめながら気持ちを代弁してあげましょう。
それには、子どもがわがままで困るという気持ちから、自我が芽生える時期と考えられるとよいですね。子どもの気持ちに共感し、抱きしめて「受け止めているよ」という言葉以外のメッセージを伝えれば、子どもはママにわかってもらえたと安心して落ち着くことが多いですよ。
安全を確保して落ち着くまで見守ろう
注意することは、かんしゃくの原因になったものが視界に入らないように、別の場所に移動したり、それをしまったりすることです。食べたかったお菓子や観たかった動画が再生できるパソコンが目に入れば、子どもに限らず気になりますよね。
子どもを押入れに入れたり部屋に1人残したりする罰を与えるようなことも、恐怖感や不安を与えてパニックにさせてしまうことがあるので、避けた方がよいですね。難しいこともありますが、冷たく無視するのではなく、子どもを見守り、落ち着くのを待ちましょう。
日頃から親子のスキンシップを大切にしよう
子どもの話をよく聞く、くすぐったり頭を撫でたりするなど、親子で「キャッキャッ」と笑い合える時間を持てるとよいですよね。子どもが聞き分けがないとママは小言をいいがちですが、小さいことには目をつぶり、楽しくスキンシップすることを心がけてみましょう。
一見遠回りのように見えるかもしれませんが、心が安定するとかんしゃくが減っていきます。その場の対応だけでなく、日頃から親子の触れ合いを持ち、かんしゃくを起こして泣く子どもの心を満たしてあげられるとよいですね。
まとめ
いろいろな方法を試しても効果がなくて、追い詰められたママは子どもを無視してしまうこともあるかもしれません。けれどその後、誠実に謝り愛していることを伝えれば、子どもの心が傷つくことが少ないのではないでしょうか?
あまり自分を責めたり完璧を求めすぎたりせず、ときどき休みながら大変な時期を乗り切れるとよいですよね。