0歳児を寝かしつけたい!上手に寝かしつけるためのコツと方法
0歳児の育児で大変なことの一つ、赤ちゃんの寝かしつけは、多くのママの悩みの種ではないでしょうか。1日中赤ちゃんの育児をしているママは、夜中も赤ちゃんが泣けばお世話をしますから、寝不足で疲れ気味です。今回は赤ちゃんが快適に眠れるようにするための色々な工夫を紹介します。
0歳児がすぐに起きてしまうのはどうして?
体内時計が未発達で眠りが浅い
でも赤ちゃんの眠りが浅い理由はちゃんとあります。体内時計は体の成長と規則的な生活リズムを整えることで、少しずつ体が覚えていくものですが、生後間もない赤ちゃんは、体内時計がまだまだ完成していないため、大人のように夜になったら眠りにつくなど、決まった時間に眠ることができないのです。
また眠りも浅いため、ちょっとした音にも敏感に反応してしまいます。
オムツの汚れや暑さ、体調などの不快感
0歳児の中でも特に月齢の小さい赤ちゃんほど排泄の回数が多く、おむつの汚れにも敏感な傾向があるため、眠っていてもおむつが気持ち悪くて起きてしまうことも珍しくありません。おむつを清潔にすることは赤ちゃんの眠りに欠かせないことなのです。
また赤ちゃんは体温調節機能も未発達なため、部屋が暑すぎると熱がこもって体温が上がり、寒すぎると低体温になってしまいます。こうなると体調にも影響をおよぼし、寝苦しいだけでは済みませんから、適度な室温をキープすることも大切です。
起きている間の体験が夢として脳を刺激する
赤ちゃんはママのお腹にいる間、常にママに守られて安心感に包まれていました。しかし外の世界へ出てきてからはすべてが初めての経験です。些細なことでも赤ちゃんにとっては刺激的で、寝ているときに今日あった出来事が夢に出てきて泣いてしまうそうです。
友人ママの場合は、はじめましての人に会って抱っこされた日や、予防接種を受けた日などに、急に大きな声で夜泣きすることが多かったといいます。大人でも緊張することがあった日などは興奮して眠れないことがあるように、赤ちゃんも日常の出来事が刺激になり眠りを妨げることがあるのですね。
0歳児をスムーズに寝かしつけるためのコツ
朝は一緒に起きて昼間はしっかり遊ぶ
朝、赤ちゃんが気持ちよさそうに寝ているからといって、ママがいつまでも起こさずにいたり、お昼寝を長時間しすぎたり、あまり体力を使わなかったりすると、夜、なかなか寝ついてくれない原因になります。
朝は決まった時間に起きて、赤ちゃんと一緒に朝日を浴びましょう。朝日は体内時計をリセットして、生活リズムを整えてくれます。そして昼間はお散歩して外の空気を感じたり、一緒に体を使った遊びをしたりしましょう。こうすることで夜には赤ちゃんも疲れてよく眠ってくれるでしょう。
明るさや音など寝室環境を整える
寝室の電気をいつまでもつけているのも、赤ちゃんに寝る時間だと伝わりません。赤ちゃんの目がさえている日でも、夜9時には寝室の電気を消すか、豆電球だけつけるようにするなどして睡眠環境を整えましょう。
赤ちゃんが「お部屋が暗くなったら寝る時間」と理解してくれると、電気を消すだけで遊ぶのをやめてくれるので、寝かしつけが楽になりますよ。
安心できるようにスキンシップを十分に取る
友人ママは寝かしつけの前に少し寝室を暗くして、布団で赤ちゃんに絵本を読んだりハグをしたりなどたくさんスキンシップをとり、赤ちゃんが安心して眠れるように工夫しているそうです。そして寝かしつけの時間になると、赤ちゃんを抱きよせるようにし、ママの心臓の音を聞かせているといいます。
ママのぬくもりを感じながら、一定のリズムで刻む心音を聞いていると、赤ちゃんは安心感に包まれて気持ちよくなり、自然と眠くなるため、スムーズに眠りにつく日も多いそうですよ。