3歳でスプーンが上手に使えない！練習方法や食具選びのコツを知ろう

2020,1,17 更新

成長の個人差を焦らずに見守って

「子どもの成長には個人差がある」「周りと比べないほうがよい」ということはしっかり認識しているママも多いでしょう。しかし、頭では分かっていても、実際に子どもの発達がゆっくりだと焦ってしまうのが子育ての難しいところですよね。

子どもの発達が周りのお友だちや育児書の基準と比べて遅れていると分かり心配になるのは、ママが普段から子どものことを見ている証拠でもあります。そのようなママなら、我が子のよいところ、得意なこともよく知っているのではないでしょうか。

スプーンを使って食事をすることも大切ですが、子どもの苦手な部分は焦らずに見守り、よいところや得意な部分に目を向けてみましょう。そうすることでママ自身のストレスも減り、子どもものびのびと過ごせますよ。

食事を楽しむ工夫が大切

食事は健康な体を作ることやエネルギーを摂ることだけでなく、豊かな心を育むための時間でもあります。何を食べるか、どのように食べるかということも大切ですが、幼児期は食事を楽しむことを最優先に考えていきましょう。

食事を楽しむためには、子どもが自分のペースで自由に食べられる環境が理想的です。苦手なスプーンを使おうとせず手づかみで食べていても、できるだけ見守るようにしたいですね。そして、子どもが自分からスプーンを使いたいと思える工夫を色々と試してみましょう。

食事そのものに興味が持てるように、簡単な家庭菜園をして子どもと一緒に収穫したり、ご飯作りを手伝ってもらったりするのも効果的です。子どもが食事を楽しむ姿は、ママにとっても嬉しいものですね。

まとめ

スプーンの使い方は、食事をしながら繰り返し練習して覚えていくことも大切ですが、日常生活や遊びを通して指先や手首を鍛えることも効果的であることが分かりましたね。子ども自身がスプーンに苦手意識を持っており使いたがらないときは、楽しみながら練習できる遊びを積極的に取り入れてみましょう。

そして何よりママが焦らないことが大切です。スプーンをマスターする年齢の目標を少し先延ばしにして、心にゆとりを持ちながら子どもとの食事を楽しめたらよいですね。