30代のスキンケアは保湿が命!正しいケア方法と保湿力の高い化粧品
30代になると肌が乾燥しやすくなり小じわも目立ってくるようになります。毎日のスキンケアでどうにか改善できればと思っても、育児や家事などで忙しいママには、なかなか余裕がないのではないでしょうか。保湿力を高めるためには、乾燥の原因や正しいスキンケアを知ることが大切です。
30代の肌が乾燥しやすいのはどうして?
肌のターンオーバーが遅くなる
20代のきれいな肌のときは28日周期ですが、30代になると40日、40代になると55日ぐらいにもなるようです。このようにターンオーバーが遅くなると、肌の表面に古い角質が残ってカサカサと乾燥しているようになります。
また、古い角質は毛穴を詰まらせ、いくら保湿をしてもなかなか潤いが角質層の奥まで浸透してくれません。その結果、肌が乾燥しやすくなることが多いです。
子育て中のママの場合は、子どもと公園で遊んで紫外線を浴びる機会も多いということも、ターンオーバーが乱れやすい原因となります。
肌の潤いやツヤを保つセラミドが減少する
乾燥して肌のバリア機能が低下していると、紫外線や摩擦などの外的ダメージを受けやすく、乾燥した状態が続いたり、さらに悪化したりしやすくなります。
セラミドが減少するのは、上記でご説明しましたように30代になるとターンオーバーが遅くなるためです。セラミドは肌のターンオーバーによってつくられますので、ターンオーバーが遅くなることでセラミドがつくられるのも遅くなり、乾燥が進みます。
生活の乱れや育児のストレスも肌にも影響
ほかにも、育児のストレスも肌の乾燥に影響しているのをご存知でしょうか。ストレスを溜め込んでしまうと、ホルモンバランスが乱れて肌の新陳代謝が悪くなることが原因です。肌が乾燥する以外にも、くすみや毛穴の開き、インナードライ、バリア機能の低下など、さまざまな肌トラブルを引き起こします。
規則正しい生活をしたり、育児のストレスを溜めないようにしたりすることはむずかしいかもしれませんが、少しでも改善できるように気をつけましょう。
30代の乾燥肌に適したスキンケアは?乾燥の原因と保湿ケアの方法 - teniteo[テニテオ]
30代になると、年齢とともに進む肌の乾燥に悩むママが増えてきます。けれど日々の家事育児に追われて、自分の肌のお手入れがしっかりできない…というのが現実ですよね。そこで今回は、育児中でもできる30代の乾燥肌対策のコツをご紹介していきますので、一緒に乾燥肌の改善を目指しましょう!
保湿力を高める30代の正しいスキンケア
保湿効果を上げるスキンケアの順番
1.洗顔
2.化粧水
3.美容液
4.保湿クリーム
5.UVケアクリーム
化粧水や美容液などは化粧品のメーカによって順番の違うものがあるかもしれません。朝は洗顔料を使わず、水かぬるま湯で顔の表面についた埃を流すぐらいでもよいですよ。また、熱めのお湯で洗うと、より乾燥しやすくなりますので、冬でも32度ぐらいの温度のお湯にしましょう。
夜は、洗顔の前にクレンジングでメイクをしっかり落としてください。朝も夜も洗顔後にすばやく保湿することもポイントです。なにか用事をしてからと思っていると、どんどん肌が乾燥してしまいます。
肌質に合わせたスキンケアで保湿力UP
乾燥肌の場合は、あまり洗浄力の強くない洗顔料を使ったり、洗顔のときに強く擦らないようにしたりして、肌に必要な水分や油分を取りすぎないようにしましょう。
意外に多いのが、肌がベタベタしているから脂性肌だと思ってしまうことです。肌の乾燥を抑えるために、皮脂の分泌量が増えているだけかもしれません。この場合は乾燥を予防するためにしっかりと保湿することが大切です。
保湿効果の高い化粧品を選ぼう
【保湿効果の高い成分】
・セラミド
肌の隙間を埋めている角質細胞間脂質の約40%を占めていて、肌の水分保持には欠かせません。
・ヒアルロン酸
水分を保持する力が高いです。肌の弾力を与える効果もあります。
・コラーゲン
ヒアルロン酸と同じように水分を保持する効果があり、肌表面にとどまり乾燥を防ぎます。外部から刺激をやわらげる効果もあります。
・エラスチン
コラーゲン同士を結びつけてコラーゲンを維持します。肌の弾力維持にも必要な成分です。