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2人育児で上の子にイライラして怒る!怒ってしまわないコツや接し方

2人育児で上の子にイライラして怒る!怒ってしまわないコツや接し方

下の子どもが生まれ、2人の育児にてんやわんやの毎日を送っているママは、つい上の子にイライラして怒ってしまうことがあるかもしれません。そこで今回は、上の子を怒ってしまうのはなぜか、上の子を怒らないようにするポイント、どのように対応していくかなどについてお話しします。ぜひ参考にしてみてくださいね。

上の子を怒ってしまうのはなぜ?

下の子のお世話を邪魔されてイライラ

下の子のお世話をしているときに、上の子に邪魔をされてイライラするというママも珍しくありません。

たとえば、下の子が泣いたので抱っこしてあやしているときに、上の子がいたずらをしてママを困らせたり、おむつ替えをしているときにママの所へ来て「これやって」とお願いしてきたりなど、例を挙げるときりがありませんよね。

そんなとき、ママはイライラしてつい「いい加減にして」「今は無理だからあっちへ行って」というように叱ったり、あしらったりすることもあることでしょう。本当はもっと上の子の相手もしてあげたいのに、つい厳しい口調になり、「どうしてあんなにイライラしてしまったんだろう」と、後で反省するということもあるはずです。

ママの睡眠不足や体調不良も原因の一つ

下の子がまだ赤ちゃんの場合、昼夜を問わない授乳や夜泣き、おむつ替えや着替えなどでママもくたくたですよね。寝不足が続き、さらにゆっくりと休む暇がない毎日を送っていると、体調不良にもなりがちです。

特に産後1~2カ月の間はママの体はまだ万全の体調ではないため、下の子のお世話と家事で精一杯ということもあるでしょう。さらに上の子のお世話もしなければならないので、精神的に余裕がなくなり、今までは見過ごせたようなことでもついイライラしてしまうかもしれません。

上の子にとっては、どうして自分がママにそんなに叱られるのか理由がはっきりとわからないので、余計にママを困らせたり、ぐずったりすることがあることでしょう。

上の子の赤ちゃん返り

ママが下の子のお世話にかかりっきりになっていると、上の子が焼きもちを焼き、赤ちゃん返りすることもあります。

今までできていたはずのことをしなくなり、急にママにお願いするようになったり、わざとママを困らせるようなことをしたりします。ほかにも、赤ちゃん言葉を話すようになる、夜泣きが増えるなどといった様子が見られることもあります。

知人は上の子が3歳のときに下の子を出産したのですが、今まで成功していたトイレトレーニングが急に後戻りしてしまい、パンツにお漏らしをするようになったと嘆いていました。さらに上の子が寝かしつけのときにぐずるようになり、困っているようです。

このように上の子が赤ちゃん返りして、ママがその対応に悩むこともあります。

上の子を怒らないようにするポイント!

ママは少しでも睡眠時間を確保する

ママにとっては2人とも、心から愛しい子どもたちであることに変わりはありません。できれば上の子にも優しく接したい、あまり怒りたくないと思っていることでしょう。

上の子にあまり怒らず、心穏やかに育児できるようにするためには、まずママが心身をしっかりと休め、気持ちと体力に余裕を持つことがポイントです。

ママは少しでも睡眠時間を確保するように心がけましょう。夜は子どもが夜泣きをしたり、授乳で起こされたりして、まとまった睡眠時間を確保するのが難しいかもしれません。

その場合は、短時間でも質の高い睡眠をとることができるように心がけたいですね。寝る前に気持ちをリラックスさせ、副交感神経の働きを高めるようにすると、入眠しやすく熟睡することができますよ。

頼れるところがあれば迷わずに頼ろう

毎日子ども2人の相手をしていると、ママは自分の時間を持つことが難しく、つい神経がいらだってしまうことがありますよね。ママもひとりの人間ですから、たまには楽しい時間を持つことも大切ですよ。

「もうストレスの限界かも」と感じたら、迷わずに誰かに頼ることも必要です。パパがお休みの日に、パパと子ども2人で公園に行ってもらうのもよいですし、パパと子どもたちにお留守番をお願いして、ママがひとりで数時間出かけるのもよいですね。

近所のカフェで本を読みながら、ゆっくりとティータイムを楽しむだけでも十分にリラックスできますよ。もしパパに頼れない場合は、近所のママ友と一緒に子どもを遊ばせながら、育児の悩みをおしゃべりするだけでもストレス解消になります。

上の子の不安な気持ちを考える

「どうして上の子はいつも困らせてばかりいるのだろう」と、上の子の気持ちについて考えたことがあるママもいることでしょう。

今までひとりっ子として、ママやパパ、そしておじいちゃんおばあちゃんたちの愛情を一身に受けていたのに、赤ちゃんが生まれたことによりその対象が自分ひとりではなくなります。みんなの関心が下の子に向き、寂しくなった上の子は「僕だって相手してほしいのに」と、周りの大人の注意をひこうとするのです。

いたずらしたり、赤ちゃん返りしたりするのは「もっと僕の相手をして」という上の子のアピールなので、その気持ちを理解してあげるようにしたいですね。下の子が生まれたからといって、自然と上の子が「お兄ちゃん」らしく振舞えるようになるわけではありません。

上の子への対応を変えてみよう!

上の子への声かけを忘れずに

下の子の相手をする前に、上の子への声かけを忘れないようにしましょう。上の子を無視して、下の子のお世話にかかりっきりになると、上の子が困った行動に出ることがあるので注意したいですね。

たとえば、下の子のおむつが汚れて泣きだしたら、上の子に「◯◯ちゃん、お尻が気持ち悪くて泣いているみたい。ママは◯◯ちゃんのおむつを替えてあげてもいいかな?」と許可を取るように上の子に話しかけてみましょう。

上の子が「いいよ」と言ってきたら「ありがとう、さすがお兄ちゃんだね」というように褒めてあげるのも効果的です。

また、「◯◯ちゃんはお兄ちゃんが大好きみたいよ、お兄ちゃんのこと、いつも笑顔で見ているよ」と話すと、下の子への愛情を感じてくれるかもしれません。
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