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新生児の保湿による美肌は一生の宝物!肌トラブルやケア方法を解説

新生児の保湿による美肌は一生の宝物!肌トラブルやケア方法を解説

実践!新生児の保湿ケア【基礎編】

保湿ケアの基本はまず肌を清潔に保つこと

スキンケアには大きく分けて三つの役割があります。

・洗浄
肌を生活に保つこと

・保湿
肌に潤いを与えること

・保護
紫外線のダメージから肌を守ること

この三つはどれも大切ですが、まずは肌の清潔を保つことが基本となります。

特に、赤ちゃんは新陳代謝が活発で汗っかきです。かいた汗を放っておくと、それが肌に刺激を与え肌トラブルの原因となります。

保湿や保護ももちろん欠かせませんが、肌を清潔に保つことで効果的なスキンケアができるというわけですね。

保湿剤は擦らず優しくマッサージで塗る

保湿剤を塗るときは、赤ちゃんの体全体に優しくマッサージするように塗っていくことがポイントです。

コツは、赤ちゃんの肌とママの手のひらの間がスルスル滑って摩擦が起きないくらい、手のひらに保湿剤をたっぷり取って使うことです。取り出す保湿剤の量の目安は、一円玉のサイズが二つ分です。

赤ちゃんの肌は敏感なので、ちょっとした摩擦でもダメージを受けてしまうので気をつけたいですね。

塗り終わった後に少しベタつくかもしれませんが、すぐに浸透していくので問題ありません。

継続は力なり!こまめに毎日ケアを

赤ちゃんの肌は一日過ごすだけで、涙や汗、よだれや埃などによってたくさん汚れてしまいます。そのため、毎日のケアによって肌を清潔に保つことが大切なのです。

特に、肌のバリア機能が未熟な赤ちゃんは肌の水分や油分が少ないので、こまめに保湿をすることも欠かせません。

前述のとおり、早いうちからのスキンケアによって、アトピー性皮膚炎の発症リスクが低下することも分かっているので、しっかりと継続したいですね。

毎日の沐浴の後や、お出かけ前のスキンケアを習慣づけていきましょう。

加湿器や効果的な沐浴で上手に乾燥対策

保湿剤によるケア以外の乾燥対策では、加湿器や沐浴による対策が有効です。

室内が乾燥していると、それはお肌にも影響するので常に湿度は60~70%を目安に保つとよいでしょう。加湿器を使って湿度を保つと簡単ですし、洗濯物を室内に干すことでもある程度湿度を保つことができます。

沐浴は肌の清潔を保つために欠かせませんが、肌の潤いも流れてしまいやすくなるので、お風呂上りは5分以内に保湿ケアをすることをおすすめします。沐浴の前に、事前に保湿剤を用意しておくとスムーズですよ。

実践!新生児の保湿ケア【体の部位別編】

皮膚が薄く外界と接し続ける顔の塗り方

体の中でも顔という部位は衣服で覆うことができないので、常に外界からの刺激を直接的に受けることになります。冷たい風が肌に当たったり、太陽の紫外線を浴びたりなど、様々な刺激を一年中受けているのです。

乾燥の程度など肌の状態に合わせて、ローションやクリーム、オイルなどを使い分けましょう。

ただし、顔は体に比べて皮脂腺が多いので、油分を与え過ぎると湿疹などの肌トラブルが起こりやすくなります。肌に負担にならないように、ベタベタになるほどのつけ過ぎには気をつけるようにしましょう。

