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子どもが泣くのはいつまでなの?泣いている理由と対応の仕方

子どもが泣くのはいつまでなの?泣いている理由と対応の仕方

何かあるたびに子どもがすぐに泣いてしまうので、どうしたらよいのだろうと悩んでいるママがいることでしょう。「うちの子は泣き虫?」と心配になりますよね。そこで今回は、子どもがすぐ泣く理由とこの状態はいつまで続くのか、ママがしてしまうNGな行動と泣いているときの対応の仕方などについてお話しします。

すぐ泣く理由といつまで泣くのかが知りたい

共感や理解を求める感情が涙になる

ふとしたきっかけで子どもが泣くことってありますよね。大人からしてみると「どうしてこんなことで泣いてしまうの?」と不思議に思えるかもしれません。もしくは、「育て方が悪かったのかな」と悩むこともあるでしょう。

感受性が高めの子どもの場合、小さなことでも怖がったり、悲しがったりする傾向が強いため、ママから見ると泣き虫に思えるかもしれません。大人と違い、幼い子どもの脳はまだ発達段階にあるため、感情をコントロールする機能が未熟だといわれています。

ゆえに、大人のように感情や欲求を上手に抑えることができず、ママや周りの人に共感や理解を求めようとした結果、泣いてしまうことがあるのです。ママの育て方に問題があるわけではないので、安心してくださいね。

パパやママに甘えたいから泣く

子どもが泣くと、どうして泣いているのか気になりますよね。しかしまだ言葉が上手に話せない子どもの場合、理由をはっきりと説明することができないので、ママが理由を察するしかありません。

ママが忙しくしているときに限って大泣きするということもあるでしょう。それはもしかすると、ママの意識が自分の方を向いていないことに気がついて、ママに甘えたくて泣いているのかもしれませんよ。

早く泣き止んでほしいと思うあまり、子どもが泣き始めるとおもちゃやお菓子を与えることもあることでしょう。しかしこれを繰り返すと、子どもは「泣けば何かもらえる」と思ってわざと泣くことが多くなるので注意したいですね。物で誤魔化さないようにしましょう。

3~4歳を過ぎると落ち着く子どもが多い

3~4歳ぐらいになっても、ささいなことですぐに泣いてしまうという子どもも珍しくありません。しかし2歳前後のときと違い、比較的理由が分かりやすくなってくるので、ママも以前に比べて対処しやすく感じることでしょう。

この年齢は、言葉である程度は自分の気持ちを表現できるようになるものの、まだ上手に伝えることができないので、そのジレンマで泣くこともあります。

もしくは、自力でやりたかったことが上手にできずに泣いてしまったり、もっと遊びたいのにママに「片づけて」と中断されて泣いてしまったりというケースもよく見られます。

こうやって泣くことを繰り返すうちに、感情のコントロールの仕方を学んでいくので、この時期を過ぎると落ち着いてくる子どもが増えてきますよ。

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実はしているかも!NGな言動

泣いちゃだめと言っている

子どもが泣くと、ママはどのように対応していますか?外出先で泣かれるとママも困ってしまいますよね。つい「泣いちゃだめよ」と声を掛けたくなるかもしれませんが、これはNGな言動の一つなので注意したいですね。

子どもは泣くことによって、そのときのマイナスの感情を精一杯表現しています。それなのにママやパパから泣くことを禁止され続けると、子どもは次第に素直な自分の感情を抑えつけるようになってしまうので危険です。

将来、感情表現が苦手なために、人間関係をうまく築けなかったり、相手の気持ちを考えて行動するのが苦手な大人になってしまったりするかもしれません。子どもが泣いているときは、できるだけ思いきり泣かせてあげるように心掛けましょう。

感情的に怒鳴ってしまう

子どもが泣き始めると、その泣き声やいつまでも泣き止まないことにイライラして感情的に怒鳴ってしまうこともあるかもしれません。しかし頭ごなしに叱っても、子どもを怯えさせてしまうだけなので、まずはできるだけママの気持ちを落ち着かせるようにしましょう。

よく子どもが大声で泣くと「泣き止まないとこのおもちゃ捨てちゃうよ?」というように脅し文句を言っている親を見かけることもありますが、やめるようにしたいですね。子どもが友だちともめたときに、同じように友だちを脅してしまうかもしれません。

また、ママに甘えたくて泣いている場合は、怒鳴るのではなくしっかりと抱きしめてあげるようにしましょう。ママの愛情をたっぷりと感じることができれば、自然に泣き止むこともありますよ。

「なんで?」と問い詰める

泣く子どもに対して「なんでそれぐらいのことで泣いちゃうの?」と声を掛けているママを見ることもありますよね。子どもに泣いている理由を聞くことは間違いではありませんが、悲しいという感情をママに受け止めてもらえないままに理由ばかり問い詰められると、子どもはママから突き放されたように感じてしまいます。

「ママは私の気持ちを分かってくれない」と感じ、さらに辛くなって泣いてしまうかもしれません。こうなると、ママにも解決策が見つからずお手上げ状態になってしまうことでしょう。

泣くたびに質問をすることを繰り返していると、そのうち子どもは口を貝のように閉ざして、何もママに話さなくなる可能性があります。くれぐれも、泣いている子どもに問い詰めないように注意したいですね。

子どもが泣いているときの対応の仕方

子どもの気持ちに共感するような声掛けを

子どもが泣いているときには、子どもの気持ちに共感するような声掛けをすることが大切です。たとえば、「もっと遊びたかったのに、ママが帰ろうといったから悲しかったんだよね」「どうしてもあのおもちゃがほしいから泣いちゃったんだね」というように、子どもの気持ちを察して代弁してみましょう。

ママが自分を理解しようとしてくれている、ということを子どもが感じることができれば、ママとの信頼関係もさらに強くなりますよ。ママは自分のことを分かってくれていると安心することができるので、むやみに泣くことも少なくなります。

さらに子どもが感じたと思われる気持ちをママが代弁することによって、「こんな気持ちのときはこう言えばいいのか」と子どもが学ぶこともできますよ。
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