赤ちゃんの服は手洗いが必要なものも!洗い方や便利なアイテム
赤ちゃんは、よくミルクを吐いたり、おもらししたり、たくさん服をよごします。汚れた服は、手洗いをするべきなのか、洗濯機でも大丈夫なのか分からないことも多いですよね。ここでは、手洗いするべき洗濯物や手洗いの方法とポイント、便利グッズなどを紹介します。
赤ちゃんの服は手洗いしたほうがよいの?
基本は洗濯機で洗ってOK!
ただし、1カ月未満の赤ちゃんは免疫力が低く、大人の服についた添加物などは肌荒れの原因になる可能性があるので、一緒に洗うのは避けましょう。ちなみに、1カ月を過ぎても、汚れがひどいものや新品の服と一緒に洗うのは避けた方がよいでしょう。
また、洗剤を入れすぎたり、すすぎがたりなかったりすると洗剤が服に残ってしまい、赤ちゃんにとって着心地が悪くなるので気を付けましょう。添加物が入っている洗剤や、香りが強い柔軟剤も赤ちゃんにとって刺激が強いので、無添加のものが理想的です。
汚れによっては手洗いが必要なものもある
時間がたつほど汚れは落ちにくくなるので、すぐに洗うことを心がけましょう。時間がないときは、汚れた部分だけをさっと手洗いで落として、後でほかの洗濯物と一緒に洗濯機で洗っても大丈夫ですよ。
手洗いのポイントは、ぬるま湯で洗うことです。水よりも落ちやすいですよ。また、熱いお湯は逆に汚れが落ちにくくなるので避けましょう。
洗い方は、軽く揉み洗いする感じで落としましょう。力強くごしごし洗うと生地を傷めたり、逆に汚れが落ちなくなる場合もあるので要注意ですよ。
デリケートは服は手洗いがベター
手洗いの記号がないものでも、レースなどの細やかなデザインのものやしわがよりやすい薄い綿のもの、縮みやすい毛製品、色落ちしやすい柄物などはできるだけ手洗いがおすすめです。
それ以外にも、よく着せるお気に入りの服は、何度も洗濯するうちにヨレヨレになったり、色落ちしてしまったりすることもあるので、時間があれば手洗いするのがおすすめですよ。
赤ちゃんの衣類を手洗いする方法
汚れものは酸素系漂白剤で「つけ置き」
方法は、40~60℃のお湯に酸素系漂白剤を入れ、20~30分つけて置いて、水ですすぐだけです。固形の汚れがついているときは、ついている汚れを取り除いてからつけ置きを試してくださいね。洗剤残りが心配な場合は、つけ置きした後にほかの洗濯物と一緒に洗濯機で洗っても大丈夫ですよ。
中には、色落ちするものや使用できない素材もあるので、洗剤に表記されている注意事項はよく読んでつけ置きするようにしましょう。
新しい衣類は使用前に「水通し」
水通しのやり方は、その名のとおり「水」だけで洗います。洗面器などに水を張り、服を浸し、水を含ませるように軽くもみ洗いします。水分をしっかり含んだら、手で固くしぼって干すだけです。干すときは、できるだけ湿気が残らないように晴れた日に干すのが理想的です。
手洗いが面倒な場合は、洗濯機の「手洗い」コースなどでも問題ありませんが、型崩れする可能性もあるので、できれば手洗いがおすすめです。
デリケートな服は素材に合わせた洗い方を
レースや薄手のブラウスなどを洗うときは、服に負担をかけない「振り洗い」をしましょう。方法は、服の縫い目などの強度のあるところを持ち、洗濯液に浸し、そのまま軽く左右に振るように洗います。すすぐときも同じように左右に振って洗濯液を落とします。2回ほどすすぐだけで洗濯液は落とせます。
ニットなどを洗うときは「押し洗い」をしましょう。やり方は、服をたたんで洗濯液の中につけ、20回から30回ほど軽く押すように洗います。押している間に洗濯液が繊維の中を通過するので衣類をひっくり返す必要はありません。押し洗いは、型崩れさせたくないものやかさばる洗濯物にもおすすめです。
赤ちゃんの衣類の手洗いに便利なアイテム!
無添加でやさしい「酸素系漂白剤」
市販で販売されている漂白剤は、「酸素系」と「塩素系」があり、「酸素系」の方が赤ちゃんにはおすすめです。塩素系よりも漂白効果は弱いのですが、その分成分も弱いですし、柄物にも使えます。ちなみに、重曹を混ぜて使うこともでき、漂白の効果もあがりますよ。
最近では、無添加の「酸素系漂白剤」が販売されており、添加物の刺激に弱い赤ちゃんの肌におすすめです。赤ちゃんの肌にやさしくて、汚れも落とせるのは嬉しいですよね。