赤ちゃん関連の生ゴミやゴミ箱を衛生的に!気になる臭いや汚れの対策
おむつや吐き戻した服の処理。なるべく臭いを抑えて、衛生的に処理したいですよね。毎日のことなので、コスト面も気になるというママも多いと思います。この記事では、臭いを抑えるおむつの捨て方、汚れた服の洗濯のコツやおすすめの洗剤、おむつ専用ゴミ箱のメリットとデメリットなどについてご紹介します。
目次
赤ちゃんでもうんちや吐き戻しの対策は重要
赤ちゃんの月齢に合わせてうんちも変わる
新生児のうちは、1日10回ほど、黄色っぽくて水状のうんちをします。酸っぱい臭いがしますが、これは腸内に住むビフィズス菌が正常に活動している証拠。また、母乳やミルクに含まれるカルシウムや脂肪が混ざった白いツブツブのうんちが出たり、ぬるっとした腸の粘膜が少量付着することがありますが、どちらも心配する必要はありません。
生後4カ月以降になると、回数が1日2~4回に減り、さらに離乳食が始まると、少しずつうんちが固く茶色く変化していきます。
特に0~1歳のうちは、成長とともにうんちの状態と回数の変化が大きいです。
離乳食が始まるとうんちも臭くなる
母乳・ミルクだけのときは、赤ちゃんの腸内には主にビフィズス菌しかおらず、うんちの臭いはやや酸っぱい香りがする程度。離乳食が進み、消化機能が発達してくると、食べ物を消化するために大腸菌の数が増えます。すると、水っぽかったうんちが徐々に固く茶色っぽく変化し、臭いも段々強くなっていくのです。
うんちの臭いがきつくなってきたタイミングで、おむつの処理方法やゴミ箱の置き場を変えるママも多いようですよ。
吐き戻し対策で汚れを減らすコツと注意点
生後しばらくは珍しいことではありませんが、汚れた服などの処理に手間がかかるのでどうにかしたいと思いますよね。
授乳後は、縦抱きで背中をトントンし、飲み込んだ空気をゲップとして出しやすいようにしましょう。授乳直後に寝かせる際は、枕やタオルなどで上半身を少し高くすると、逆流しにくくなります。万が一、吐き戻した際に吐瀉物が喉に詰まらないよう、横向きに寝かせましょう。
また、授乳間隔を開けたり、休み休み飲ませることで飲み過ぎを防止することができますよ。
おむつの臭い対策と衣類の汚れ落としのコツ
家にあるもので上手におむつ処理
手間は生じますが、新聞紙やビニール袋に包んでから捨てると、臭いが軽減できます。新聞紙でくるんだ上で、ビニール袋の空気を抜いて口を閉じるとさらに効果的。密封することで雑菌の繁殖も抑えられますよ。
また、蓋の裏に防臭剤・消臭剤を取りつける方法は、貼りつけるだけなので簡単ですね。消臭効果のあるビニール袋や、おむつ専用の消臭剤を使用すると、より高い効果が期待できるでしょう。
ベランダやトイレなど、室内に臭いが入らない場所に設置するのも手です。ただし、ベランダの場合は、近隣の迷惑にならないかどうか、害虫対策は問題ないかどうかを確認してからにしましょう。
吐き戻しで汚れた服はとにかくすぐ洗おう
母乳やミルクのたんぱく汚れは意外と強力で、黄色いシミが残ることも。浸け置きも効果的ですが、生地が傷む可能性があるので長時間は避けましょう。
洗うときのコツは、冷水ではなく、ぬるま湯または生地を傷つけない程度のお湯で洗うこと。母乳やミルクには脂質が含まれているため、冷たい水では分解されにくいのです。
また、臭いが気になるときやガンコな汚れの場合には、洗浄・殺菌効果の高い漂白剤や酸素系洗剤を使ってみましょう。刺激が気になる方には重曹がおすすめ。生地や肌に優しく、弱アルカリのため脂質などの油汚れを中和させて落としてくれますよ。
食べこぼしの油汚れには洗剤などを直塗り
食べこぼしの汚れは、衣料用漂白剤やシミ取りの固形洗剤を直塗りした上で、丁寧に手洗いするのがおすすめ。漂白剤やシミ取り洗剤に抵抗がある場合は、重曹と普段使っている衣料用洗剤を練り合わせてペースト状にし、汚れに揉み込むとよいでしょう。
また、油分が多い汚れは、食器用洗剤やクレンジングオイルでもよく落ちますよ。汚れた部分に塗って、揉み洗いをしてみましょう。クレンジングシートをバッグに入れておけば、外食先での汚れにも対応できて安心ですね。
おむつ用のゴミ箱が臭ってしまう原因
ゴミ箱自体を掃除していない
冷蔵庫でも時々掃除をしないと、ドアを開けたときに色々な食材の臭いがしますよね。それと同じようにゴミ箱にも臭いは染みつきます。ゴミ箱自体に臭いがついていると、おむつの捨て方を工夫しても臭いは軽減しにくいですよね。
重曹で浸け置き洗いをしたり、漂白剤をつけてスポンジで擦ったりなどして、定期的にしっかりと洗い流しましょう。また、洗った後は雑菌が繁殖しないようにしっかりと乾かすことも大切です。ゴミ箱が一つしかない場合は、タオルなどで水分を拭き取ってから干しておくと早く乾きますよ。