小学校入学前の心構えとは。バタバタしないためにやっておきたいこと
子どもの小学校入学を控えたママたちは「小学校でうまくやっていけるのかしら」と不安がいっぱい。今までは遊びが中心だったのに、これからは勉強が中心の小学校生活がはじまります。楽しく過ごせるように、入学前にママがしてあげられることはあるのでしょうか。ママの心構えとやっておきたいことをご紹介します。
できるようにしておくとよいことを知ろう
自分の名前がわかること、返事ができること
そして、名前を呼ばれたら「はい」と返事ができることも大切になってきます。先生とのコミュニケーションの第一歩であり、お友達に早く名前を覚えてもらうチャンスですよね。
中には、人見知りであったりおとなしい子もいますので、無理する必要はありませんが、少しずつ慣れていけるといいですよね。まずは、手をあげるなど意思表示ができるようにしておくのもよいかもしれません。
着替え、 食事、トイレを一人でできること
体操服や水着への着替えや、給食の配膳など自分たちでやらなければならないことが一気に増えてきます。小学生になったからといって、いきなりできるようになるわけではありませんので、家でも徐々に練習していく必要があります。
また、トイレを一人でできるようにしておきましょう。最近では、お出かけしても洋式のトイレが多く、和式の使い方を知らない子が増えているそうです。学校によって洋式と和式の割合は違いますが、和式の使い方だけは知っていてもいいかもしれませんね。
通学距離を歩く体力を身につけておく
さらにこれまでと違うのは、大きなランドセルを背負っていかなければいけません。ランドセルだけでも平均1キロほどあり、さらに教科書や筆箱、給食セットなど毎日の持ち物がたくさんあります。そのため、通学距離を歩く体力を身につけておく必要があります。
通学路は、事前に何度か一緒に歩いて確認することをおすすめします。危険な場所や注意したほうがいい場所を確認するのはもちろんですが、子どもが寄り道してしまいそうな場所も要注意ですよ。そこで時間をとられ、焦ってしまっては危険ですからね。
無理強いは禁物!子どものための親の心構え
子どもと友達や周りを比べないこと
そして、しっかりしたお友達が近くにいると、さらに焦ってしまうかもしれません。そのため、入学直前になって遅れを一気に取り戻そうとするママがいるのです。同じ年でも、絵本を見るのが好きな子はひらがなが得意かもしれません。公園遊びが好きであれば、積極的に話しかけるのが得意かもしれません。
子どもたちはそれぞれ自分のペースで成長しているので、成長段階を飛び越えるようなことをする必要がないのです。ママたちは、焦らずに子どもたちを見守ってあげられるといいですね。
できなかったとしても焦らず見守る
小学校の先生も、必ずできるようになってなければならないという意味で伝えているのではないそうです。できないからといって焦らず、見守ってあげてほしいと思います。
とはいえ、これから自分でできるようにしていかなければならないことばかりですので、声かけをしてあげたり少しずつできることを増やしていってあげられるといいですね。そうすれば、学校生活にも余裕が生まれ、より楽しく過ごすことができるかもしれませんよ。
子どもが「楽しみ!」と思える声掛けをする
たとえば、朝、なかなか起きられないからといって「1年生になるのに何でできないの」と怒ってしまっては、小学校は大変なところだと思ってしまうかもしれません。「もうすぐ小学生になるんだから」は、子どもにとってプレッシャーになってしまうそうです。
それよりも「みんな初めて同士だから大丈夫」や「困ったことは先生が助けてくれるよ」と安心させてあげたり、「ひらがな書けるようになったら、ママにお手紙かいてね」と勉強が楽しみになるような声かけがいいですよね。
安心して新生活をスタートするために
日頃のコミュニケーションを大切にする
学校であったことを話したいのに「忙しいからあとで」や「早くしなさい」などばかりでは、もういいやと感じてしまうかもしれません。一度に全部聞くことができなくても「少しでも聞いてくれた」と感じることが大切だそうです。話を聞くときは、否定するのではなく「そうなんだ」や「楽しかった?」など相づちすることで、話を引き出せるといいですね。
また、規則正しい生活を送ることで、家での時間がリラックスできる場所と感じることができます。日頃のコミュニケーションを大切にすることで、学校で悩みができてしまったときに、すぐに相談できるような環境にすることができます。