夫婦で読みたいパパの育児を描いた本!パパとママの本音にも注目
最近では、パパも育児に参加することが当たり前になりつつあります。しかし、実はお互いの育児に不満を抱いていることもあるかもしれません。ここでは、パパの育児を知るためにおすすめの育児本について、紹介します。パパの本音を知るためにも、一度読んでみてはいかがでしょうか。
パパの育児をどう思う?ママの本音は
もっと自主的に動いてほしい
普段、家事に育児に中心となってこなしているママにとっては当たり前のことでも、パパにとっては意外とわからないことも多いようです。手が離せないのは見ればわかるだろうから、ちょっと子どものことを見ていてくれるだろう…と思ったら、全然気が付かずにパパはテレビを見ている…なんてこともあるようです。
「言わないとやってくれない」ではなく、「言えばやってくれる」と考え方を変えて、些細なことでも要望は口に出して伝えるようにしましょう。
イクメン風のパパにうんざりすることも
同じことをママがやっても「当たり前」なのに、パパがやるだけで「イクメン」といわれるのは、ママにとっては納得がいかないこともありますよね。パパ本人が少し育児を手伝っただけで「自分はイクメンだ」ということに対して、不満を感じるママは多いようです。
特に、最近では「イクメン」と呼ばれるために、積極的に育児参加していることをSNSなどを通じて過剰にアピールするパパもいるため、ママの反感を買うこともあります。
ママだって本当は労いの言葉がほしい
慣れない育児に試行錯誤し、責任の重い育児のプレッシャーも感じる毎日ですが、目に見える成果があるわけでもなく、なかなか周囲から認めてもらいにくいものです。だからこそ、家族であるパパにくらいは日々の育児に対する労いの言葉や感謝の言葉を言ってほしいというのがママの本音でもあります。
育児に自信をなくしたときに、「家族にとっては最高のママだよ」や、「子どもが元気に育ってくれたのはママのおかげだよ」などと声をかけてもらえるだけでも、日々の苦労が報われる思いになりますよね。
パパの本音!夫婦でわかりあいたい大変さ
「察してほしい」では伝わらない
例えば、「昨日は夜泣きが多くて眠れなかったな」とママが言ったとします。ママはもしかすると「大変だったね。子どもは見ているから少し休んできていいよ」というパパの言葉を期待しているのかもしれません。しかし、発言をそのまま受け取るパパは「そうなんだ。大変だったね」の一言で終わってしまい、その結果、ママの反感を買う可能性があります。
パパに何か伝えるときは、察してほしいと思うのではなく、はっきりと口に出して伝えるようにしましょう。
大切な家族としてお互いの負担にも労りを
大きな仕事を終え、疲れて帰宅したパパに、「早く帰ってきたならたまには手伝って」と言ってしまうこともあるかもしれません。もちろん無理のない範囲で手伝うことは大切ですが、コミュニケーションをとることでパパの仕事の状況なども考慮し、労りの気持ちを示すことができるとよいですね。
その代わりに、日々休みなく家事に育児に奮闘しているママのために、たまにはリフレッシュの時間を確保するなど、お互いにうまく協力しあいましょう。
ダメ出しでやる気がなくなっている場合も
慣れていないパパが、普段やっているママよりもうまくできるはずがありません。ダメ出しをして、パパの育児参加の機会を奪ってしまうと、いつまでたってもパパは成長できません。
最初は多少のことには目を瞑り、「褒めて伸ばす」ことを意識するとよいでしょう。少し大げさなほどに褒めて、感謝をすることで、パパも気持ちよく家事や育児に取り組めるようになるかもしれませんよ。
夫婦で読みたい!笑って泣ける育児本
パパVerも「出産・育児ママのトリセツ」
反対に、『パパのトリセツ』という本ではパパを、ママにとって都合のよいイクメンに育てるために、うまくパパとしての自覚をもたせる扱い方が紹介されている本です。育児を少しでも楽にするには、まずは「パパを育てること」が大切だと書かれています。
どちらも、お互いが円満に過ごすためにどのように接すればよいのかを、ユーモアを交えて紹介している本です。