3歳児は昼寝は必要?入園前に整えておきたい生活リズムについて
我が子の初めての入園となると、子どもだけでなく、パパやママもドキドキですよね。うまくなじんでくれるかどうか、不安でたまらないでしょう。そんなパパやママのために、幼稚園と保育園の生活の違いや、3歳児の昼寝についてなどをご紹介します。これを読んで、少しでも心配ごとが軽減されたら嬉しいです。
幼稚園に行く場合の生活リズムの整え方
幼稚園での1日の過ごし方
幼稚園の場合は、登園時間は園によって違いますが8~10時ごろのようです。朝は教室へ入って出席簿のシールを貼ったり、荷物を所定の位置に置いたり、制服から動きやすい服装に着替えたりする園もあります。その後しばらくは自由遊びをするところが多いです。
各教室のクラスでの活動も行います。お絵描き、体操、集団遊び、工作、歌を歌うなど、様々な活動をします。昼食時間は、12時ごろです。家庭から持ってきたお弁当や、幼稚園によっては給食のところもあります。食事後は再び様々な活動をするでしょう。
13時ごろにはクラスに分かれて帰り支度をして、14時前後に降園です。バスや保護者の迎えで帰ります。
幼稚園は昼寝の時間がない
幼稚園への入園を予定しているならば、入園準備として昼寝の時間をなくしていく必要があります。最初は時間を短くして、徐々に昼寝ゼロの日を作っていきます。できれば、幼稚園の降園時間である14時前後ぐらいまでは起きていられるように、体を慣らしておきましょう。
しばらくは、昼寝なしの生活に慣れず、子どもがぐずることも多いと思います。そんなときは、降園時間を過ぎた時刻ぐらいから、少しだけ昼寝をするとよいですよ。そして、夜はできるだけ早く寝て生活リズムを整えてくださいね。
家庭でも幼稚園を意識して生活しよう
午前中、幼稚園では色々な活動をしていることが多いので、家庭でも活動的に過ごす時間を多く取り入れましょう。公園へ散歩に行ったり、お友だちのお家へ遊びに行ったりするのもよいですね。雨の日には、室内で絵本の読み聞かせなどもおすすめです。
そして、お昼ご飯の時間は、幼稚園の昼食時間に合わせましょう。最初は子どものお腹が空く時間とうまくタイミングが合わないかもしれませんが、続けることで体が慣れていきます。「短い針が12になったら、お昼ご飯ね」と決めておくと、時間の感覚も身につきますよ。
保育園に行く場合の生活のリズムの整え方
保育園での1日の過ごし方
登園時間は、8~9時ごろです。教室へ入って出席確認をしたり、荷物を置いたり、制服に着替えたり、その後しばらく自由遊びをしたりするのは、幼稚園と同じです。
10時ごろから各教室へ戻って、クラスでの活動をするのも同じです。活動内容は幼稚園と似ていますが、幼稚園と保育園はカリキュラムが違うので、その保育園独自の活動を入れているところが多いです。
昼食時間も、幼稚園と同じ12時ごろですが、保育園ではこの後に昼寝の準備に入ります。昼寝は、13〜15時の2時間ほどです。昼寝から目覚めたら、おやつや自由遊びの時間になります。17時ごろから帰り支度をして、バスやお迎えの時間に合わせて降園します。
保育園は昼寝の時間がある
0〜1歳児は、12時半〜15時の2時間半ほどです。2〜3歳児になりますと、13〜15時の2時間、3〜5歳児で、13〜14時の1時間ほどです。だんだん短くなっていくのが分かりますね。
ただし、これはあくまでもお昼寝時間として設定されている時間帯のことで、寝つきが悪い子どももいれば、時間より早く起きてしまう子ども、中には転がっているだけで昼寝をしない子どももいます。また、小学校入学前には昼寝をしない、あるいは最初から昼寝の時間が設定されてない保育園もあります。
保育園に入る前の家庭での過ごし方
午前中に活動的な時間を入れたり、お昼ご飯の時間を合わせたりするのは、幼稚園の入園準備と同じです。一つだけ違うのは、昼寝ができるということです。無理に起こしておく必要はないでしょう。
しかし、注意しておきたいのは、昼寝の時間帯です。昼寝ができるのはよいのですが、家庭と保育園で昼寝の時間が大きくズレていたら、お友だちが寝ているときに起きていてみんなが遊んでいるときに眠くなることになります。昼寝の時間帯が、保育園の昼寝の時間帯と同じになるよう、少しずつ体を慣らしておくとよいですよ。