30代は健康な歯茎の曲がり角。歯にまつわる病とお手入れ方法を紹介

2019,2,12 更新

歯茎も歯ブラシでマッサージしよう

健康な歯茎を維持するためには、歯磨きだけではなく歯茎ケアも大切です。歯茎も歯ブラシを使ってマッサージしてみましょう。

歯茎をマッサージすることで歯茎の血行がよくなり、歯茎の細胞が活性化します。また、歯茎に溜まった老廃物をこすり落とす効果もあるのです。さらに、歯茎をマッサージすると唾液の分泌も促進されます。唾液には、殺菌作用と洗浄効果、口内を中性化する作用があるため、歯周病の悪化を防いでくれるのです。

強い力でマッサージすると、歯茎の腫れにつながり逆効果になるので、あくまで「優しく」を意識してくださいね。ゴムでできた歯茎専用の「歯茎ブラシ」も市販でありますので、そちらを使用するのもおすすめです。

定期的な歯科でのメンテナンスも大切

歯科医院は、「歯が痛くなったときに行くもの」と思っていませんか？歯周病は先に述べたように、初期段階では自覚症状がなく、静かに進行していくものです。自覚症状が出たころには、深刻な状態ということもありえます。

さらに細菌数や種類・唾液の量や質・歯の生え方・歯の質・年齢・性別など、口の中の状態は人によって違うもの。全員が同じブラッシングでは、効果的な予防が完璧にできるとは残念ながらいえません。自分で正しくブラッシングしているつもりでも、補いきれない部分がでてくるのです。

確実に歯と歯茎のケアをするために、自分の口腔内の状況に合ったメンテナンスを定期的に行うようにしましょう。「予防歯科」の意識を高めることが大切ですね。

まとめ

髪や肌のケアは、歳を追うごとに気を使う人は多いけれど、お口の中に関しては後回しにしてしまいがち。しかし、口内ケアをすることは、見た目がよくなるだけでなく、全身の健康のためにも必要なことです。パパやママの健康のためにも、もう一度お口のケアに意識を向けてみませんか？

30代は歯茎の曲がり角だからこそ、今までより入念に歯と歯茎ケアをしていきましょう。健康な歯と歯茎でいることは、生涯を楽しく生きられるかに関わる大切なこと。いつまでも思いっきり笑える、笑顔の素敵なパパとママでいたいものですね。