幼児もメガネで花粉症対策をしよう!選び方のポイントや人気のメガネ
春は暖かくて過ごしやすい季節ですが、同時に花粉が飛散する時期でもあります。花粉症は大人しか症状が出ないと思うママがいるかもしれませんが、最近は幼児の花粉症が増えており、子ども用の花粉症対策のメガネも販売されています。今回は人気のメガネや選び方のポイントをご紹介しますね。
幼児でも花粉症対策にメガネをかけるべき?
花粉症に悩む子どもが増えている
あるデータによると、5~9歳のスギ花粉症の子どもは1998年では7.5%でしたが、2008年には13.7%まで増加しています。さらに1998年から10年が経過し、10~19歳に成長した子どもがスギ花粉症を発症した割合は31.4%で4倍近くになっています。
花粉症を引き起こす代表的な植物には「スギ」「ヒノキ」「ブタクサ」などがあり、飛散する時期がそれぞれ違います。ほかにも花粉症の原因になる植物があり、1年をとおしてなんらかの花粉が飛散しているのです。
花粉の侵入を防ぐことが花粉症対策に
花粉は目や鼻、口から入りやすいので、マスクやメガネなどで体内への侵入を防ぐのも一つの方法です。メガネの上部が覆われた花粉対策用のデザインのものだと、花粉が目に入りにくくなっています。またツバがある帽子をかぶることも効果がありますよ。
静電気が起こると衣類に花粉が付着しやすくなります。その花粉が部屋で飛散して、子どもの体内に侵入するケースもあります。
洗濯には静電気が起こりにくい柔軟剤を使ったり、外出前に静電気防止スプレーを使ったりして花粉症対策をしましょう。
症状が出やすい目はメガネでガード
目に症状が出やすい原因として、目の白い部分をおおっている結膜に花粉が直接触れてしまうことがあげられます。結膜にあるたくさんの血管から炎症を起こす細胞が体内に入り込もうとしますが、それらの侵入を防ごうとする免疫細胞がアレルギー反応をおこすため、目がかゆくなったり、違和感を感じたりしてしまうのです。症状が出やすい目はメガネで花粉をガードするとよいでしょう。
また鼻から吸い込んだ花粉がアレルギー反応を起こし、目の症状に現れることも多いです。マスクでも花粉対策をしましょう。
幼児のメガネ選びで気をつけたいポイント
サイズが子どもの顔に合っているか
花粉から目を守るためには、メガネのサイズが子どもの顔に合っていることが大切です。子どもの年齢が同じでも体の成長はそれぞれで違うように、顔の大きさもばらばらです。メガネのサイズが顔に合っていないと、メガネと顔の間に隙間ができたりメガネがずり落ちたりしたときに、花粉が入ってきてしまいます。
メガネを選ぶ際には、顔の横幅となる「こめかみからこめかみまでの横の長さ」と、顔の奥行きとなる「鼻にメガネがかかる位置の横延長線から耳までの長さ」を測っておきましょう。メガネを試着できる場合は試してみてもよいですね。
かけ心地や安全性への配慮があるか
子どもの花粉症対策のメガネは20g前後から販売されています。子どもにとってメガネが重いと、長時間の使用で耳が痛くなったり、疲れたりするかもしれません。できるだけ店頭で試着をして、かけ心地を確認しましょう。
また子どもは遊んでいるときに、走ってほかの子どもとぶつかったり、転んだりしてしまうことがあります。その際にレンズが割れたり、フレームが壊れたりしては危険ですね。メガネの耐久性や壊れにくい工夫がされているかどうかもチェックしましょう。
機能やデザインが充実しているかどうか
例えば花粉症対策のため、マスクとメガネを併用するとレンズがくもってしまうことが考えられます。くもり止め機能がついているとレンズがくもる心配がないので、良好な視界を保つことができます。
また外で遊ぶと子どもはたくさんの紫外線を浴びます。UVカット機能は子どもの目を紫外線から守ってくれますよ。
子どもが好きなデザインがあることも大切なポイントです。子どもがメガネに慣れていないと、違和感を感じて嫌がるかもしれません。子どもと一緒にすてきなデザインのメガネを選びましょう。
幼児にぴったりな花粉症対策メガネ3選
花粉の時期以外も使えて便利「AXE」
「AXE」から販売されている「アイキュアキッズ」は花粉はもちろん、ほこりや黄砂などの外部の刺激から子どもの目を守ってくれるので、花粉の時期以外も使うことができて便利ですよ。
また柔らかい素材のクッションサイドガードには弾力性があり、外部からの衝撃を和らげる効果や、フレームの損傷による目の周りのケガなどを軽減する特性があります。