赤ちゃんが夜中に話すって本当?寝ながら感情を表す寝言泣きを知ろう
睡眠中に赤ちゃんが話し出したときの対応法
基本的には放っておいてもOK
朝にすぐに目覚められるのは脳が働いている浅い眠りのときですが、寝言泣きの途中で起こされるのはこのときの状況に似ています。それなので少し声をかけたり抱っこしたりすると目が覚めやすいのですね。
速やかに再び寝つけばよいのですが、授乳されたりあやされたりすると赤ちゃんは寝つくのが難しくなる場合もありますよ。低月齢の時期は「泣いたらおっぱい」が基本ですが夜間の授乳間隔が1時間くらいしか空かないのは、おっぱいが欲しいのではなく寝言泣きしているだけなのかもしれません。
寝言泣きの場合は、声をかけずに静かに見守っていると数分後に眠ってしまいますよ。
泣き声が激しくなったら夜泣きの可能性も
また、新生児期よりは視力が発達して焦点が合ってきますし、目の前で動くものを追視できるようになります。知能が発達してきて人見知りしたり、外での体験に興奮したりすることが多くなってくるでしょう。
すると興奮が夜まで続いて眠れなかったり、途中で起きて夜泣きしたりするのかもしれませんね。夜泣きのときは一人では寝つきにくく、だんだんと泣き声が激しくなっていきます。
2~3分様子を見て泣き止まなかったら、やさしく頭を撫でたり背中をトントンしたりして赤ちゃんが落ち着けるようにしましょうね。
今しか聞けない赤ちゃんの寝言を楽しもう
「うー」と力むような寝言を言ったと思ったら、ぷりぷりと寝ながらうんちを出した子もいます。寝ながら「ヒッヒッ」と引き笑いしていた子もいますよ。
お昼寝中なら、寝言中の赤ちゃんの表情も見られますよね。新生児期は無意識の筋肉の動きで目が少し開いたり、口がもごもご動いたりして見ていて飽きません。少し大きくなった赤ちゃんも泣きそうな表情をしたり幸せそうに笑ったりして、とてもかわいいですよ。
寝言泣きで赤ちゃんが泣くとママはあやしたくなりますが、途中で起こすと嫌な記憶が残りやすいといわます。極力起こさない方がよいかもしれませんね。
まとめ
寝言泣きは新生児期から見られて1~2歳くらいで減る場合が多いです。寝言泣きのときは赤ちゃんを見守り起こさないようにしましょうね。
2~3分見守り泣き方が激しくなるようなら、頭を撫でるなどして落ち着けるようにしましょう。頻回授乳がある低月齢ではおっぱいを求めている場合も多いので、見守っても泣き続ける場合はおむつやおっぱいなどのお世話が必要ですね。