優しい子どもになる子育て法は?ママの怒りを鎮めるコツや絵本を紹介
心が温まる「おくりものはナンニモナイ」
主人公の猫が、友だちの猫に贈り物をしようと考えるものの、友だちの猫はなんでも持っているのでよいアイデアが浮かびません。そんな中「ナンニモナイ」を贈ろうと思いついた主人公の猫は、「ナンニモナイ」を探すことから始めるというものです。
「ナンニモナイ」は形として目に映るものではありませんよね。相手を思いやる気持ちや、一緒に過ごす時間こそが大切なのだというメッセージが込められているのでしょう。
男の子のママに「おこだでませんように」
主人公の男の子は、何をやってもお母さんや先生に怒られてしまいます。男の子は、自分だけが悪いことをしているわけではないのに、どうして怒られるのだろうと考えます。
しかし、さらに怒られることが嫌なので、男の子はいつもいいかえさないのです。本当の気持ちを理解してもらうことができない男の子のことを考えると心が痛みますね。
ママに怒られたいと思う子どもはいません。子どもは、ママに褒められたかったり、笑っていてほしいと思ったりしていますよ。
おこだでませんように | 小学館
「ぼくは、いつでもおこられる。家でも学校でも…。休み時間に、友だちがなかまはずれにするからなぐったら、先生にしかられた」いつも誤解されて損ばかりしている少年が、七夕さまの短冊に書いた願いごとは…?
まとめ
相手を思いやる気持ちは、普段の生活や遊びの中から育まれます。ママは、少しずつ相手を思いやる気持ちを引き出すサポートをしましょう。
また、ママ自身が優しくなりたい場合は、自分のイライラを鎮める方法を知っておくとよいですよ。子育ては思いどおりにならないと割り切って、頑張り過ぎないようにしましょう。
ママと子どもで優しさを共有し、すてきな時間を過ごすことができるとよいですね。