秋生まれの赤ちゃんに必要なものは?準備しておきたい衣類と注意点
寝冷え予防にスリーパーを準備しよう
スリーパーを使う目安は生後3カ月ごろ
生まれて間もないころの赤ちゃんは大きく動くことがないので心配ありませんが、動き始めると布団からはみ出て寝冷えしてしまうことがあるかもしれません。ママが気づいてすぐに布団を掛けられればよいですが、なかなか気づきにくいものです。
秋生まれの赤ちゃんが寒い時期を迎える冬は、丁度生後3カ月ごろになります。スリーパーを着せていれば、ママが気づかないうちに、赤ちゃんのお腹や肩が布団からはみ出していたとしても安心です。
また、寝返りを打てるようになっても安心ですね。乳幼児突然死症候群の原因の一つである布団による窒息の予防にもなりますよ。
秋生まれの赤ちゃんが使うスリーパー選び
ただ、住んでいる地域や寝る環境などにもよります。赤ちゃんは暑がりなので、暖房で暖かく調節された環境だと暑くなり過ぎる可能性があります。袖のありか袖なしか、どのぐらいの丈のものにするのかなど、形も考えながら、赤ちゃんに合ったタイプのものを選ぶとよいでしょう。
また、スリーパーは寒い時期だけに使うものというわけではなく、冬が過ぎてまだ肌寒さを感じる春や、エアコンの冷房で寝冷えするかもしれない夏にも役立ちますよ。保温性はやや劣りますが、汗をかきやすい赤ちゃんなので、オールシーズン使えるガーゼタイプも便利です。
スリーパーの手作りもおすすめ
バスタオルやブランケットを利用すれば作りやすいですよ。また、スリーパーの型紙はインターネット上に無料で配布されているものがあります。それを活用すると、サイズを一から測る手間がなく型に合わせて生地をカットするだけなので簡単です。
特に、袖のないものなら裁縫の苦手なママでも作りやすいでしょう。生地のほかに必要なものは、バイアステープやスナップボタンぐらいです。100均でも揃えられるので試してみてくださいね。
衣類を着せるときに気をつけたいこととは
厚手のものより薄手のものを重ね着しよう
1枚でよいからと厚手の服を着せると、赤ちゃんは暑くて汗をかいてしまいます。特に新生児の寝返りを打てない時期であれば、背中に汗をかきやすいです。
汗をかいたままにすると体が冷えて風邪の原因になってしまいます。もし汗をかいたときは、清潔な肌着に着せ替えましょう。
重ね着は体温調節がしやすいというメリットのほか、重ねた服と服の間に空気の層ができて保温性が高まる点もあるのが嬉しいですね。泣いているとき、授乳時、眠りにつくときなどは汗をかきやすいので、1枚脱がせるなどして調整しましょう。
厚着になり過ぎないように注意しよう
赤ちゃんが暑いか寒いかを知るには、背中に触れたり顔色を見たりします。暑ければ背中に汗をかいて、寒ければ唇や手足が青白くなるので、衣類で調節して快適に過ごせる体温を保てるようにしましょう。
室温が23℃あれば靴下も必要ありません。赤ちゃんは暑いとき手足から放熱して体温を調節します。
赤ちゃんが寒そうにしていたらお腹や背中を中心に温めましょう。大切な臓器が集中しているので、冷やさないようにベストやカーディガンなどを着せてくださいね。
衣類は多めに準備しておくと安心
その都度洗うのではなく、汚れた肌着をまとめて洗うママが多いです。まとめ洗いをするなら、目安量よりもたくさんの肌着が必要になります。
肌着だけでなく、赤ちゃんの衣類を大人とは別に、赤ちゃん専用洗剤で洗濯するママもいます。雨の日に洗濯物が乾かないことを考えると、肌着だけでなくウエアなども多めに準備すると安心です。
寒い季節に過ごす新生児の服装は、短肌着とコンビ肌着を重ね着することも増えます。洗濯のことも考えて、生まれる前に用意しておくとよいですね。
まとめ
肌着はデリケートな赤ちゃんの肌を守るため、肌触りのよい素材で成長に合ったものを多めに用意しておくと安心です。ウエアはボタンで形が変えられるものであれば、月齢が上がっても着せることができますよ。
体温調節するときは厚い上着を着せるより、薄手の衣類を重ね着すると、赤ちゃんの体温を調整しやすいです。
時間に余裕のある出産までに必要なものを準備しておきましょう。