赤ちゃんにりんごはいつからOK?調理方法やアレルギーについて
りんごを与えるときに気をつけること
りんごなどの果物はアレルギーに注意
りんごは「特定原材料に準ずる20品目」の一つに含まれます。過敏な方なら加熱したものでもアレルギー反応が起こることがありますよ。
りんごのアレルギー反応は、口の中や喉にかゆみやむくみが起こる「口腔アレルギー症候群」の症状がよく見られるようです。赤ちゃんにりんごを与えた後に、口もとを気にする様子がある場合は注意が必要です。重篤な場合は呼吸器症状やアナフィラキシー症状も起こります。
初めて与えるときは少量を
アレルギー症状はりんごを与えてすぐに起こることもありますが、与えた後少したってから症状が起こることがあります。午前中にりんごを与え、アレルギー反応が遅く表れても、かかりつけ医が診療をおこなっている時間であれば、すぐに受診が可能です。
生のりんごを初めて与えるときも、同じようにかかりつけ医の診療がある午前中に与えるようにするとよいですね。何に対してアレルギー反応が起こったのかを明確にするために、りんご以外初めて食べる食材は与えないようにしましょう。
離乳食向きのりんごの品種を選ぼう
赤ちゃんの離乳食として与えるときには、離乳食向きのりんごを選ぶとよいですよ。具体的には甘味が強く酸味が少ないもののほうが赤ちゃんは好みますよ。また加熱したときにやわらかくなりやすいものだと食べやすいといえます。
品種としては「ふじ」「サンふじ」「つがる」の3品種は甘味があり加熱したときにやわらかくなるのでおすすめです。
アップルパイなどに使う「紅玉」は、酸味が強く加熱しても煮崩れしにくいため好みが分かれます。「ジョナゴールド」は少し酸味が強いりんごですよ。
まとめ
離乳食初期から与えられる食材の中では、甘味があり赤ちゃんが好む味わいをもつりんごは、離乳食のバリエーションを増やすことにも役立ちます。栄養も豊富で赤ちゃんにおすすめの食材なので、上手に離乳食に取り入れてくださいね。