育児と介護の同時進行がつらい!将来に備え支援制度や窓口を紹介
育児支援を行う子育て世代包括支援センター
厚生労働省は、「今の家族は就業、家事、ケア(子育て、介護)に追われており、とくに乳幼児期は親の負担が高まりやすい」としており、子育て世代包括支援センターのサポート内容には、妊婦や子育てに関しての支援だけではなく、ダブルケア家庭をサポートし、育児、介護の相談に応じることも含まれています。
相談方法はセンターの窓口を訪ねる以外に、メール、電話などがあります。地域に出張し、身体測定や育児相談をしてくれることもあるので、介護で家を長時間離れることが難しいママでも、無理なく利用することができますよ。
コミュニティーや情報収集できるツール
同じようにダブルケアで悩む人たちと交流を持つことで、励ましあったり、情報交換ができたりして、心が軽くなることも多いようです。
また、一般社団法人ダブルケアサポートのサイトでは、ダブルケアについての様々な情報だけではなく、ダブルケアの体験談や各地セミナー開催のお知らせなども載っています。
ダブルケアサポートで作成された冊子は、専門職の講座でも使用されており、購入し郵送してもらうこともできます。
これからダブルケアに直面する家庭も、このようなツールを利用し情報収集しておくと、いざというときに役立ちますね。
まとめ
ダブルケア世帯は優遇して支援を受けられることも多いので、そのような制度をどんどん利用し、子どもと過ごす時間を増やしたり、ママがほっと一息つける時間を作って欲しいと思います。
介護はいつ始まり、いつ終わるか分からず不安が大きくなってしまいます。前もって準備を進めておくことと、家族に協力してもらうことで、少しでも不安や負担を減らすことができるのではないでしょうか。