専業主婦のママ友関係の悩み。兼業主婦との溝やママ友の作り方とは
子どもと過ごす時間が長い専業主婦にとって、ママ友は心強い存在です。しかし、ママ友の作り方や関係で悩むママもいるでしょう。幼稚園などに通い出すと兼業主婦とのおつき合いも増えますが、ライフスタイルの違いから溝ができることもあるでしょう。今回は、専業主婦のママ友関係の悩みについてご紹介します。
専業主婦と兼業主婦のママ友にできやすい溝
仕事をしていない専業主婦の時間的余裕
しかし、子どもが小さいうちは仕事をせずにしっかり家を守って欲しいというパパも多く、育児や家事に手を抜けないママもいます。育児と家事に追われゆっくりしている時間もないのに「毎日何をしているの?」「時間があってうらやましい」など、遠回しに「暇でいいわね」とも取れる言い方をされ傷つくママも少なくありません。
また、園の役員や手伝いも、専業主婦だから時間に余裕があるはずと押しつけられ辛い思いをするママもいます。
専業主婦と兼業主婦それぞれの経済的事情
実際には親の介護や、子どもの預け先がないなどの事情で、働きたいのに働けないママもいます。兼業主婦がいつも素敵な服を着て仕事に行くのを見て、うらやましい気持ちになってしまいます。
逆に、頻繁に家族で旅行に行ったり、高級バッグを持ったりしている専業主婦を見ると、兼業主婦のママはよい気がしません。「今日は◯◯にランチに行ったの」というような話にはカチンとくることもあります。
専業主婦をしていられるのだから裕福な家庭、ママの稼ぎもあるから経済的に余裕があると決めつけないようにしましょう。
仕事や上司との関係など心理的ストレス
子どもが体調を崩せば早退や欠勤し、園の行事があれば休みを申請しなくてはならず、肩身の狭い思いをします。なかなか残業もできず理解のない上司や同僚に嫌味を言われてしまうなど、心理的ストレスが溜まってしまうことも。
また、子どもとゆっくり遊ぶ時間が取れない、手の込んだ食事が作ってあげられないなど、申し訳なさを感じることもあります。専業主婦が子どもや家のことに手をかけているのを見て、仕事と子育てのバランスに悩む兼業主婦もいます。
専業主婦がママ友を作りやすいきっかけ
近所の公園で一緒に遊びに来ているママと
同じような年齢の子どもを持つママがいたら挨拶してみましょう。共通の話題も探しやすく話が盛り上がるかもしれませんよ。子ども同士も一緒に遊べ、ママもおしゃべりできるママ友ができると、親子で楽しい時間が持てますね。
すでにグループになっている場合は入りづらいかもしれませんが、笑顔で挨拶を心掛けているうちに自然に話せるようになることも多いですよ。
ママ友作りには、同じ年代の子どもが集まる公園を選ぶこともポイントです。子どもの年齢に合う遊具のある公園を探しましょう。
子育て広場など乳幼児の遊び場で
0~3歳の未就学児を対象としているところが多く、同じような年齢の子どもを持つママと出会うチャンスが大きいですよ。
読み聞かせ会や親子ヨガ、離乳食相談などを行っている自治体もあります。予約が必要なプログラムもありますが、基本的に自由に利用できる場合が多いので気軽に行ってみましょう。
子育て広場にはほかのママとの交流を楽しみにしているママが多いので、気軽に話しかけてみましょう。おしゃべりに夢中になり、子どもから目を離さないよう気をつけてくださいね。
幼稚園や保育園が一緒になったママと
同じ幼稚園に通うママ同士、園の情報や子育てなどの共通の話題で話も自然に弾みます。子どもが幼稚園に行っている間にお茶やランチをし、仲良くなりやすい環境です。
同じクラスの兼業主婦には、学校の行事などで顔を合わせたときに話しかけましょう。とくに自分の子どもと仲良しの子のママには挨拶をしておくとよいですよ。相手のママも「◯◯君の話はうちの子からいつも聞いています」と喜んでくれるかもしれませんよ。
ママ友とのトラブルを避けるためのポイント
一定の距離感を持った礼儀のある付き合いを
親しくなるにつれ遠慮がなくなり、色々なことを話題にするママがいます。しかし、パパの収入や学歴、2人目、3人目についてなど、プライベートな話題は嫌がるママもいます。また、自分の話ばかり、もしくは相手のことを根掘り葉掘り聞くようなことはしないようにしましょう。
また、お礼や言葉遣いに配慮が足りなくなるママもいます。雑な言葉は使わない、頼みごとを聞いてもらったときにはきちんとお礼をするなど、礼儀のあるつき合いを心掛けてくださいね。
相手のプライベートに入り込まず一定の距離を守ることは、ママ友関係を長続きさせるために大切です。