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子どもがきれいに片付けできる方法を伝授!上手に教えるコツや注意点

子どもがきれいに片付けできる方法を伝授!上手に教えるコツや注意点

子どもはなぜ片付けてくれないのでしょうか?子どもが片付けないのには、さまざまな理由があります。子どもが片付けない理由を知り、そこからどのようなアプローチが効果的なのかを考えることが大切です。今回は、片付け上手な子どもに育てるためのコツや注意点をご紹介します。

子どもの片付けについて知っておきたいこと

子どもはなぜ片付けできない?

子どもが片付けをしないのには、どんな理由があるのでしょうか?子どもの年齢や性格によっても理由はさまざまですが、今回は「できない」のか「しない」のか、大きく二つに分けて考えてみたいと思います。

まず、片付けが「できない」子どもの場合は、決して片付けたくない訳ではなく、片付け方が分からないことが原因の場合があります。またはまれに、重大な心の問題を抱えており、片付けをしている場合ではないほどの、ストレス状態であることが原因になっている場合もあります。

片付けを「しない」子どもは、片付けの必要性を感じていないことが大きな原因といえます。散らかっていても気にならないという性格的な要因もありますが、日々の生活環境から影響を受ける場合もあります。

片付けの習慣は小さいうちに!

子どもが片付けてくれないと、ママの負担が大きくなりイライラの原因にもなりますよね。そうならないためにも、できるだけ子どもが小さなうちから、片付ける習慣を身につけさせる働きかけをはじめるのがスムーズです。

おもちゃが出しっぱなしになっていると、踏んで怪我をしたり、大事なおもちゃが壊れてしまう危険性があります。きちんと元の場所に片付けをしていないと、欲しいときに見つけられなくて、困ってしまいます。

このような辛い目に合わないためにも、片付けが必要であることを子ども自身に分かりやすく伝え、理解させることも大切です。遊びの延長として競争したり色で分別したり、ゲーム感覚で片付けをするのも、小さな子どもにはおすすめです。

発達障害が原因で片付けができない場合も

片付けのできない原因に、ADHD(注意欠陥多動性障害)やADD(注意欠陥障害)などの発達障害が関係している場合もあることも知っておくと安心です。発達障害は、生まれつき脳機能の発達がなんらかの要因で乱れることにより生じる障害のことをいいます。

発達障害には、不注意で忘れっぽい、集中力がない、じっとしていられない、衝動性をコントロールできないなど、さまざまな特徴があります。そのため、片付けようとしても思うように進まず、結局いつもぐちゃぐちゃになってしまう傾向があります。

使ったものを元に戻す意識が低かったり、ものの置き場所を覚えていられないなどの原因が障害だと分かれば、適切なサポートが可能です。気になることがあれば、専門の機関へ相談してみましょう。

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子どもが片付け上手になるためのコツ

片付けがしやすい環境をつくる

おもちゃや絵本の片付け場所は、はっきりと決まっていますか?子どもに片付けを教える前に、片付けやすい収納環境をつくることが大切です。

子どもの手の届くところにボックスを用意し、ポンポンおもちゃを入れられる簡単な収納がおすすめです。字の読めない小さな子どもにも分かりやすいように、写真や絵などのラベルを張ってあげると一目で分別でき、より片付けが簡単になりますね。

おもちゃの種類や数が変化するごとに、収納を見直して不要なものは処分する決断も必要です。成長に合わせ、よく使うものほど出し入れしやすい収納を心がけましょう。

片付けしやすい環境をつくることで、子どもはおもちゃを選ぶところから片付けまで自分でできるようになり、自主性を育むことにもつながります。

片付けをする時間を決める

子どもが遊びだすと、部屋が散らかるのはあっという間ですが、片付けにはなかなか気分が乗らないものです。ですから、1日の中で片付けをする時間を、あらかじめ決めておくことをおすすめします。

たとえば、ほかのおもちゃを出す前、お出かけ前、夕飯の前、寝る前など、毎日お片付けをはじめる時間を決めておくことで、1日1回はきれいな部屋にリセットする時間がつくれます。子どもと相談できる年齢であれば、親子で決めてもよいですね。

はじめのうちは子どもが片付けをしなくても、あきらめずに続けてみましょう。毎日決まった時間に片付けを続けることで、だんだん習慣になっていきます。

年齢が大きくなるにつれて、子ども自身で片付けられる量が増えていくようにサポートしましょう。

片付けができたら褒めることが大切

子どもが片付けることができたら、忘れずに褒めてあげてください。たとえまだ片付いていない部分があったとしても、できたところをしっかり褒めてあげることが大切です。褒められたことで自信がつき、次への意欲につながります。

「◯◯ちゃんがお片付けをしてくれて、ママはとても助かるよ、ありがとう。」「お部屋がきれいになって、気持ちがいいね」など、感じた気持ちをそのまま言葉にすることで、片づけをすると嬉しいことがあると感じて、子どもは自然と片付けの必要性を学んでいきます。

いくつになっても、褒められることは嬉しいものです。子どもが生意気をいうような年齢になっても、「できて当たり前」と思わず「ありがとう」といえる親子関係でありたいものです。

子どもの片付けを指摘する際の注意点

子どもだけで片付けさせず一緒にやる

片付けの時間が来てもなかなかその気になれない場合でも、ママと一緒ならやる気が出てくることもあります。「片付けなさい」よりも「片付けよう」の方が子どもも嬉しいですよね。片付けの歌を歌ったりしながら楽しくはじめれば、子どもも遊び感覚で片付けをし始めることしょう。

また、「次はこれをあそこの棚に戻してね」のように、そばについて片付ける場所を明確に教えてあげるのもよいかもしれません。片付けの方法が分かれば、子どもも戸惑うことなく作業に取りかかることができ、意欲も増します。

子どもが頑張って片付けをしている姿をそばで見てあげるママのまなざしこそが、子どものやる気を育てます。上手にサポートしながら「自分でできた」という達成感をたくさん味わわせてあげましょう。
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