顔に保湿剤を塗るときは、かさつきの気になる部分などの塗りたいポイントを中心に、素早く滑らせるようにして塗ることがポイントです。

皮脂腺が多く髪で隠れやすい頭皮の塗り方

頭皮は皮脂腺が多い部分です。そのため、ベタつきやすさはありますが、赤ちゃんの肌は水分を保つ機能が未熟なので、顔と同じように乾燥もしやすいという特徴があります。

頭皮が乾燥することでかゆみを感じると、赤ちゃんが自分で頭を掻きむしってしまうこともあるので、頭皮にも保湿ケアが欠かせません。

髪の毛で地肌が隠れやすいですが、優しく髪の毛をかき分けて、指の腹を使いながら丁寧に保湿剤を塗っていきましょう。

頭皮は髪の毛がベタつかないように、使用感がサラサラとしているローションを使うことをおすすめします。

また、見落としがちですが、耳の後ろも乾燥しやすいため、耳たぶを前に倒しながら耳の後ろ側も保湿ケアをしてくださいね。

範囲の広いお腹や背中と手足の皮膚の塗り方

お腹や背中など、範囲の広い部分に保湿剤を塗るなら、赤ちゃんの体のシワに沿って横方向に伸ばしていくと伸びがよくなりますよ。

「保湿剤は擦らず優しくマッサージで塗る」の部分でも説明していますが、保湿剤はたっぷりめに取り出して使いましょう。赤ちゃんの肌に摩擦が起きないようにするためです。

ひじやひざなどの関節の裏や首、足の付け根などのくびれた部分は、お肌を広げるようにして、しっかりと保湿剤を塗っていきます。

くびれ部分は汚れが溜まりやすく、摩擦が起きやすいため炎症が起こりやすいです。保湿剤で保護することで、肌トラブルを防ぎましょう。

指はママの親指と人差し指で軽く摘むようにして塗ってくださいね。

実践!新生児の保湿ケア【季節編】

気温変動や花粉でトラブルが起こりやすい春

冬から春にかけては気温変動が大きくなる季節です。

気温が上がると、もとから新陳代謝が活発な赤ちゃんは汗をかきやすくなる場面も増えてきます。その汗による刺激は、肌に炎症を起こすことがあるので注意が必要です。

さらに、春先は冬から引き続き空気も乾燥しているので、春になっても肌が乾燥しやすいといった面もあります。

また、春先には特有の埃っぽさを感じることが多くなりますし、飛散する花粉の量も増加しますね。これらのアレルギー物質が肌に付着すると、デリケートな赤ちゃんの肌には刺激が強いため炎症を起こす原因となります。

汗や汚れはしっかりと丁寧に落としてから、ローションなどで保湿するようにしましょう。

気温も湿度も高いのに冷房で乾燥しやすい夏

夏場は気温が高いため、汗っかきの赤ちゃんは大量の汗をかきます。湿度も高いため、肌に不快なベタつきを覚えることも多いでしょう。

汗による肌トラブルを防ぐためにも、こまめに着替えたりシャワーで汗を流したりすることが大切です。

ただし、シャワーのたびに洗浄料を使うと肌の乾燥を招くので、洗浄料は一日に1回、沐浴のときに使うようにしましょう。お風呂上がりは忘れずに保湿ケアをしてくださいね。

夏は外の湿度が高くなるので、肌の乾燥の心配はそれ程ないように思うママも多いかもしれませんね。ですが、室内では冷房にあたる機会が増えます。冷房の空気は肌の水分を蒸発させるため乾燥の原因に。夏も保湿ケアが欠かせないのです。

冷たい風や乾燥した空気で肌がかさつく秋冬

気温の下がる秋冬は、何といっても乾燥対策が重要です。外気の冷たく乾燥した風はもちろん、室内の暖房による乾いた空気も肌の水分を奪う原因になります。乾燥が強くなる季節なので、それに合わせて使う保湿剤も変えてもよいかもしれません。

例えば、いつも使用しているローションだけでは潤いが足りないと感じるようであれば、とろみのある乳液タイプのローションに変えたり、クリームやオイルなどを併せて使ったりといった工夫がおすすめです。

また、寒いからといって赤ちゃんに必要以上に服をたくさん着せると、返って汗をかくことになってしまい、あせもなどの肌トラブルが起こることもあります。赤ちゃんの冬の服装にも注意しましょう。
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