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新生児の保湿による美肌は一生の宝物!肌トラブルやケア方法を解説

新生児の保湿による美肌は一生の宝物!肌トラブルやケア方法を解説

何を塗る?それぞれの保湿剤の特徴

サラッとして全身に塗りやすいローション

赤ちゃんの肌を保湿ケアする場合に、保湿ローションは一つは用意しておきたいアイテムです。手のひらに適量を取り出して、赤ちゃんの肌に優しく塗りましょう。

ローションタイプは伸びがよく、全身に塗りやすいので、シワの隙間にも行き渡りやすく赤ちゃんの肌の水分補給にぴったりですよ。さらさらとした水のような感触のものから、とろみのある乳液のようなタイプのものまで、テクスチャーは様々あります。

店頭のテスターなどでママが実際に試してから、使いやすいものを選んでくださいね。

保湿力トップのクリーム!ベタつくのが難点

保湿ローションによるケアだけでは、乾燥が改善されないといったときには、クリームもあわせて使ってみましょう。クリームの場合は、ローションで保湿した後に上からクリームを塗るという使い方がおすすめです。

クリームには水分だけでなく油分も含まれています。そのため、水分を満たした肌に塗ることで、補給した水分の蒸発を防ぐ役割があります。

クリームの保湿力は優秀ですが、ベタつきやすいところは難点といえるかもしれません。つけ過ぎに注意しながら、上手に使ってみてくださいね。

肌の保護膜を作るオイル。油焼けに注意?

水分を含まないベビーオイルは、肌の保護膜を作る役割をしてくれます。ベビーオイルも、まずはローションで赤ちゃんの肌に水分を補給した上で使うことがポイントです。

特に、乾燥が強くなる冬場など、ローションやクリームを使っても肌がかさついてしまうというときに役立ちますよ。

保湿オイルというと「油焼け」を心配するママもいるかもしれませんね。ですが、製品の質が安定している近年では、基本的にベビーオイルによる油焼けの心配はないとされていますので安心してよいでしょう。

過剰なケアは逆効果!肌に合うものを選ぼう

赤ちゃんの肌の乾燥が気になるからといって、過剰にケアをすることは避けた方がよいでしょう。

保湿剤を塗るときの摩擦が、肌に刺激を与えることもありますし、肌に油分をつけ過ぎると毛穴に詰まって炎症を起こすなど、返って赤ちゃんの肌に負担をかけてしまうことがあるからです。

また、ローション、クリーム、オイルのいずれの保湿剤を選ぶ場合にもいえることですが、敏感な肌の赤ちゃんが安心して使えるように、香料や着色料などは使われていない低刺激性のものを選びましょう。

新生児の保湿に関する気になるあれこれ

保湿の後にベビーパウダーは必要?

ローションやクリームなどをたっぷり塗ってしっかり保湿するのはよいですが、ベタベタしますよね。ベタベタすることで肌着が張りついたり、蒸れたりしないかと気になるママもいるのではないでしょうか。

ベタベタし過ぎていることであせもができたりかぶれたりする赤ちゃんもいますので、蒸れやすいところにベビーパウダーをつけるのはよいようです。ただ、たくさんつけ過ぎたり、ポンポンとタッピングするようにつけたりするとパウダーが飛び散り赤ちゃんが吸い込んでしまうので軽く押さえるように優しくつけましょう。

また、ベビーパウダーをつけるときは保湿後すぐにつけるとつけ過ぎてしまいやすいので、表面が少し乾いてきてからにするとつけ過ぎを防ぐことができますよ。

お風呂上がりだけでなく朝も保湿するべき?

お風呂上がりは乾燥しやすい状態なので早めに保湿することが欠かせませんね。また、夜寝ているうちに肌着や布団と擦れて、お風呂上がりに塗った保湿剤が取れてしまっていることもあるので、朝にも保湿剤を塗るとよいですよ。

特に乾燥しやすい赤ちゃんの場合は、夜中におむつ交換をしておしりを拭いた後、授乳後に口周りを拭いた後など、「拭いたら保湿」をセットにしましょう。朝になると顔や足だけが乾燥しているということもあるので、乾燥の気になるところだけに塗るのもよいでしょう。

肌の調子が悪くなると治るまでに時間がかかり、ママにとっても赤ちゃんにとっても負担です。いつでも保湿できるように、寝室やリビングなどにも保湿剤を置いておくと便利ですよ。

乾燥肌だと大人になって治らないままなの?

