マイクロファイバークロスで洗車を!子どもと一緒に洗うコツと注意点
カー用品店やホームセンターの洗車グッズのコーナーでは、マイクロファイバークロスを見かけることが多くなりましたね。このクロスを使うと洗車が楽になるので、子どもにもお手伝いしてもらいやすくなりますよ。ここでは、マイクロファイバークロスの特徴や子どもと楽しく洗車を行うコツをご紹介します。
洗車で使うマイクロファイバークロスの特徴
水分を吸収しやすく乾きやすい
マイクロファイバークロスは水分を吸収しやすく乾きやすいという特徴があるので、洗車後の水分を拭き取るのに便利です。クロスがたくさんの水分を含んだ後は絞るとまた吸水性が復活します。絞って繰り返し使ってもたくさんの水分を吸収してくれるので、大きめのクロスが1枚でほとんどの水分を拭き取ることができるでしょう。
水分を拭き取るのに時間がかかると水滴が乾いてシミになることもあるので、短時間で済ませることが大切です。
クロスの繊維が細かく汚れを落としやすい
車のボディーには水垢や皮脂汚れ、砂汚れ、鉄粉、虫の死骸、鳥の糞など、様々な汚れが付着することがありますよね。綿の雑巾では落ちにくいこともありますが、マイクロファイバークロスなら頑固な汚れ以外はある程度落とすことができます。その後は気になった場所を念入りに掃除するだけでよいでしょう。
また、ボディー以外にも車内のダッシュボードやエアコンの吹き出し口、ドアのインナーハンドルなどの樹脂パーツを掃除するのにも毛羽立ちが少なく綺麗に掃除できます。
熱に弱く製品によっては耐久性が低いものも
シャンプーと水で汚れを流した車の水分を拭き取るときには使ってもよいですが、炎天下に晒されボディーが高温になっている状態で使うことや車内に放置するのは控えたほうがよいですよ。
また、洗濯機で何度も洗ったり、手洗いで強めに擦ったりするとダメージを受けやすいものもあるので、洗うときは手洗いで優しくもみ洗いするかネットに入れて洗濯機の「手洗い」「ドライ」などのコースで洗うようにすると長持ちするでしょう。
子どもが手伝うときにうまく洗車するコツ
まずは子どもができることを遊び感覚で
洗車をするときは水を使うので水遊び感覚で手伝ってもらいましょう。たとえば、散水ホースを一緒に持って車の好きな場所にかけたり、子どもは水鉄砲で車を狙ったりすると盛り上がりますよ。夏場の暑い日なら、車を水で流しながら時々子どもの頭から水をかけて楽しむのもよいでしょう。
友人ママに聞くと、暑い日は子どもに水着を着てもらい洗車を手伝ってもらいつつ、水浴びをして遊んでいると言っていました。
洗車が楽しいことだと思えれば、また自分から手伝いたい気持ちになってくれるでしょう。
クロスは使いやすい小さめサイズを用意する
クロスには色々なサイズがあるので、絞りやすい小さめのものを用意することをおすすめします。途中で何度か絞りながら水分や汚れを拭き取るとスムーズです。また、ドアハンドルの裏側やドアウィンドウの隅、エンブレムの細かい部分など、小さめサイズのほうが拭きやすいところもあります。
片手で動かしやすいぐらいのサイズがよいでしょう。小さめサイズなら子どもが使うときにも持ちやすく地面に引きずりにくいですよ。
洗車で重要な仕上げはパパやママが手伝う
子どもが担当してくれた部分も後でチェックして、気になるところがあればパパやママがもう一度やり直しましょう。軽い水垢汚れやガラスの曇りが残っているくらいなら、マイクロファイバークロスで拭くと綺麗にできますよ。
車がツヤツヤに仕上がるかどうかは最後の拭き上げにかかっているといってもよいです。上から下に向かって一方向に拭くこととボディ用と窓ガラス用にクロスを分けて使うことがツヤツヤに仕上げるポイントになります。
強く擦ると傷がつくことがありますので力加減に気をつけてくださいね。
子どもと一緒に洗車をするときの注意点
汚れがついても子どもをクロスで拭かない
特に子どもの肌は柔らかくダメージを受けやすいので、汚れがついても拭かないようにしましょう。ほかに綺麗なタオルがなくどうしても拭きたいときは、汚れを水で流してからクロスで優しく押さえるように水分を吸い取ってください。汚れを絡め取る力があるので、肌をゴシゴシ擦ると引っかかり負担となります。
敏感肌のママも手を拭くためにマイクロファイバークロスは使わないほうがよいでしょう。洗車のついでに水遊びをして髪の毛が濡れてしまったときに髪の毛の水分を抑えるために使う場合はOKです。