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初めてのお泊まり保育。リュックの大きさや夜の過ごし方とは?

初めてのお泊まり保育。リュックの大きさや夜の過ごし方とは?

子どもが親元を離れて、初めてお泊まりをするときは何かと不安なものですよね。お泊まり保育では先生やお友達とどのようなことをして過ごすのか、何を準備すればよいのか、疑問に思うことがたくさんあるのではないでしょうか。そこで今回、お泊まり保育について紹介します。

お泊まり保育の狙いとお家でできること

お泊まり保育の狙いとは

園行事の中でもお泊まり保育は、子どもが成長する特別なイベントです。子どもは親元を離れてお友達と生活することで、自立心が育ち、お友達との絆を深めます。また集団生活を通して、協力することの大切さや、基本的な生活習慣を学ぶことができます。

お泊まり保育では、身の回りのことをできるだけ自分の力で行わなければならないため、子どもにとっては一つの試練でもあります。しかしそれを乗り越えたとき、ママやパパの力を借りずに1人でできたことが大きな自信へとつながり、よい経験となるでしょう。

初めてのお泊まり保育は子どももママも不安なものです。ママがお泊まり保育の狙いを理解して、子どもに不安が伝わらないよう、準備したいものですね。

意外と大事。お風呂では走らない!

子どもにとってお友達と一緒に入るお風呂は、お泊まり保育の楽しみの一つ。そんな楽しいお風呂ですが、意外と危険なことがあるのをご存知ですか。

子どもは広い浴場や大きな湯船を見ると、いつもと違う特別感から興奮したり、はしゃいだりします。そして、ついついお友達とふざけて走ってしまうこともあるでしょう。浴場で走ると、転んで大きなケガをする恐れがあるので、注意が必要です。

ケガをすると、せっかくの楽しいお泊まり保育が台無しになり、ケガの状況によっては帰宅せざるを得ないこともあるかもしれません。そのようなことにならないためにも、お泊まり保育に出発する前に、子どもと一緒にお風呂での約束ごとをきちんと確認しておくとよいでしょう。

夜のおねしょ対策はどうする?

お泊まり保育では、ママも子どもも何かと心配なことが多いですよね。特に夜のおねしょはどのような対策や準備をすればよいか悩んでいる方もいるでしょう。

普段あまりおねしょをしない子でも、環境の変化や疲れなどからおねしょをしてしまうことがあります。おねしょをしないか心配なときは、事前に先生に相談したり、対策を聞いたりするとよいですね。

園によってはおねしょ対策として、おむつを持参できるところがあります。おむつを着用するときは、ほかのお友達に気づかれないような配慮もしてくれるようですよ。

おねしょ対策については、子どもとよく話し合い、どのような方法がよいか、子どもの気持ちを尊重して決めることが大切です。

事前にしっかりと準備をしておくが吉!

持ち物を入れるのにおすすめリュック

お泊まり保育の荷物は意外とたくさんあり、身体の小さい子どもが自分で持って移動するのはなかなかと大変なことです。お泊まり保育のカバンは、子どもが持ち運びしやすい大きめのリュックタイプがおすすめです。

子どもの荷物は、出発したときはきちんとリュックに収まっていたのに、帰るときは入らないということが多々あります。子どもが自分で荷物の整理をしやすいよう、少し大きめのリュックを選ぶとよいですよ。

また子どもが荷物を探すとき、開き口が大きいリュックはどこに何があるのか一目でわかるので、すぐに見つけることができて便利です。子どもが一人で荷物の整理や出し入れがスムーズにできるようなリュックを準備してくださいね。

自分の荷物は自分で用意させる!?

子どもが一人でお泊まり保育の荷物を準備するのは難しいものです。だからといってママがすべて準備をすると、お泊まり保育で先生から指示を出されたときに、子どもは自分の荷物のことがわからなくて困ってしまいます。

荷物の準備は、子どもができないところをママがサポートしながら、一緒に行うとよいですね。そうすることで、子どもは自分の荷物を把握し、管理することができるでしょう。

お泊まり保育では、自分の身の回りのことをできるだけ自分で行うことで、子どもの自立心を養う狙いがあります。ママが最初から手助けをせず、子どもが自分の力で努力するのを見守ることが大切です。これらの経験が、子どもの成長のよいきっかけになるでしょう。

子どもが不安がっているときはどうする?

初めてママと離れてお泊まりをするときは、誰でも不安なものですよね。子どもが不安でお泊まり保育に参加するのを嫌がる場合は、無理に説得するのではなく、何が不安なのか聞いてみるとよいでしょう。

たとえば「ママと離れるのが嫌」というときは、「そうだね。ママもその気持ちがわかるよ」と不安な気持ちに寄り添った言葉がけをすると、ママは自分の気持ちを理解しているとわかり、子どもは安心します。

またお泊まり保育のスケジュールを子どもに説明して、楽しい体験ができることを伝えると、不安な気持ちも少しは軽減するのではないでしょうか。

お泊まりについて話しをしても、子どもがかたくなに嫌がる場合は、先生に相談してみるとよいでしょう。

お泊まり保育の当日。みんなの過ごし方は?

先生は徹夜でお仕事!?

子どもが寝たあとも先生の仕事は終わりではなく、定期的に部屋を見回り室温調節をしたり、子どもの様子を確認したりしています。子どもの中には、夜中にトイレに行く子や寝相のよくない子、夢を見て起きる子がいるので先生の対応が必要です。

ほかにも、活動の後片付けや次の日の準備、子どもの荷物整理のサポートなど、いろいろとやることがあります。園によっては、活動の反省や子どもの様子を報告するミーティングを行うところもあるようです。

お泊まり保育では子どもが不安にならないよう、昼夜を問わず楽しい企画が準備されています。このような先生のお力添えが子どもの成長へとつながり、楽しくお泊まり保育を終えることができるのではないでしょうか。
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