子どもの泣き声対策をしたい!シチュエーション別の方法をご紹介
子どもはママに分かってもらいたいときや、自分の欲求が通らないストレスなどから泣くことも多いですよね。外出中はもちろん、自宅でも子どもの泣き声に「周りに迷惑じゃないかな?」と心配になるママもいるかもしれません。ここでは、子どもの泣き声対策はどのようにすればよいのかをシチュエーション別にご紹介します。
年齢別に見る外出中の泣き声対策
0〜1歳は子どもの不快を取り除く
0~1歳児の場合、不快感を取り除くと泣き止むケースが多いです。外出中に大泣きすると大変なので、定期的に授乳やおむつ交換をするなど、赤ちゃんが快適に過ごせるようにお世話をするとよいですね。
「授乳やおむつ交換をしても泣き止まない」というときは、「ママに抱っこして欲しい」「眠たいのにうまく眠れない」「外出で疲れている」など、精神的な理由から泣いている可能性があるので、抱っこをするなどして赤ちゃんが安心できるようにしましょう。
2〜3歳は気持ちの切り替えを促す
赤ちゃんの時期と比べて自己主張が激しくなりますし、体が大きくなる上に体力もあるので、大泣きされるとどう対処すればよいのか焦ってしまうかもしれませんね。2~3歳の時期は自我が芽生えてくるため、「もっと遊びたい」「あっちに行きたい」など、自分の主張が通らないと突然泣くことが多いです。
2~3歳児には子どもがより興味を持つものを提案し、気持ちの切り替えを促すことが大切です。違うものに興味がいくように、上手に声かけをしましょう。
4〜6歳は気持ちに寄り添う
4~6歳が泣き始めたら、まずは子どもの気持ちに寄り添いましょう。泣いている理由が分かる場合は「もっと遊びたかったよね」「このおもちゃ欲しかったよね」など、子どもの気持ちを代弁したり、スキンシップを取ったりすることで、子どもは「ママが分かってくれた」と少しずつ落ち着きを取り戻します。
理由が分からないときは、優しく接して子どもが落ち着くのを待ってから理由を聞きましょう。まずは、子どもの気持ちに寄り添って安心できるようにすることから始めてくださいね。
自宅での泣き声対策は遮音性を高めよう
防音カーテンで窓からの音漏れを防ぐ
そこで効果的といわれているのが、防音カーテンです。防音カーテンは、中高音域に対して特に効果が高いことが分かっています。子どもの泣き声や楽器の演奏音など、比較的高い音だと音漏れを軽減できるでしょう。
音を減らす効果は、50~80%といわれています。ほかに、断熱作用に対しても効果があるようです。夏場は保冷、冬は保温効果があるため、節電にもつながりますね。
防音パネルも音漏れ防止に効果的
防音パネルは、そのような壁からの音漏れを防止するのに効果的です。壁を叩いたり、床をどんどんしたりしたときに出るような音を防止することはできませんが、子どもの泣き声を吸収して音漏れを軽減してくれます。
できれば壁一面に貼ると効果的です。ただ、安い商品ではないのであまりお金をかけられないという場合は、声の発生源である子どもの顔の高さを中心に貼るとよいでしょう。壁を傷つけることなく貼れるタイプもあるので、賃貸でも安心ですよ。
また、防音パネルには様々なデザインのものがあるので、音漏れ防止の効果だけではなく部屋の模様替えにもおすすめです。
家具を移動するだけでも防音効果あり
例えば、マンションの壁が薄いと隣家の住人の生活音が気になることもありますよね。しかし、分厚い壁で作られているマンションの場合は、それほど気になることはありません。それと同じ仕組みになるように家具を移動して作り出します。
もし移動できるのであれば、食器棚や本棚、タンスといった大きめの家具を隣家の壁側に設置しましょう。面積が大きく奥行きがある家具を設置することで、より防音効果が高まりますよ。
泣き止まなくて困ったときの最終手段3選
子どもが好きな食べ物を用意する
「好きな食べ物で釣るようなことをしたらクセになる」と心配に思われるかもしれませんが、たまに使う手段ならそこまでクセになることもないでしょう。子どもに渡す前に「これを食べたら歩いてね」「一つしかないからね」など、何度も欲しがらないように条件を伝えておくのがポイントです。
また、好きな食べ物であっても食べにくいものだと、それでまた子どもの機嫌が悪くなるかもしれません。食べやすい、こぼれにくい、持ちやすいといったものを選びましょう。