就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

下の子ができたときの上の子のケア!妊娠中から出産後までの対応方法

下の子ができたときの上の子のケア!妊娠中から出産後までの対応方法

2人目や3人目を妊娠中のママや、今後授かりたいと思っているママの中には「下の子ができたときの上の子のケア」について不安を感じる方がいるかもしれません。上の子は弟や妹が生まれることに敏感になり、ママのケアを必要としていますよ。今回は妊娠中から出産後までの上の子への対応方法をご紹介しますね。

ママの妊娠中は上の子をどうケアする?

上の子と2人で過ごせる貴重な時間を最優先

下の子の妊娠は家族にとって幸せなことですよね。家族が増えることで賑やかになりますし、思い出も増えるでしょう。

しかし上の子は、下の子が生まれてからの生活や環境の変化を想像できないのではないでしょうか。もしかするとママでさえ2人分の育児が大変ということくらいしか思い浮かばないかもしれませんね。

生まれたばかりの赤ちゃんはママのお世話なしではいることができないので、必然的に上の子と過ごす時間が減ってしまいます。それならば妊娠中のこのときしかない上の子と2人で過ごす貴重な時間を最優先にしましょう。

一緒に絵本を読んだり、散歩をしたりする何気ない日常も上の子にとってはママとの大切な思い出になるのです。

たくさん抱きしめて愛情表現は積極的に

妊娠中のママのお腹はどんどん大きくなりますよね。上の子はお腹にいる赤ちゃんが楽しみという気持ちとともに、大きくなるママのお腹の変化を見てママの愛情が赤ちゃんに向いているのではないかと不安になる場合があるそうですよ。

そのような場合は積極的な愛情表現をすることで、上の子の不安を取り除きましょう。たくさん抱きしめるなどのスキンシップは、肌と肌が触れ合うことで安心感や信頼感が生まれます。

おはようという挨拶をしながらだったり、お手伝いをしてくれたときだったりなど、どんなときでも構いません。ママに笑顔で抱きしめられることで上の子はママに愛されているという実感がわいて、やがて下の子への接し方にもよい影響があるとされていますよ。

秘密のおまじないや手紙で入院を乗り切ろう

ママが気がかりなことの一つに入院期間を上の子と離れて過ごすことがありますよね。下の子の出産による入院が初めて上の子と離れて過ごす期間になるママは少なくありません。上の子がママがいなくて寂しいといって泣いて過ごすという話もよく耳にします。

出産のためとはいえ、上の子の気持ちを考えると切なくなりますが、ママにもできることはありますよ。例えば上の子とママの2人だけの秘密のおまじないを作ったり、手紙を書いたりしてみてはいかがでしょうか。

寂しいときにおまじないを唱えるとママを近くに感じたり、その日のできごとを手紙でやりとりしたりするなど「離れていてもあなたのことを想っているよ」という気持ちを伝えて入院期間を乗り越えましょう。

下の子が生まれた後に上の子をケアする方法

まずは上の子の気持ちを理解する努力から

ママが妊娠中から上の子はちょっとした環境の変化にも敏感になっています。大きくなるママのお腹への戸惑いや、出産による入院期間の寂しさを乗り越えてやっとママを独り占めできると思ったら、赤ちゃんのお世話でなかなか構ってもらえず複雑な心境でしょう。

上の子だからといって我慢ばかりさせるより、ママが気持ちを理解することから始めてみませんか。上の子の気持ちを理解することでケアする方法が明確になりますよ。

上の子は「ママを取られた」「ママは赤ちゃんの方が好き」などと感じていることが多いですが、純粋にママと一緒の時間を過ごしたいのです。下の子が生まれる前と同じように上の子だけを見て遊んだり、優先したりするだけでも気持ちが満たされるでしょう。

意識して上の子とたくさんのスキンシップを

スキンシップには多くのメリットがあり、特に親子のスキンシップは子どもが親からの愛情を感じたり、安心感を得たりするので大切だとされていますよ。

例えばママが下の子のお世話や家事などで忙しいときも、上の子は寂しいなどの文句もいわずに1人で遊んだり、ママが構ってくれるのを待ったりしているかもしれません。しかしその合間にスキンシップを取ることで「ママは見てくれているんだ」と安心するでしょう。

上の子へのスキンシップに時間や場所は関係ありません。ママが気がついたときや上の子が寂しいと感じているかなと思ったときなど、普段から意識してたくさんスキンシップを取りましょう。

スキンシップが親子の絆を深めてくれますよ。

下の子を預けて上の子と2人の時間を作ろう

ママが上の子を優先する生活を心がけていても、どうしても下の子のお世話をしなければならなかったり、たまっている家事をしなければならなかったりしますよね。そのようなときはパパや祖父母に下の子を預けて上の子と2人だけで過ごす時間を作りましょう。

下の子が生まれてからはなにをするにもママと上の子、下の子の3人の場合が多く、なかなか上の子がママを独り占めできる時間がないのが現実ですよね。ママと遊んでいても下の子が泣いたり、授乳をしたりしてママが上の子だけを見ることは難しいのです。

しかし下の子を預けることで1対1で向き合ってじっくり話を聞いたり、遊んだりすることができます。「自分だけのママ」と過ごすことで上の子の心が満たされますよ。

妹や弟の存在をわかってもらう声かけとは?

声をかけるときは名前で呼ぶよう注意しよう

下の子が生まれたら上の子は「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」になりますね。近所の人やママ友からもそのように呼ばれることがあるでしょう。

しかしつい最近まで名前で呼ばれていた上の子が、突然そのように呼ばれても違和感を感じたり、嫌だなと感じたりするかもしれません。たまたま生まれる順番が早かっただけで、希望して上の子になったわけではありません。さらに「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」と呼び続けると知らないうちにプレッシャーになりかねません。

ところが下の子が生まれる前と同じように名前で呼ぶと、ママは自分のことを大切に想ってくれていると感じるそうです。ママとパパにつけてもらったすてきな名前で呼ばれると嬉しそうに返事をしてくれるでしょう。
26 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