0歳児を寝かしつけたい!上手に寝かしつけるためのコツと方法
0歳児を上手に寝かしつける方法
タオルやおくるみで体を包む
また、抱っこしている間は寝ているのに、ベッドに寝かせた瞬間に背中スイッチが発動して起きてしまう赤ちゃんにも、タオルやおくるみは効果的です。背中スイッチは、ベッドの冷たさや体勢の変化などが原因だといわれています。タオルやおくるみを巻いてから抱っこして、眠った後も巻きつけたままベッドに寝かせれば、睡眠環境の変化に気づかれにくく、背中スイッチに悩まされる回数も減るでしょう。
ただしあまりきつく巻き過ぎると息苦しくなりますので、注意してくださいね。
ママの声や優しい音楽、歌を聴かせる
またオルゴールや童謡など、ゆったりとした柔らかい音楽もリラックス効果があり、赤ちゃんの寝かしつけにピッタリです。
そのほかにも、毎日寝る前に2冊ほど絵本を読んだり、「今日はこんなことをしたね」と1日を振り返ったりするのもおすすめですよ。
機嫌が悪く、なかなかぐずって寝ない日は童謡を歌い続けていると、赤ちゃんも落ち着くのか、眠ってくれる場合があります。色々試しながらわが子に合う音楽を見つけてくださいね。
お腹にいたときの状態を再現する
寝ないどころか、抱っこしても泣きやまなくてママがお手上げ状態になることも珍しくありません。そんなときは、赤ちゃんが一番安心するママのお腹にいたころを再現してみましょう。すっと泣きやんでスヤスヤ眠ることがあります。
例えば抱っこをするときは、ママの胸のあたりで、赤ちゃんをまるく包むように抱いてみましょう。また抱っこしながらゆらゆら優しく揺れてみるのも、お腹の中にいたときに似ているのか、落ち着く赤ちゃんが多いようです。
なによりも赤ちゃんはママの気持ちに敏感です。ママがイライラしたり焦ったりすると赤ちゃんに伝わり、余計に寝てくれなくなりますので、まずはママの気持ちを落ち着けてくださいね。
寝かしつけにはパパの協力が不可欠
パパと赤ちゃんが触れ合う時間を増やそう
とはいっても、寝かしつけができないパパは多いものです。赤ちゃんは、いつもそばに居て自分のお世話をしてくれるママが大好きで、誰よりも信頼しています。一方、触れ合う機会の少ないパパには不安を感じます。パパに寝かしつけをお願いするためには、まず普段から赤ちゃんとスキンシップをとり、信頼関係を築いてもらうことが大切です。
赤ちゃんのお世話をしたくても、どうすればよいのかわからないために手が出せない、というパパも少なくありません。ママは積極的に「おむつを替えてあげて」「抱っこをしてあげて」とパパにコーチングをして、赤ちゃんと触れ合う機会を増やしてあげましょう。
寝かしつけのルーティーンを決めよう
しかしママがいつも添い乳で赤ちゃんを寝かしつけている場合、パパに寝かしつけを代わってもらうのは難しいかもしれません。眠るときの添い乳がルーティーンになっていると、赤ちゃんはそれ以外の方法でなかなか眠ってくれなくなるからです。
寝かしつけのルーティーンはパパにもできるものにしましょう。例えば、絵本を読む、リビングから寝室まで順に電気を消して行く、決まった音楽をかける、などです。
決まった寝かしつけの手順があれば、ママからパパに寝かしつけが代わっても、赤ちゃんが不安を感じにくいため、スムーズに眠ってくれる確率が高くなりますよ。
寝かしつけが無理なら家事をお願いしよう
もし、ママが長い時間をかけてなんとか赤ちゃんを寝かしつけてリビングに戻ったとき、パパが自分の食べた食器もそのままにのんびりテレビを見ていたら、どんな気持ちになるでしょう。寝かしつけのとき以上にストレスを感じるのではないでしょうか?「どうして私ばっかり」とネガティブな気持ちになるかもしれません。
「寝かしつけありがとう。洗い物は終わってるからゆっくりしてね」と言われるのとでは、天と地ほどの差がありますね。どちらか一方だけに負担がかかると、よい夫婦関係は築けません。パパにはママの気持ちをしっかりと伝えて協力してもらいましょう。
まとめ
そしてママのスキンシップや優しい声かけも忘れてはいけません。ママがいることで赤ちゃんはなにより安心して眠ることができます。
なかなか寝てくれないとママもイライラしてしまいますが、寝かしつけが必要な期間は人生のほんの短い間だけです。パパとも上手に交代しながら、赤ちゃんとの貴重な時間を、できるだけストレスなく過ごしてくださいね。