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家庭円満の秘訣は食事にあり!笑顔で楽しい食卓で仲良し家族に

家庭円満の秘訣は食事にあり!笑顔で楽しい食卓で仲良し家族に

パパは仕事で帰りが遅くママはワンオペ育児でゆっくり座って食事をする暇がないと、子どもはひとりきりで食事をしている日があるかもしれません。小さな子がひとりで食事をするとどのような影響が出てくるでしょうか?今回は子どもがひとりで食事をとるデメリットや家族揃って食事をするメリットなどについてご紹介します。

近年問題となっている独食の実態

ひとりで食事をとる家族が増えている

数十年前までは専業主婦が多く、パパもだいたい定時で仕事が終わっていたので家に帰るころには食事ができていて家族と食卓につく、という家庭が多かったです。今ではパパの仕事が忙しく、朝早く出勤して夜中に帰ってくるため子どもと顔を合わす時間がないというケースもありますよね。

ママに時間の余裕があれば子どもと一緒に食事を食べられますが、ママも忙しい場合は子どもはひとりきりで食事をとらなければならないケースもあります。家族と一緒に暮らしているのにひとりで食事をとることを「孤食」といいます。

人類は大昔から食べ物を分け合う「共食」をコミュニケーションの手段にしてきましたが、孤食が増えている現代では共食の習慣が薄れることを問題視している専門家もいます。

家族の生活リズムが違うと独食の原因に

共働き世帯は1980~2018年の間に約2倍増えています。パパが毎日夜遅くまで残業していて家族と生活リズムが違うため一緒に食事ができない場合もありますが、ママが子どもと一緒に食事ができる環境だと孤食にはならないかもしれません。

ただ、共働きでワンオペ育児をするママは忙し過ぎて子どもの食事中に家事を行うときがあります。人手がある三世代同居家族ならママはゆっくり子どもと食事がとれる場合もありますが、今は核家族が多いですよね。

孤食で育ったパパママが家族一緒に食事をする必要性を感じず、子どもが孤食になっているケースもあります。家族が一緒でもパパママは携帯、子どもはテレビを観ながら食事をしていてほとんど会話がなければ孤食と同じかもしれませんね。

ひとりで食べる食事は多くのデメリットも

栄養の知識がない小さな子どもは、ひとりで食事を食べると好きなものしか食べない場合が多いです。それでは栄養のバランスが取れないために肥満など健康の問題を引き起こす心配がありますよね。

食生活が乱れると生活習慣の乱れにつながり発育や健康にもよくない影響があります。コミュニケーションの場でもある食事をひとりきりでとる日々が続けば、小さな子はさびしさから泣いたりかんしゃくを起こしやすくなる可能性があります。また、大人が食事のマナーをアドバイスできないデメリットもありますよ。

子どもが孤食にならないように頑張り過ぎてママがオーバーワークになったりイライラしたりするのはよくありませんが、なるべく一緒に食事をする時間が作れるとよいですね。

家族で囲む食事は家庭円満の近道

食べるものより一緒に食べる習慣が大切

豪華な料理を食べたとしてもひとりきりではどこか味気なさを感じますが、質素な食事でも家族でわいわいと楽しく食べれば満足感があるものです。一緒に住んでいるのにいつも別々に食べていれば、家族がばらばらになっていくような不安を感じますよね。

小さな子は大人以上に家族の雰囲気に敏感なので、触れ合いの場を大切にしたいですよね。共働きの場合は親子が顔を合わせて話ができる時間は食事とお風呂、保育園などの行き帰りくらいです。なかでも食事の場は心がほぐれて会話が弾みやすいですよね。

簡単で家族が喜ぶメニューが見つかると、忙しいときでもママの負担が少なく家族一緒に食べる習慣がつきやすいかもしれません。たとえば鍋物は簡単ですが家族の会話が弾みやすいメニューですよ。

子どもの成長にとってもメリットがいっぱい

家族で食事を食べるとパパママは子どもに「野菜も食べよう」「たくさんもぐもぐしようね」などと、正しい食事のとり方について話せますよね。子どもはアドバイスされたことをすぐに守れないかもしれませんが、パパママがする声かけの積み重ねによりだんだんと健康を維持するための食事のとり方を学べます。

家族で食べればパパママが注意することで子どもは好きな食べ物だけでなく野菜やお味噌汁なども食べるようになるので、肥満防止にもなりますよね。会話しながら食べるので食事だけに集中し過ぎず食べ過ぎを防ぎやすいです。

食が細い子もパパママと一緒なら「もう一口だけ食べようね」などと、成長に必要な栄養をできるだけ取れるように配慮できますよね。

家族揃って食べることで心にも栄養を与える

現代ではさまざまな食に関する健康情報が手に入りますよね。するとママは子どもの健康を考えて食事作りに時間や手間をかけ過ぎた結果、一緒に食事をする時間が足りなくなる場合があります。

それでは本末転倒かもしれません。栄養的には不十分な献立のときでも家族でゆっくり笑いながら食事をすれば心の栄養になりますよ。健康によい食事にこだわり過ぎず楽しい食事をするように心がけられるとよいですね。

家族揃って食べても「人参を食べなきゃだめ!」などとあまり無理強いすると食事が楽しくなくなり家族で共に食事をする意味が薄れます。強制するよりもパパママが好き嫌いをせずにおいしそうに食べた方が、子どもは成長するにしたがい嫌いなものも食べられるようになるケースが多いですよ。

食事の時間にコミュニケーションを

テレビやスマホを消して会話を楽しむ

テレビの幼児番組をつけたまま食事をすると小さな子どもはテレビに気を取られてパパママの話を聞けません。またパパママもスマホのLINEのやり取りや確認に気を奪われると家族との会話に集中できません。

スマホのLINEなどのSNSは便利なツールですが時を選ばず送られてくる場合があります。子どもと食事をしているときはなるべくテレビやスマホを消して会話を楽しめるとよいですね。

食事中は心理的に無防備になる傾向があります。心がほぐれているときであれば口数が少ない子でも、いつもよりたくさん話してくれるかもしれません。

しつこくならないように注意しつつも「保育園で誰と遊んだの?」「どんな遊びをしたの?」となるべく具体的に尋ねると、子どもは答えやすいですよ。
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