幼児のお絵かきは楽しい!ユニークな遊び方やアプリとサイトの紹介
幼児の頃からのお絵描きは、表現力だけではなく心の成長にも大きな影響を及ぼします。感性や創造性が培われるのはもちろん、記憶力の発達にも影響する幼児用のお絵描きグッズの種類は多く、楽しみながら遊べます。また、お絵描きアプリやサイトを活用して、親子で楽しんでみてください。
幼児とお絵描きで楽しく遊ぼう
お絵描き遊びの嬉しいメリット
一つ目のメリットは、指先を使うことで脳が刺激され、指先の訓練になることです。お絵描きは、小学校に上がってからの文字の習得にも大きく影響するのですよ。
二つ目のメリットは、創造性が育つことです。自分が描きたいものを形にしていくことでさまざまな工夫が生まれ、言葉では表現できないことをパパやママに伝えることができます。
三つ目のメリットは、豊かな感性が育つことです。幼児がお絵描きをしているときには、視覚や聴覚、触覚などの五感を使っています。観察力が育つとともに、人の心の動きを感じ取る力も豊かになるなど、心の成長にも大きな影響を与えます。
子どもに合った画材の選び方
はじめてお絵描きをするときには、クレヨンがおすすめです。持ちやすく、握る力が弱い子どもでも楽しみながら絵を描くことができます。思いっきり描けるように、大きな画用紙を用意してあげましょう。
塗り絵をしたいときには、色鉛筆がよいでしょう。慣れてくれば、少し細かな塗り絵でも塗れるようになります。クーピーであれば手を汚すことがなく、色鉛筆を使う感覚でお絵描きができます。
小学校に上がってからの子どもには、絵の具にも挑戦させてみてください。筆の太さや色の混ぜ方により表現できる幅がぐんと広がります。少し高度な作業なので、慣れるまでは一緒にお絵描きをしてあげるとよいでしょう。
お絵描き遊びで注意してほしいこと
まず何よりも、安全面です。クレヨンや色鉛筆などは誤って口に入れることが考えられます。また、転んだときに体を傷つけてしまう危険性もあります。ですから、パパやママの目が届くところでお絵描きをさせてあげましょう。
次に、子どもが描いたものを褒めてあげてください。形や色使いがおかしくても、否定しないことです。否定されてしまうと、お絵描きが嫌いな子に育ってしまいます。
そして、子どもが思いきりお絵描きできる環境を整えてあげることです。汚れてもよい服に着替えさせ、大きな模造紙などを用意してあげると、汚れを心配せずに伸び伸びとお絵描きができます。
幼児向けにこんなお絵描き遊びも
黒板やホワイトボードにお絵描き
また、何度でも描いたり消したりすることができてマグネットが使えるタイプが多いので、小学校に上がってからはお絵描きとともに文字や形あわせの勉強にも使うことができます。でも、ペンやチョークを使うので、舐めてしまったりお部屋を汚したりすることが考えられるので気をつけて見守りましょう。
黒板やホワイトボードのデメリットとしては、大きなサイズのものが多く、保管するのに場所をとってしまうことです。また、ペンやチョークの減りが意外と早く、買い換えが必要なのも少し面倒かもしれません。
自由な発想でできるオリジナルのお家づくり
段ボール製の室内ハウスで、2,000円前後とお手頃価格。収納や持ち運びに便利なキャスターケースやシールやクレヨンなどの付属品が充実しているものもあります。安全面も配慮されています。
構造がシンプルで、4枚の壁をつないで屋根をはめ込むだけで組み立てられます。糊やテープを使わずに10分程度で完成できるのが大きな魅力です。ドアや窓もあるので出入りもできます。
どの面にも自分の好きな絵を描くことができるので、自由な発想でオリジナルなお家が完成します。絵と付属のシールを組み合わせることができるのもよいですね。
水で描けるお絵描きボード
握る力が弱い小さな子どもでも簡単に絵を描くことができます。水を使って描くお絵描きボードは安全で、手形や足形を使って遊ぶこともできます。
シートに描かれた絵は乾くと消えてしまうので、何度でも繰り返してお絵描きができます。シートになっているのでとても軽く、折りたためばコンパクトに収納できます。
デメリットは、一度描いた絵は乾くまで時間がかかり、黒板やホワイトボードのように描いたり消したりするのに少し時間がかかることです。
幼児が楽しめるお絵描きアプリやサイト3選
お絵描きアプリ「音が出るお絵かき」
遊び方はとても簡単。アプリをダウンロードするだけです。線の色や形、太さもかわいいアイコンでお気に入りのものをワンタッチで選ぶことができます。また、さまざまな音だけではなく、星型や丸型を使ってお絵描きができるものもあります。
電車の中や公共の施設で音を消したいときにはマナーモードにすれば無音でお絵描きを楽しむこともできます。線の色はレインボーカラーに統一されているので、一つ一つ色を選ぶ必要がありません。