年子や三つ子の子育ては大変!準備と気合で楽しく育てよう
子どもが1人でも、育てていくのは大変なですよね。しかし、年子や三つ子となると、子どもが1人の家庭に比べると倍以上に忙しくなったり出費が増えたりと、出産前からしっかり準備をすることが大切です。ここでは、年子や三つ子の子育てはどのようなところが大変なのかや、楽しいと感じる点もご紹介します。
目次
- 年子や三つ子の意味と出産前の準備
- 年子と三つ子、それぞれの意味
- 出産までに準備しておくとよいもの
- 年子や三つ子を出産する前にしておく心構え
- 大変なことだけでなく、楽しさもある年子
- 子どもにかかる費用が割引になる
- 上の子に手がかかるのに妊娠し大変になる
- 一度に終わる年子の子育てを楽しもう
- 大変でも大きな喜びがある三つ子の子育て
- 地域のサポートも利用して楽しく子育て
- 成長も三つ子同時で、手がかかる子育て
- 子ども同士のケンカも喜びも大きい三つ子
- 妊娠中からパパと話し合って準備をしよう
- 年子や三つ子の子育ては、パパの協力が必須
- 子育てに手がかかる分、家事を手抜きしよう
- 先輩ママからアドバイスを聞くのも大切
- まとめ
年子や三つ子の意味と出産前の準備
年子と三つ子、それぞれの意味
年子は、一つ違いで生まれたきょうだいのことをいいます。「きょうだいが1学年差の場合は年子」と思っている方が多いですが、上の子が生まれた翌年の12月31日までに下の子が生まれた場合が年子になります。
また、1学年差なだけでなく、上の子が2歳の誕生日を迎えるまでに下の子が生まれた場合も年子です。2学年違いでも、下の子の誕生日によって年子になることがあるのですね。
出産までに準備しておくとよいもの
年子の場合は、上の子が使っていたベビー服などを活用できそうですね。ベビー布団やベビーベッド、バウンサーなど、上の子が使わなくなったものは買わずに使いましょう。上の子がまだミルクを飲んでいる場合は、生まれてくる赤ちゃん用に授乳グッズを買い足してくださいね。
三つ子の場合は、一から色々なものを買い揃える必要があります。特に、三つ子は健診などに行くときの移動が大変なので、多人数用のベビーカーや車移動の方はチャイルドシートを揃えましょう。
年子や三つ子を出産する前にしておく心構え
~年子の場合の心構え~
・お兄ちゃん(またはお姉ちゃん)が赤ちゃん返りする可能性がある
・上の子が歩けるようになっているので、危なっかしくて目を離すことができない
・お兄ちゃん(またはお姉ちゃん)がイヤイヤ期に入るとさらに大変さが増す
~三つ子の場合の心構え~
・一日中3人の赤ちゃんのお世話につきっきりになる
・おむつ交換や授乳など、常に誰かのお世話をしなくてはならず寝不足になる
・一人が泣くと全員泣き出すことが多く、あやすのが大変
大変なことだけでなく、楽しさもある年子
子どもにかかる費用が割引になる
例えば、保育園では、0歳から保育園に入れる場合などは2人目の保育料が割引になるところが多いです。2人目の保育料の割引は、1人目の年齢によっては対象外になることがあるので、年子の場合は確実に割引制度が活用できます。
2019年の10月からは幼児教育無償化がスタートしたので、3~5歳までの子どもがいる家庭は幼稚園や保育園、認定こども園が無料で利用できます。保育園や幼稚園での費用は子どもが2人いると高額になるため、無償化はありがたい制度ですよね。
上の子に手がかかるのに妊娠し大変になる
例えば、つわりがある場合は、手のかかる上の子のお世話をするのは厳しいですよね。幼稚園くらいの子だと「ママは赤ちゃんがお腹の中にいて体が辛いから、ちょっとお休みするね」など、子どもに言葉で伝えることで理解してもらえます。しかし、まだ会話もままならない年齢だと、ママの体の状態を理解することは難しいですよね。
ママが横になっても上に乗ってきたり、「ママー」と泣いたりなど、なかなかゆっくりさせてもらえないので体調が悪いときは辛いかもしれませんよ。
一度に終わる年子の子育てを楽しもう
小さなころは2人のおむつを交換する、お風呂に入れる、ご飯を食べさせる、抱っこをするなど、2人とも自分でできることが少ないためお世話しなくてはならず、ママの負担は大きいでしょう。「毎日が嵐のように過ぎていく」と、年子のお世話に疲れ切ってしまうママもたくさんいるようです。
年子は大変な時期もありますが、子どもたちが成長してくると一気に手がかからなくなります。子育てが一度に終わるところは、大きなメリットといえるでしょう。