3歳児に適した遊び方を知りたい!子どもの発達を上手に促す方法
子どもの成長に合わせて、遊び方も変化していきますよね。3歳は理解力が増し、運動能力も著しくアップする時期です。今回は、3歳児に適した遊び方や発達を促す方法をご紹介します。また、知能の発達を促すおもちゃや遊びを参考に、子育てに活かしてみてくださいね。
目次
- 3歳児の心身の成長度合いについて知ろう
- 運動能力がアップして手先も器用に
- 好奇心が高まり不思議に思うことが増える
- 一方通行の遊びから共同で遊べるようになる
- 遊びながら3歳児の身体能力を上げる方法
- たくさん身体を動かして運動能力を高めよう
- 足漕ぎバイクなどでバランス感覚を養う
- 折り紙や粘土遊びで指先を器用にしよう
- 3歳児の知能の成長を促す遊び3選
- 「ごっこ遊び」ではママは脇役でサポートを
- 問題解決能力を育てる「知育玩具」
- 集中力や記憶力を養う「パズル」
- 遊びながら成長できるように工夫しよう
- ルールのある遊びは社会性を学べる
- 子どもの世界観を壊さないようにしよう
- パパやママも本気で楽しもう
- まとめ
3歳児の心身の成長度合いについて知ろう
運動能力がアップして手先も器用に
3歳は運動能力が著しくアップする時期です。走るのが速くなる、バランス感覚がよくなるなど、様々な動きが上手にできるようになります。さらに、まだ無駄な動きがあるものの、2歳に比べると動きが滑らかになってきますよ。
また、手先も器用になりハサミを使えるようになる、ボタンを留めることができるようにもなります。ゆっくりではありますが自分でできることが増えてくるので、ママは子どもの「自分でしたい」という気持ちを尊重して、温かく見守っていきましょう。
好奇心が高まり不思議に思うことが増える
ときには「どうしてパパは仕事に行くの?」「なんで月の中にはうさぎがいるの?」など、説明が難しいことを質問されるときがありますよね。このとき、質問したのに答えてもらえないと、せっかく芽生えた好奇心を失ってしまう恐れもあります。
答えに困ることを質問されると面倒に思ってしまうママもいるかもしれませんが、この時期の質問にはなるべく答えるようにしたいですね。分からないことを質問されたときは、一緒に調べてみるのもよいでしょう。
一方通行の遊びから共同で遊べるようになる
2歳までは一方通行の遊びが多いのですが、3歳を過ぎると友だちと共同で遊べるようになります。おもちゃの貸し借りができるようになったり、ブランコやすべり台など遊具を使う順番を守れるようになったりするのもこの時期の発達の特徴ですよ。
友だちと喧嘩になっても、少しずつ我慢できるようになるだけでなく、仲直りの方法も学んでいきます。喧嘩を通して集団生活のルールを学ぶこともできるので、子どもが喧嘩を始めたときはぐっとこらえて見守ってくださいね。子どもたちが気持ちを伝え合う姿に成長を感じますよ。
遊びながら3歳児の身体能力を上げる方法
たくさん身体を動かして運動能力を高めよう
身体能力を上げるためには、やはり身体を動かすことが一番です。天気のよい日は外でたくさん身体を動かして運動能力を高めていきましょう。ボールや縄などの道具は身体全体を使って遊ぶ手助けをしてくれますよ。
3歳児は簡単なルールのある遊びをできるようになるので、鬼ごっこやサッカーなどをしてもよいでしょう。
雨で外に出られなかったり、広いスペースがなかったりするときもありますよね。そんなときは布団でマット運動や座り相撲をするのがおすすめです。室内でも工夫次第で身体を使った遊びをすることができます。親子で楽しんでみてくださいね。
足漕ぎバイクなどでバランス感覚を養う
発達の早い子どもは自転車に乗るのも可能ですが、足漕ぎバイクやキックスケーターの方が自転車より簡単に乗れ、軽量で持ち運びも便利なことから人気を集めています。キックスケーターには様々な種類がありますが、安全面に配慮してブレーキつきのものを選びましょう。
バランス感覚を養っておくと、補助輪なしで自転車に乗れるようになるのも早いといわれています。足漕ぎバイクやキックスケーターでバランス感覚を養えば、スムーズに自転車に移行できるかもしれませんよ。また、意外と体力も使うので、楽しみながら体力アップすることもできますね。
折り紙や粘土遊びで指先を器用にしよう
折り紙は端と端を合わせる、半分に折るなどが難しいですが、指先を器用にするためには効果的な遊びです。また、「きれいに折れるようになりたい」という気持ちからたくさん練習して、自然と指先を器用にしてくれますよ。
指先は使えば使うほど器用になるといわれています。粘土遊びでは様々な形に成形したり、手全体で粘度の感触を楽しんだりすることができます。指先が器用になるにつれて細かい形も作れるようになるでしょう。