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5歳児と手遊びしてみよう!あやとりや手遊びのポイントを紹介

5歳児と手遊びしてみよう!あやとりや手遊びのポイントを紹介

身近な道具を使ったゲーム性もある手遊び

箸と豆をつかった【豆運び】

5歳くらいになると箸が上手に使えるようになる子どももいるでしょう。そこで箸と豆を使った遊びにチャレンジしてみてはどうでしょうか。皿に乗った豆を箸でつまみ、隣にある皿に移す「豆運び」です。

豆運びはいろいろなルールで遊べます。例えば、制限時間を設け、その間により多くの豆を移動できた人が勝ちにしてもよいですし、より早くすべての豆を移動できた人が勝ちにもできます。そのときどきでルールを考えながらゲームが楽しめますね。

大豆や小豆などの豆では上手につまめないかもしれません。この場合には新聞紙やトイレットペーパーを丸め「豆」を作ってゲームを楽しむことができます。箸も「割り箸」にすればよりつまみやすいでしょう。

投げ合いながら楽しむ【お手玉】

お手玉は一人遊びができる道具ですが、今回は2人で向かい合って遊ぶ方法をご紹介します。一つのお手玉を使い、相手が取りやすいようにコントロールしながらお手玉を投げます。コントロールが上手くできるようになったら、ゲーム性のあるお手玉投げにチャレンジしましょう。

2人1組のチームを作りましょう。それぞれのチームの2人が向かい合い、3m程度の距離をとり、足元に直径1m程度の円を描きます。そして、それぞれの手に一つお手玉を持って円の中に立ちましょう。「せーの」の掛け声で両手のお手玉を同時に投げ、相手が投げたお手玉を、円から出ないように受け取ります。成功したら2人の距離を遠ざけます。より遠くでお手投げを成功させたチームが勝ちとなります。

高く積もう【ペーパー芯タワー】

トイレットペーパーの芯と厚紙があればできるタワーゲームにチャレンジしましょう。トイレットペーパーの芯を四つ並べ、その上に厚紙を置きます。さらに四つの芯をのせ、また厚紙をのせます。次は芯を三つ、二つ、一つと徐々に減らし、高いタワーを完成させるのです。トイレットペーパーの芯をバランスよく配置すれば、高いタワーが作れます。うまくタワーが作れるよう工夫を凝らす必要があります。

間に挟む厚紙は、タワーの上に行くにしがたい小さくしていきます。トイレットペーパーの芯には折り紙やマジックなどで好きなように飾りつけを行うのも楽しいですね。芯がたくさんあるようでしたら、複数人で誰が早くタワーが作れるか競ってみましょう。

脳の神経回路を強化する!あやとり

どうしてこうなるの?【ひも抜き】

手先が器用になってきたらできる遊びに「あやとり」があります。昔からある遊びで、ひもがあったらでき、どこでもできるのが嬉しいですね。

「あやとり」は、指を1本ずつどう動かすかを考えながら、繊細に動かし、ひもをとる順番や取り方を間違えたら形になりません。複雑な順番を覚えなければできませんから、記憶力も必要です。記憶力を使うことは、脳の前頭前野といわれる場所が刺激されるのです。

あやとりの中で手品みたいな「ひも抜き」があります。「ひも抜き」は指に引っ掛けたはずのあやとりのひもが、スルッと抜けるのです。

不思議なことを知りたがり、色々と聞いてくるのも5歳です。不思議な遊びも大好きです。きっとひも抜きのやり方もすぐに覚えるでしょう。

もちつきをしよう!【ぺったんぺったん】

あやとりは1人でもできますが、2人でするものもあります。2人ですることで、コミュニケーションをとりながらできるのも嬉しいですね。

2人でするあやとりに「ぺったんぺったん」があります。あやとりのひもを二つ用意し、お互いのあやとりのひもがクロスするようにして指にひっかけます。

あやとりのひもを引っ掛けたままお互い向かい合って、お互いの右手どうし、左手どうしを交互に「ぺったん。ぺったん」とくっつけあって遊びます。あやとりでもちつきをしているのですね。

同じことを繰り返すのが好きなのも5歳です。リズムに合わせて繰り返し、飽きずにおもちつきをしてくれそうです。ルールを守らないとできませんので、ルールや決まりを守ることも学べますね。

連続あやとり【吊り橋からたんぼ】

あやとりは一つ作品を作ったら終わりというものではありません。連続して色々な作品を作っていけます。やり方を覚えるために記憶力はかなり養われそうです。

1人で作品を作り続けるあやとりの仕方もありますし、2人で交互にあやとりを取り合って作品を作るという連続あやとりもあります。簡単な連続あやとりに「吊り橋からたんぼ」があります。1人が吊り橋を作って、もう1人があやとりをすくいあげて、たんぼができるのです。

2人でしますので「ここをひっかけてね」「ここをすくうの」とコミュニケーションをとりながらできる点が特徴です。一つの作品ができるたびに達成感があるのも嬉しいですね。達成感は脳を刺激するともいいますが、子どもの自信にもつながるでしょう。

まとめ

手先の動作がうまくなった5歳児と手遊びしながら、手先の細かな動きに注意して、より手先の発達をうながしましょう。ルールを決めてルールを守る体験や2人で遊ぶことを通して、人とかかわるうえで大切なコミュニケーション力を養うこともできそうです。

体験したことをしっかりと吸収してくれる5歳児。リズムに合わせた手遊びや、手先を使うあやとりをして親子で楽しく遊びましょう。子どもの成長だけでなく、親も一緒に遊ぶことで脳を刺激されますよ。
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