パパは休日に家族とどう過ごしてる?家事や育児を分担してもらう方法
世の中にはイクメンと呼ばれるパパもいますが、家事や育児に消極的なパパも多いのがママにとっては歯がゆいところです。普段仕事で疲れていて休日はゆっくりしたいのはわかるけれど、ママだってたまには羽を伸ばしたい。この記事では、そんなパパにどうすれば家事と育児を手伝ってもらえるのか、その秘訣をご紹介します。
休日のママの希望とパパの実態の違い
休日のパパ達は何をして過ごしているの?
この場合パパが休日でも、ママはひとりで家事と育児をこなしていることになります。そのためママは息を抜く暇もなく、疲れがたまりストレスでいっぱいになってしまうことでしょう。
その反面、大半のパパが休日は家族と一緒に過ごしています。普段は仕事で忙しいため、休日は家族サービスと考えているのかもしれませんね。
しかも、5割程度のパパは家事や育児をかなり手助けしているようです。特に、自分が苦手と感じることが多い家事よりも、育児のほうに積極的に関わっているパパが多いようです。
パパがお休みのときにお願いしたいこと
「お休みの日はオレが炊事や掃除をするよ。子どもとだって遊ぶさ」というパパはなかなか少ないもの。ママが少しでもパパにお願いしたいのが、前記の項目なのです。
パパが子どもと外出してくれれば、その間ママはひとりになれます。子どもとお風呂も、パパはふれあい時間が持てますし、ママはホッとできる数少ない時間なのです。
食後の食器洗いや片づけは頻度が高く、パパがしてくれるとママは一息つけることになります。お風呂掃除も、壁や排水溝まできれいにしてくれるとママは助かりますよ。
パパ達の本当の気持ち
家事については「何から手をつけたらよいかわからない」というのがパパの本音のようです。「言わなくてもわかるでしょ」「それくらい自分で気づいて」というのは、ママの言い分です。
パパとママでは、家事に対する習熟度が違います。パパができるようになるまで丁寧に教えるようにしましょう。
育児については、子どもを叱る際に「ダメ!と怒るのではなく、子どもが理解できるように叱ってほしい」と考えているようです。家事に育児に忙しいママは、イライラしがちなので気をつけましょうね。「子どもの世話をしすぎてしまうママが多い」とも、パパは感じているようです。
パパに家事をお願いするためのコツ
まず家事分担を書き出してみよう
「俺、結構やっていると思うけどなあ」というパパには、この家事分担状況を見せてあげましょう。目で見ることによって、パパの家事や育児の分担がママに比べていかに少ないかということが理解できるはずです。
分担項目については、「朝」「昼」「夕」「全日」に分けて記載しましょう。例えば、「朝ごはんの用意」「夕ごはんの後片づけ」「子どもとの遊び」などです。「見える化シート」を作ることにより、ママも家事や育児の項目を具体的に把握できることになりますね。
チェックシートで家事をしやすくする
やり方は簡単です。パパにやってもらいたいことを具体的に箇条書きにして、終わったことにチェックをしてもらうだけです。例えば次のとおりです。
・すべての部屋に掃除機をかける
・タンスや机ははたきをかける
・食器を洗う
・食器を片づける
・タオル、靴下など洗うものを集める
・洗濯をして干す
このようにタスクの細かいことまで箇条書きにして、終わったらチェックしてもらうのです。このタスクメモをパパに渡し、できることだけでよいのでやってもらいましょう。
上手に頼んでパパのやる気を引き出そう
パパに家事を頼むときには「一つだけお願いしたいのだけれど?」とか、「パパのチャーハン美味しい!またお願いね」など、パパが気持ちよく動けるようにお願いしましょう。
ここで、パパに家事を上手にお願いするコツをご紹介します。
・パパの得意な家事、スキルを必要としない家事をお願いする
・やってほしいことをわかりやすく伝える
・自分のやり方を押しつけない
・明るい雰囲気でお願いする
これでパパが些細な家事でもこなしてくれたなら、忘れずに「ありがとう」の一言をつけ加えましょうね。
パパができそうな家事や育児を提案しよう
パパでもできる家事を見極める
どんなパパでもできるのが、ゴミ出しとお風呂掃除、トイレ掃除、食器洗いでしょう。トイレ掃除は汚そうだから、お風呂掃除は面倒そうだからとやらないだけで、その気になれば小学生でもできる家事です。
次に洗濯や消耗品の補充です。それぞれの収納場所が多少違っていても目をつぶる寛容さを持ちましょう。
さらに買い出し、部屋の掃除や片づけ、食事の準備となるとかなり慣れが必要になりますが、パパでもできないわけではありません。少しずつできる家事から始めてみましょう。