パパと赤ちゃんの生活をもっと楽しく!パパ見知りやお留守番について
近年、育児に参加するパパは増加傾向にあります。しかし中には「もっと積極的に関わってほしい」と思うママや、赤ちゃんのパパ見知りが始まり「パパの育児への関わり方」で悩んでいるママもいるかもしれません。今回は、「パパ見知り」「お留守番」のときも、ママが安心してパパに育児を任せられる方法を紹介します。
パパに育児に積極的になってもらうには?
おむつ替えやお風呂やミルクを頼んでみよう
パパが育児に消極的なのは「やりたくない」のではなく「なにをしたらよいのかわからない」だけかもしれません。そのため、おむつ替えやお風呂、ミルクを頼んでみましょう。
ミルクをあげることで、親子の距離がぐっと近づきます。また、昼間は仕事で一緒にいられないパパにとって、赤ちゃんとのお風呂タイムは親子の絆を深める絶好のチャンスといえるでしょう。ママがお世話するのが当たり前ではなく、時間帯やお世話の種類で分担を決めて行うようにしてみてください。
積極的に成長の様子を伝えて相談もしよう
また、洋服や育児グッズを買うときは、ママが1人で決めてしまわず、パパにも相談してみてください。育児グッズにはなにがあり、どのような物が必要かを知ることも、パパが育児に積極性を持つためには大切ですよ。
また、パパ好みの育児グッズがあれば、パパの育児参加へのモチベーションを高めてくれるかもしれません。好みは夫婦で違いますが、ぜひパパの意見も取り入れて選んでみましょう。
上手にできなくてもパパをほめてあげよう
ママに比べて赤ちゃんと関わる時間が少ないパパは、ママと同じようにできなくて当然といえます。上手にできなくてもパパの「赤ちゃんのお世話がしたい」「少しでもママの助けになれば」という思いを大切にしましょう。
ここはママが大人になって、上手にできなくてもパパをほめてみてください。きっとママの言葉が、パパの育児へのやる気を高めてくれますよ。また「ありがとう」の感謝の気持ちも、忘れずに伝えましょうね。
パパ見知りについて知っておこう
生後6カ月頃からパパ見知りが始まることも
パパ見知りとは、多くの子どもの成長過程で起こる人見知りの一種で、一般的に生後6カ月頃から始まるといわれています。これは赤ちゃんが、ママとパパ、それ以外の周囲の人物と自分との関係性を認識しだしたことを意味します。またママとの愛着形成がうまくいっている証でもあります。
パパ見知りは、赤ちゃんによって差があるものです。ほとんどパパ見知りしない子もいれば、おむつ替えやお風呂などお世話全般を嫌がる子、抱っこ以外はパパでも平気という子もいるのです。
パパ見知りが始まったときの対処法
パパ見知りの表れ方は、赤ちゃんによって様々です。まずは、パパでも大丈夫なお世話を探してみてください。中には、お世話全般を嫌がる赤ちゃんもいるかもしれません。その場合も、「一緒に遊ぶのはパパでも平気」という子は、意外と多くいますよ。パパ見知りの時期は、パパでもできる赤ちゃんとの関わり合いを見つけて、行うことが大切になります。
パパに慣れさせようとして、「無理に抱っこをする」などは避けてください。逆効果となり、パパ見知りを長引かせてしまうこともあります。
パパが育児に自信をなくさなくても大丈夫
「パパ見知り」は、赤ちゃんが順調に成長しているからこそ起こるものです。また将来の人間関係や心の成長に欠かせない「ママとの愛着形成」がうまくいっている証でもあります。パパ見知りは「パパが嫌い」ではなく「ママでないとダメ」で起こるもの。子どもの長い成長過程でみれば、ほんのわずかな時期といえます。
きっと体を動かしてダイナミックに遊ぶ年齢になれば「パパがいい!」といってくれる日がくることでしょう。そのときを心待ちに、温かく見守ってみてくださいね。
パパと赤ちゃんでお留守番するときの対策
まずは午前中の短時間から
しかし、ママは出産してから赤ちゃんのお世話に付きっきり。たまには息抜きに美容院に行ったり、買い物に行ったりしたいですよね。そこで、パパと赤ちゃんでお留守番ができるように練習をしてみましょう。
はじめてお留守番をお願いするときは、まず午前中の短時間からチャレンジしてみましょう。午前中は赤ちゃんが比較的機嫌がよいことが多く、パパの負担が少なくて済みます。授乳が済んで次の授乳までの2~3時間程度なら、あまり準備をしなくても大丈夫なので、ママも出かけやすいですよ。慣れてきたら徐々に4時間、半日など伸ばしていけるとよいですね。