ママは怒っているのに子どもが笑う。その裏にある理由と叱り方
子どもを叱ったあとの対応の仕方を知ろう
しつこく叱らずにできたことを褒めよう
できなかったことをしつこく叱るより、少しでもできたことに目を向けて褒めてみてください。子どもは、嬉しいことや楽しいことが大好きです。楽しい気分は、子どものやる気を引き出します。
してほしいことが少しでもできたときは、思いっきり褒めてみましょう。気づけば、叱る回数が減っているかもしれませんよ。
どちらかは聞き役に!パパとママで役割分担
怒っているときに笑う子どもは繊細なことが多く、両親一緒に叱ってしまうと追い込まれて深く傷つくことがあるかもしれません。パパやママのどちらかが叱っているときは、一方は聞き役に回るようにしましょう。
叱られている子どもの態度を見て、ついつい口出しをしたくなるかもしれません。しかし、笑っていたり、反省しているように見えないからといって、両親そろってガミガミ叱りつけるのは禁物です。ここはぐっとこらえてくださいね。
叱りっぱなしにせずにコミュニケーションを
叱った後には、子どものいい分を聞くことも大切です。子どもによっては、叱られたことによるストレスを受け止めるのが苦手な場合があります。そのため、対峙して目を直視するなどさらなる威圧感を与えてしまわないよう、話しやすい雰囲気を作りましょう。横に並んで座ったり、親の膝の上に乗せたりして話をするとよいですよ。
また、子どもの素直な気持ちが聞けたら、親がそのときに感じた思いを伝えてみるのもよいですね。さらに、今度はどうすればよいか一緒に話しあえば、次につなげることができます。
まとめ
叱ったときにへらへらしたり口答えをしたりする子は、実はとても繊細で傷つきやすい場合があります。間違った叱り方で無意味に子どもを傷つけてしまわないように、今回紹介した叱り方のコツを参考にしてみてください。