就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

3歳児に適した遊び方を知りたい!子どもの発達を上手に促す方法

3歳児に適した遊び方を知りたい!子どもの発達を上手に促す方法

3歳児の知能の成長を促す遊び3選

「ごっこ遊び」ではママは脇役でサポートを

この時期は身体だけでなく、脳の発達を促すことも大切です。ここからは知能の成長を促す遊びをご紹介します。

代表的なものに「ごっこ遊び」があります。子どものころに一度はやったことのあるママも多いですよね。ごっこ遊びは子どもが客観的な目線で物事を考え、自分とは違う存在になりきります。

まず、それぞれが何役になるかを話し合い、必要なおもちゃを用意します。そして、自分の思い描く人物像やお話を表現するために、子どもは試行錯誤します。

しかし、ごっこ遊び初心者の3歳児は、子どもだけでは遊びを成立させることが難しい場合があります。そのため、ママは脇役に徹したり、新しい展開を投げかけたりして遊びを膨らませるサポートをしましょう。

問題解決能力を育てる「知育玩具」

知育玩具は、気になっているママも多いのではないでしょうか。知育玩具には様々な種類のものがあり、木製の積み木を組み合わせてビー玉を転がして遊ぶものや、ブロックのように想像しながら形を組み合わせていくものもあります。知育玩具の多くは年齢に合わせて遊び方が変化するため、小学校入学後も遊び続けることができますよ。

知育玩具は問題解決能力を育みます。子どもはうまくできないときに「どうすれば成功するのか?」と考えます。そしてこの問題を解決するために、失敗を繰り返しながら様々なやり方に挑戦していくのです。

このような経験の中で、問題解決能力だけでなく空間認知能力や諦めない気持ちを育てることができるでしょう。

集中力や記憶力を養う「パズル」

知育おもちゃと聞いて、「パズル」を思い浮かべるママもいますよね。なんとなくでもパズルは、子どもの発達によさそうというイメージを持つママは多いのではないでしょうか?

パズルは集中力や記憶力を育む効果があるといわれています。パズルをしているときは静かな子どもも多いですが、これは子どもが集中している証です。パズルは集中しないと完成させることが難しいため、気づけば集中してパズルに取り組む姿が見られるでしょう。

また、同じパズルを繰り返し行うと「このパーツはこの辺りだったよな」と知らず知らずのうちに記憶していけるようになります。さらに、パズルが完成する達成感を味わうことで、自己肯定感を高められますよ。

遊びながら成長できるように工夫しよう

ルールのある遊びは社会性を学べる

先ほどご紹介したように、3歳になるとルールのある遊びが少しずつ理解してできるようになります。ルールのある遊びはママや友だちとコミュニケーションを取り合い、それぞれがルールに従って遊ばないと楽しめないものなので、自然と社会性が身についていくでしょう。

例えば、鬼ごっこやかくれんぼなどは、鬼を決めるところからスタートしますよね。誰が鬼役をするのかや行ってはいけない場所など、色々なルールをみんなが守らないと楽しく遊ぶのは難しいです。

遊びの中から「みんなで決めた約束を守って楽しもう」「これはダメって言っていたからやめておこう」など、ルールのある遊びをすることで、子どもが自分で考えながら行動を取れるようになりますよ。

子どもの世界観を壊さないようにしよう

子どもと一緒に遊んでいるときに「この設定はちょっとおかしくない?」「子どもの世界が全然理解できない」など、子ども独特の世界観を理解するのが難しいと感じているママも多いのではないでしょうか。

大人になると「おままごとならこのおもちゃで遊べばいいのに」などと、大人の知識の中で遊び方も考えてしまうため、子どもについ「これで遊べば?」「それはちょっと変だよ」など、口出しする方もいるでしょう。

しかし、子ども独特の世界観で自由に遊ぶことは、子どもの想像力や表現力などの発達を促すといわれています。子どもの柔軟な考えを「新しいね。面白い」と思って壊さないようにし、理解できないときは「どうしてこうやって遊ぶの?」と質問してみるとよいですよ。

パパやママも本気で楽しもう

子どもと遊ぶ時間を「しょうがないからつき合おう」「全然楽しくないけれど我慢しよう」などと思いながら過ごしていませんか?口に出していなくても、ママがつまらなさそうな顔をしていたり、興味のない返事をしたりすると、子どもは敏感に察知するものです。

一緒にいるパパやママが楽しそうにしていないと、子どもまで本気で遊ぶことができなくなります。遊びの中から子どもはどんどん成長するので、「たかが遊び」だと思わずパパやママも本気で楽しむようにしましょう。

「楽しみ方が分からない」というときは、パパやママの興味のある遊びをおすすめするのもよいですよ。子どものときに熱中していた遊びなどがあれば、子どもに紹介して一緒に遊ぶと楽しめそうですね。

まとめ

3歳は2歳に比べると様々な動きが滑らかになり、好奇心も高まる時期です。ときには質問攻めを受けることもありますが、ママはなるべく一つ一つ丁寧に答えてくださいね。

心身の成長について把握すると、成長に合った適切な遊びを選べるようになります。天気のよい日は思い切り外で身体を動かし、室内では頭を使う遊びを通して、身体能力や知能を高めていきましょう。

今回ご紹介した遊び方を参考に、親子で色々な遊びを楽しんでくださいね。
37 件

関連記事

この記事のキーワード



人気のキーワード

  • テニ-とテーオ
  • teniteoBRAND