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乳児も夢をみている?眠りながら笑う理由や夢遊病との見分け方

乳児も夢をみている?眠りながら笑う理由や夢遊病との見分け方

寝言泣きや寝ながら動くことと夢遊病の関係

夢遊病は夢をみていない状態での行動

夢遊病とは小さな子どもに多く見られる睡眠障害の一つで、脳が起きているレム睡眠に対して深く眠った状態であるノンレム睡眠のときに起こります。このときは脳も眠っているため夢をみて動いているわけではありません。

夢遊病は就寝後1~2時間後に特に症状が表れやすく、布団から抜け出して歩き回り、遊びだしたり話しだしたりします。目はうつろでこちらから話しかけても反応が薄いため、心配になってしまうママは少なくありません。

夢遊病の症状は個人差があるものの、ほとんどの場合10分程度で元の場所に戻り再び眠り始めることが多いようです。夢遊病は起きたばかりで脳がぼんやりしているときの寝ぼけている状態とも違って、本人がまったく覚えていないのが特徴です。

夢遊病を疑うのは1歳~1歳半を過ぎてから

生後間もない赤ちゃんの場合、生活のリズムがまだ整っておらず睡眠時間もまちまちです。月齢が大きくなるにつれて昼夜の区別がつき、少しずつ睡眠のリズムも整ってきますが、成長の過程や普段の生活のちょっとしたできごとに刺激を受けて夜泣きが激しくなる時期があるため、少し様子を見てみましょう。

1歳~1歳半を過ぎても毎晩のように起きだしてしまう症状がおさまらなかったり、あまりにも寝つきが悪いと感じたりする場合は小児科の先生に相談してみましょう。また、夢遊病の原因の一つに睡眠不足や環境の変化に対するストレスが関係しているといわれているため、夢遊病の症状が気になった場合は、まずは生活リズムを見直してみるとよいかもしれません。

夢で体を動かすのはお腹にいたときのなごり

赤ちゃんがママのお腹の中にいるときはひざを抱えるようにして体を丸めています。妊娠後期と呼ばれる時期には痛いくらい蹴られたというママも多いのではないでしょうか。

赤ちゃんがすやすやと気持ちよく眠っているときに唇がちゅぱちゅぱ動いたり、手や足がぴくっと動くのはそのなごりともいわれています。寝ているときに自分の動きや、新生児特有の反射に驚いて起きてしまうのも成長とともに落ち着いてくるでしょう。

寝不足になりながらお世話をしているママは大変ですが、今の時期だけと割り切って寝ているときの赤ちゃんのしぐさを楽しんでみてはいかがでしょうか。起きた赤ちゃんも目の前にママの姿があると安心して再び寝付いてくれることがありますよ。

まとめ

睡眠は成長の過程で必要不可欠なものです。赤ちゃんは大人よりもたくさん夢をみて脳内で情報や感情の整理を行い、毎日成長しています。

赤ちゃんの睡眠時間やリズムは個人差が大きく、ときどきママを困らせますが、夢遊病の原因を減らすためにもなるべく早寝早起きの習慣を作りましょう。家事に育児に忙しいママにとって早寝早起きそのものが難しい日もありますが、規則正しい生活はママにとってもいいことだらけなのでおすすめです。

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