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子どもと一緒に文鳥を飼いたい!子どもへの影響や飼い方のコツなど

子どもと一緒に文鳥を飼いたい!子どもへの影響や飼い方のコツなど

文鳥は冷えに弱いため冬は防寒対策をしよう

文鳥は暑さには強いですが、冷えには弱い生き物です。低温の状態が続くと体力が低下して、病気にかかりやすくなってしまうため十分に注意しましょう。文鳥を飼う場合には、年間を通して22~25℃を維持するようにしてください。

そのため、秋と冬にはしっかりと保温することが重要です。基本的には、ペット用のヒーターをつけっ放しにしてもよいでしょう。

また、エアコンの冷気に弱い種類もあるため、夏場も防寒対策が必要かもしれません。人間にとっては暑い部屋でも、文鳥がいるとエアコンをつけられない場合があります。一方、小さな子どもは暑がりなので、子どもと文鳥が一緒の部屋にいる場合には、室温の調整は慎重に行ってください。

飼育環境の清潔を保って感染症を予防する

文鳥を飼う場合に気をつけたいのが、トリコモナス原虫の感染によって起こる「トリコモナス症」という病気です。食欲不振や吐き戻しなどの症状が主で、感染が副鼻腔へ広がると、くしゃみや鼻水などの症状も見られます。

原虫は乾燥した環境では短時間しか生存できないため、感染予防のために、定期的にケージや水浴びの容器などを熱湯消毒し、乾燥させるなど、飼育環境の衛生管理に注意しましょう。

なお、トリコモナスに感染したからといって、必ずしもトリコモナス症を発症するわけではないとされています。免疫力によっては、生涯にわたって発症しないこともあるため、飼育環境の衛生管理とともに、文鳥の体調管理もしっかり行ってくださいね。

まとめ

小さくても命のある生き物と一緒に暮らすということは、子どもにとって大切な経験となります。ペットの世話を通じて、責任感を持つようになったり、思いやりの心が芽生えたりとよい刺激を受けられるでしょう。

文鳥は小さいながらも寿命が比較的長く、人懐っこい性格なので、子どものいる家庭のペットとしておすすめです。放鳥や防寒対策など注意したい点もありますが、飼育はそれほど難しくはありません。子どもにも積極的にお世話をお願いして、家族としての絆を深めたいですね。
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