白い粉が吹いていたり、湿疹ができたりする状態は多くの新生児に見られることです。ただ、この状態はいつまで続くの?大人までにはマシになるものなのだろうかというのが気になりませんか?

適切なケアをしていても乾燥状態がしばらく続く子もいます。ただ、思春期ごろになると皮脂の分泌量が増えバリア機能が強くなってくるので、解消していく子が多いようです。

ただ、新生児の時期から保湿ケアが足りず、乾燥状態が悪化したまま過ごしていると、大人になっても乾燥しやすい肌になることもあるといわれています。乾燥によるかゆみで赤ちゃんが掻きむしり肌トラブルを繰り返さないためにも、新生児期からしっかりと保湿ケアをしたいですね。

新生児の保湿ケアは絶好の触れ合いタイム!

保湿ケアをするときに気をつけること

赤ちゃんの保湿ケアは、ママの肌が直接赤ちゃんの肌に触れるので絶好のスキンシップとなります。

ただし、赤ちゃんの肌はデリケートであるため、いくつか気をつけたいポイントがあるのでご紹介しますね。

・優しく丁寧に
赤ちゃんの肌が摩擦の刺激にも弱いので、保湿剤を塗るときは擦らないように気をつけながら、優しく丁寧にケアしましょう。

・ママの爪は短く
爪が伸びていると、赤ちゃんの肌を傷つけてしまう可能性があります。爪は短く切るようにしておきましょう。自分の爪で自分を傷つけてしまわないように、赤ちゃんの爪もこまめに切っておいてくださいね。

・長い髪はまとめる
デリケートな赤ちゃんの肌には、ママの髪の毛さえも刺激になってしまうことがあります。できるだけ髪の毛先が赤ちゃんの肌に触れないように、ママの髪が長い場合はまとめることをおすすめします。

・肌に異常が現れたらすぐに中止を
保湿剤を塗ることで赤ちゃんの肌に赤みやかゆみ、発疹などの異常が出たら、使用を中止し様子を見ます。症状が治まらなければ、病院で相談しましょう。

赤ちゃんとの触れ合いはママにも癒しの時間

デリケートな赤ちゃんの肌を健やかに保つために欠かせないのが保湿ケアです。先ほど、ご紹介したとおり、赤ちゃんへの保湿ケアには気をつけたいポイントがいくつかありますが、まずはママやパパもスキンケアの時間を楽しみましょう。

リラックスしながら赤ちゃんの体に触れることで、ママたち自身もきっと癒されますよ。

保湿ケアには肌トラブルを防ぐという本来の目的もありますが、保湿ケアを行う時間は赤ちゃんとママやパパとの大切なコミュニケーションタイムとなります。

赤ちゃんの肌に毎日触れることで、肌の状態の変化にも気がつきやすくなるでしょう。毎日の沐浴の後は保湿しながら、赤ちゃんとの触れ合いの時間を習慣にしたいですね。

日々のお世話を重ねる中で、赤ちゃんにもだんだんと表情が出てきて、ママやパパが肌に触れることに様々な反応を示すようになるでしょう。生後2~3カ月くらいから、赤ちゃんは笑顔も見せるようになるので、スキンシップがますます楽しくなるのではないでしょうか?

保湿ケアによる親子の時間を堪能してくださいね。

まとめ

赤ちゃんは大人よりも皮膚が薄くデリケートなため、水分や油分のバランスが乱れやすいです。そのため、湿疹やアトピー性皮膚炎といった肌トラブルを招きやすくなってしまいます。

こうした肌トラブルを未然に防ぐには、適切な保湿ケアが欠かせないことが分かりましたね。ローションやクリーム、オイルなどの特性を知り、赤ちゃんの肌状態に合うものを選びましょう。

また、保湿ケアは赤ちゃんの柔らかな肌に直接触れることになるので、楽しいママの癒しの時間にしてくださいね。
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