育児中のママがイライラしている。育児の課題と解決方法とは
「子どもが生まれる前は優しかったママが、出産後はいつもイライラしている」と、ママの機嫌の悪さに困っているパパはいませんか?育児は体力面や精神面でも大変なことが多く、イライラの原因になることは珍しいことではありません。ここでは、育児の現状や課題、ママのイライラを軽減するための方法をお伝えします。
育児を取り巻く現状と課題について
育児の1日の流れについて
専業主婦の場合でも「毎日、家で何をしているんだろう?」と時間があるように思われがちですが、そんなことはありませんよね。朝早く起きてパパのお弁当や朝食作り、出勤の準備、掃除、洗濯など、午前中だけでもやることが山ほどあるでしょう。
また、昼食を食べた後も、子どもがお昼寝しているあいだに家事の続きや夕飯の下ごしらえ、夕方は子どもと散歩や外遊び、夕飯を食べたらお風呂に入り絵本の読み聞かせなど、子どもが寝つくまで気が休まる暇もないのです。
育児をこなす中で感じるつらさ
心が不安定になると自分でも気づかないうちにストレスが溜まっていき、些細なことでイライラして心身ともにつらさを感じるようになります。ママがつらそうなときは、「いつも頑張ってくれてありがとう」と感謝を伝えることが大切ですよ。
また、「つらいときは無理をしないようにしよう」とパパが声を掛けるだけでも、ママの心が落ち着くかもしれませんね。
家事の種類はこんなにもたくさん!分担方法や名もなき家事について - teniteo[テニテオ]
普段なにげなくこなしている家事って大変な仕事ですよね。家事には休みがないので、共働きの家庭や小さい子どもがいる家庭では特に、負担がかたよりがちなママは大変です。家事の大変さを家族に理解してもらい、分担できれば気持ちに余裕が持てますよね。そこで、家事の種類を確認し、分担方法について考えてみましょう。
「ワンオペ育児」って何?
パパが仕事で帰りが遅かったり、単身赴任だったり、パパに頼れない場合はワンオペ育児となるので、ママに大きな負担がかかってしまいますよね。先ほどご紹介したように、共働きの家庭の増加とともにパパの育児参加時間は増えてきてはいます。しかし、核家族化が進んでいるため、近所に頼れる人もおらず孤立するママもいるのが現状です。
ワンオペ育児でも、安心して過ごせる環境を整えていくことが今後の課題といえるでしょう。
育児でのイライラの真相を探ってみよう
ママの苛立ちの原因について
「おしゃれを楽しみたい」と思っていても、一般的に男性は自分のやりたいことを優先させるのに対し、女性は自分のことを後回しにして育児を優先する傾向にあります。その一例として、家族でお出かけをして帰ったとき、パパは疲れて寝てしまってもママは睡眠よりも夕飯の支度や家事、育児を優先していますよね。
パパの過ごし方が、ママのストレスになっている可能性もありますよ。
子育ては家族みんなで協力しよう!ママ一人で抱えず負担を減らす方法 - teniteo[テニテオ]
子どもはかわいいものですが、とにかく大変!ママのことなんてお構いなし。泣きたいときに泣いて、甘えたいときに甘えてきます。頑張り屋さんのママは息抜きができず、育児が辛くなってしまうことも。「最近育児がしんどいな」と思っているママが少しでも元気になれるよう、育児の負担を減らす方法をご紹介します。
パパだってつらい!夫の気持ち
ママの負担を減らそうと育児や家事を頑張っても「洗い物のすすぎが十分ではない」「子どものお世話が下手」など、厳しく指摘されると落ち込んだり、ママの態度にイライラしたりするパパもいるかもしれません。
心に余裕が持てず、パパに当たってしまうママはたくさんいます。ママが少しでも穏やかな気持ちで過ごせるように、たまに手伝うという接し方ではなく、日ごろからできることを積極的にこなすことが大切ですよ。
ママが本当に望んでいることとは?
ママによってもパパに望むことは違い「休日くらい子どもと遊んで欲しい」と思う方もいれば、「子どもとばかり遊ばないで家事を手伝って欲しい」という方もいるでしょう。また、子どもとの生活は予定どおりいかないことがほとんどなので、ママがパパに望むこともそのときの状況によって違う場合もあります。
ママのストレスを減らすには、ママの話を聞くことが大切です。ママの考えを理解して、パパができることを考えてサポートするという体制が必要かもしれませんね。