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保育園の役員で会長に任命された!仕事の内容を知って会長を楽しもう

保育園の役員で会長に任命された!仕事の内容を知って会長を楽しもう

保育園の保護者会で役員の会長に任命されたママは「仕事もあるのにできるの?」「なにをすればよいの?」と不安になってしまうかもしれません。しかし、心配しすぎることはありません。前向きな気持ちで「やってよかった」と思えるように、会長の役割とメリットをご紹介します。

保育園の役員ってどんなものがあるの?

保護者をまとめる保護者会会長

多くの保育園では新年度を迎えたら、保護者の中から役員を決める保護者会が開かれます。ママも働く家庭の子どもを預かる保育園ですが、このときばかりは参加しなければいけない場合が多くあります。

保護者会会長は子どもたちの保護者をまとめるトップの役割をします。これだけ聞くと気後れしてしまいそうですが、どんな組織にも代表となる人物がいた方が物事がスムーズに進みます。

会長のおもな仕事は、保護者会の議事進行、運動会などの行事で挨拶をすることです。人前で話すことが苦手だと緊張してしまうかもしれませんが、しっかり準備をすれば子どもたちに直接言葉を届けることができるポジションです。

また、定期的に開催される保護者会や役員会への参加が必須です。

会長を補佐する副会長や会計

会長の下につくのが副会長です。会長が急病などで出席できない場合は、会長に代わって役目を果たします。副会長独自の仕事は少ないですが、会長になにかあったときの「もしも」に備えておく必要があります。

会計は役員のなかでも責任のある役職です。お金にまつわる仕事が任せられるので、うやむやになるような会計の仕方では問題が起きてしまいます。父母会費や保護者会費の徴収方法やその管理、入出金伝票を作り、年度末などに会計報告をします。

ただし、会長以外は複数人選ばれるのが普通なので、協力して作業をすることが可能です。会計も前年度からの引継ぎという形で流れに沿って仕事をすれば難しいことはないでしょう。

会長を補佐し、協力して保護者会をまとめます。

そのほか分担された係は園によってさまざま

ほかにも、役員には保護者会や役員会での話し合いを記録する「書記」や、会計が適切に行われているかチェックする「会計監査」、保護者向けのお知らせを作成する「広報」などがある保育園もあります。

また、「クラス役員」という係もあり、これは保育園全体ではなくクラス単位の代表となる役員です。クラスで行う行事や発表などの手伝い、クラス内の保護者をまとめる役割があります。運動会や学芸会などイベントごとの役員を決めることもあります。

園独自の役員や係がある場合もありますし、役員の決め方も様々です。保育園の規模にもよりますが、保護者は必ず1回なんらかの役員を経験するように園の方からお願いされることが多いようです。

どんなことをするか?会長の仕事を徹底分析

保育園側と保護者との橋渡し役

会長の大きな役割は保育園の方針に沿って動けるように保護者をまとめる、保護者が抱いた不満や改善点があればそれを保育園に伝える、といったような保護者と保育園の橋渡しです。ほかの役員や保護者に指示を出して動いてもらうことも大切なので、園の行事や方針についてよく知り、ほかの保護者から信頼されている人が会長に選ばれることが多いようです。

そのため、保育園の在籍が長い園児の保護者が自薦、推薦によりなることもありますが、園によってはくじ引きやじゃんけんなどで決まることもあるので新入園児のママも油断は禁物です。保護者の代表として意見をまとめ保育園に伝えますので、なにか問題があったときは大変かもしれませんが、それはまれなことかもしれませんね。

運動会や卒園式での挨拶

会長の仕事で一番目立つものといえば各行事での挨拶ではないでしょうか。毎回注目されるので、子どもたちからも顔を覚えてもらえますね。

入園式を始め、運動会、学芸会、卒園式など挨拶をしなければいけない場面は多くあります。人前に出るので服装にも気を使いますね。

当日に備えて、どんなことを言えばよいか頭を悩ませる会長も多いと思いますが、子どもたちに向けて言葉をかけるのでママとして、保護者として素直な気持ちを言葉にすればよいでしょう。慣れないうちは、書籍やサイトなどから挨拶例を参考にしてもよいですが、少しずつ自分の言葉で挨拶文が考えられるようになるはずです。

難しいことを言おうとせずに、シンプルに温かい言葉を選べば大丈夫です。

ときには役員の負担を軽減することも考える

多くの保育園では、過去からの引継ぎという形で前年度の資料やイベントの概要を伝えてもらうことができます。会長になったとしても、ゼロから始めなければいけないということはほとんどないでしょう。

しかし、だからこそ今までの形にこだわると、役員の負担が大きくなったり、無理が出てきたりすることもあり得ます。時代に合わせて行事のやり方を工夫したり、数や日程を調整したりするのも会長として提案できるものです。

もちろん、ほかの役員や保護者からこうした声が上がった場合も役員会で話し合い、それを保育園にお願いすることができます。子どもたちのために日々頑張る役員、保護者、そして保育園全体のためになるように考えましょう。
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