幼児期の自然体験が大切な理由。自然体験の効果や親子で楽しむ方法
自宅でできる自然体験のアイデア
隙間スペースで家庭菜園
最近は水耕栽培といって、土を使わずに水だけで栽培する方法もありますよ。室内で栽培することもでき、マンションにお住まいの家庭でも手軽に始められると人気です。害虫の心配も少なく、虫が苦手な子どもやママでもやりやすいでしょう。
家庭菜園で育てた野菜を使って、料理をすれば食育にもなります。苦手な野菜でも自分で育てたものなら食べられたということもあるので、あえて子どもの苦手な野菜に挑戦してみるのもよいかもしれませんね。
場所を選ばない天体観測
天体観測と聞くと、望遠鏡を準備して、星空のきれいな地に出かけて行うものというイメージが強いかもしれませんね。しかし、望遠鏡の扱いは小さな子どもには難しいといった問題もあります。
そのため、天体観測を行う際には、望遠鏡より双眼鏡の方がおすすめです。小さな子どもでも扱いやすく、月ならクレーターの様子まで観察することが可能ですよ。月の満ち欠けや位置をスケッチするのもよいですね。
お庭でキャンプごっこ
お庭にテントを張ることは難しいかもしれませんが、カセットコンロやバーベキューセットを使って調理をする程度であれば、ハードルも低いので実践しやすいでしょう。屋外で調理することが難しければ、食事をするだけでも風や太陽の陽気を感じらますよ。
色々道具を買ったものの、キャンプに行く機会が少ないという家庭もありますよね。せっかく道具があるのであれば、お庭や近くの河原などでキャンプごっこを楽しんでみてくださいね。
自然体験を楽しむための工夫を紹介!
まずは近所の公園へ!親が率先して遊ぼう
まずは公園に行き、親が率先して自然と触れ合うようにしてみましょう。難しく考える必要はありません。公園の草木の観察や鳥の鳴き声など、自然を見つけて子どもと一緒に感動を共有してみてください。石ころを集めるだけでも、子どもは楽しんでくれるものです。見つけた石がなにに似ているか、問題を出し合うのもいいですね。
行きなれた公園でも、見方を変えることで違った遊び方ができるものです。大人からすると「当たり前のこと」と思うようなことでも、子どもにとってはワクワクすることだったりします。まずは大人から、小さな発見を楽しめるようになりましょう。
虫かごなどの道具をそろえよう
捕まえた虫を虫かごに入れて、じっくり観察するのもよいですよ。また虫メガネで小さな虫や葉っぱを観察するのも、普段目に見えている世界とはまったく違い感動することでしょう。
これ以外にも、ハンドブックサイズの昆虫図鑑や植物図鑑などを持っていくと役立ちます。見つけたものを、その場で一緒に図鑑で調べて見ましょう。興味や関心が湧き、より楽しめますよ。
キャンプ初心者は調理が簡単なものにしよう
たとえばロールパンとレトルトシチューなど、「パンと汁物」の組み合わせは簡単です。ほかにはパスタもおすすめです。レトルトのパスタソースに、茹でたパスタを混ぜるだけ。子どもが大好きなソーセージは、色々な使い方ができるので持っていくと便利ですよ。あとはリンゴやバナナなどの果物は、小腹が減ったときに役立ちます。
食事以外にも、テントに車を横づけできるところ、整備されたトイレやシャワールームがあるところ、管理スタッフがいるところなど、設備が充実したキャンプ場を選ぶと初心者でも安心して満喫できますよ。
まとめ
最近では「自然の中で遊ぶ」ことに対して、見直されつつあります。アウトドアブームなどもあり、自然体験にチャレンジするよい機会です。次のお休みは自然体験をしに外に出かけてみませんか?子どもだけでなく、自然の中でママもリフレッシュできることでしょう。